プロテインウォーターのCM ゴリマッチョ×細マッチョ
更新日: 2011-01-12 (水) 00:30:00
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| プ/ロ/テ/イ/ン/水/の/CM
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| ゴリ×細 ゴ/リ/マッ/チョの表記:五里抹躇
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| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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「――――五里抹躇!」
その声に、その場に居た全ての五里抹躇たちが振り向く。
無理もない。自分たちとはほとんど真逆の、花のような存在。
その中でも群を抜いて華やかな彼が、もし自分を呼んでいるのだとしたら。
「あッ、ちょっと、待てって!五里抹躇!!」
だが俺だけは、そんな浮わついた顔(まあ細抹躇から見れば大した違いは
ないだろうが)をしている奴らの間をすり抜け走った。いや、逃げた。
「五里抹躇!!!」
いつも感心するが、あの有象無象の集団の中、よく俺を見分けられるものだ。
最初は偶然かと思ったが、将太さんはちゃんと俺が俺だと判って
声をかけているようだった。
「……、……っ……はっ……」
乾いた下駄の音が追ってくる。
先程振り返り様ちらりと見えた彼は、可愛らしい浴衣を来ていた。
走りにくいだろうに、やたら速い。こっちも結構本気で走っている。
それにしても今日はしつこい。いや、しつこいとは語弊があるか――――。
おそらく全力で俺を追う将太さんを振り切るため走り続けたおかげで、さっきの
横丁からはだいぶ離れた寂しい通りに来てしまっている。
ふと、ずっと背後に聞こえていた下駄の音がしないのに気付く。
「……………。」
立ち止まる。滑稽にも辺りを見回して彼を探してしまう。
だが自分の呼吸も落ち着いてくると、そこはもはや耳が痛くなるほどの静けさと、
月明かりがあるばかりだった。
諦めた、のだろうか。
「――――!」
恐れを抱いたすぐ鼻先の角から将太さんが現れ、安堵と困惑が同時にやってくる。
途中で鼻緒が切れてしまったのか、彼は裸足だった。
「………なんで、逃げるんだよ………。アンタは俺を助けてくれただろ……」
「………………。」
手にしていた下駄をその場に投げ捨て、将太さんが走り寄ってくる。
ぶつかりそうな勢いだと思った。いや、ぶつかった。
いや、もっと正確に言えば抱き付かれた。将太さんに。
ふわり、何か良い香りがして俺は頭が真っ白になった。
「……しょ、……将太、さ…ん……」
思わずその名を呼んでしまうと、彼が目線を合わせてくる。
「………俺の名前、知ってんだ……」
「……将太さんのことを知らない奴なんて、居ないと思いますけど……」
「なんで?」
彼が形の良い眉を寄せた。
「………綺麗だから………」
言ってしまってから、物凄く恥ずかしくなる。
あ、いや、と無様に取り繕う俺の頬に将太さんの指が這わされた。
「……じゃあ、アンタも……俺のこと知ってた……?」
*******
2ヵ月ほど前のことだ。
将太さんは良く夜に走っていた。
俺もトレーニングを兼ねて、そんな彼の後ろを走っていた。
軽い……いや立派なストーキングだ。
ある夜、数人の五里抹躇が将太さんを襲った。
「やめろ!」
正直、五里抹躇が細抹躇を拐かすというのは良くある。将太さんもそれは
知っていたかもしれないし、彼の性格上、それを気に病む質ではないだろう。
でも俺は耐えられなかった。
考えるよりも先に将太さんから五里抹躇を引き剥がしていた。
「早く、逃げて!」
だが多勢に無勢とでも言うのだろうか。その場で将太さんを逃がしきるのは
無理だった。
仰向けに押し倒された彼からまた五里抹躇を引き剥がし、将太さんの上に覆い
被さり、とにかく奴らが諦めるまでそうしていたのだ。
「やめろ!死んじまうぞ!」
将太さんが叫び――――こんなことで死にはしないが――――五里抹躇たちは
去っていった。
*******
「……ずっと……ありがとって言いたかったのに、アンタいっつも逃げちゃうし……」
「……あの……もうちょっと、離れませんか……」
しなやかな将太さんの身体が絡み付くように俺に密着している。
拷問以外の何物でもない。
「やだ。やっと捕まえたから離さねえ」
おまけにこの香りがいけない。
何かフェロモンでもでているのだろうか。首筋に鼻を押し付けたくなる。
「なあ、五里抹躇は俺のこと、嫌い………?」
そんなわけないでしょう。
「そ、そんなこと、ないですけど……」
「俺はねえ…………惚れた」
将太さんは不敵に微笑むと、キスした。
俺に。俺の、唇に。
「……………!」
2度、3度、口付けられ、それから一気にそれが深くなった。
だが、されるがままだったのもそこまでで――――将太さんの舌が絡んできた瞬間、
俺は細い身体を抱き返し、その唇を貪った。
「………ン……ッ……んん…………」
浴衣の上から良く締まった尻を揉みしだくと、将太さんが声にならない悲鳴をあげる。
空いている手で髪を撫でながら耳を擽ると、色っぽい声を出しながらしがみついてきた。
「……ヤバかった……」
「す、すんません……」
唇が離れると、拗ねたように将太さんが呟いたので、俺は慌てて謝った。
「ううん。すげえ気持ち良かった。………ちょっとイキそうだった」
「えっ」
将太さんが壮絶に艶っぽい目をして微笑う。
「もっと五里抹躇とエッチなことしたいなあ………」
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ ヒトリデコソーリミルヨ
| | | | ピッ (・∀・ )
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