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メタルギアソリッド1 ヘタレ眼鏡博士陵辱

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 | __________  |     金属ギアソリッド1、
 | |                | |     ヘタレ眼鏡博士陵辱ビデオだってさ
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 彼は眼鏡のレンズ越しに、じっと己の手を見つめていた。
 左手に巻かれた白いハンカチ、その下には傷跡と呼ぶほどのこともない、ひきつれた皮膚があるはずだ。
 狼犬たちに残飯をやっていたとき、まだ仔犬と呼べるような小さな犬に噛まれた跡だ。狼犬たちの主、スナイパーウルフはその手にハンカチを巻き「後で医務室へ行っておけ」と静かに云った。
 深い傷でもない、人に見せるのも面倒だった。それともうひとつの燻る感情があり、エメリッヒは医務室へは行かずにそのままにしておいた。
 あれはどれくらい前のことだったか?ついこの間の出来事のはずなのに、随分と昔のような気もしている。この雪と極海に閉ざされた暗い島は時間の感覚を狂わせる。
 左手に巻かれたハンカチをほどくとエメリッヒの予想通り傷は殆ど塞がっており、生まれ変わったばかりの薄い皮膚がそこに張りつめていた。
 彼はしばらくその部分を見つめた後、ハンカチを丁寧に畳みロッカーにしまい込んだ。

 背後から兵士の声がかかる。
「博士、時間だ」

 数人の兵士に連行され、地下基地へと向かう。拘束こそされてはいないがエメリッヒには抵抗するつもりはない、自分にその力がない事は分かっていた。
 地下基地で静かに起動の時を待つ最終兵器REX、それはエメリッヒが創り出したものだ。だが今はもう彼のものではない、数時間前に武装蜂起したテロリストに奪われた。
 エメリッヒはREXの開発主任としてテロリスト達に核ミサイル発射のプログラムを強いられていた。彼は一部の分野でのみ発揮される頭脳の冴え以外は、無力で只の痩せた男だ、逆らえるはずもない。
 地下基地、司令室のマシンにエメリッヒは命ぜられるまま研究室で組んだプログラムを入力した。
「…僕に出来るのはここまでだ」
 背後でその動向を見つめていたテロリストのリーダーを振り返る。
「これで起爆コードを解除すれば、すぐにでも核攻撃が出来るだろう。起爆コードを解除する事が出来ればね」
 その台詞はエメリッヒのせめてもの反抗のつもりだった。癖なのか、眼鏡のブリッジを押し上げながら不敵に笑おうとする。
「起爆コードの解除には鍵が必要だ、PALキーがね。そしてそれは僕らREX開発の極秘部分に関わる者たちにも明かされていない。…こうして僕たちを利用しても君たちの思い通りになどゆくものか」
 細く、弱々しい姿から発せられるエメリッヒの抵抗に、リーダーは酷薄に笑い、片腕でエメリッヒの襟首を締め上げた。
「それではお前は用済みだな。他の手段を考えるとしよう」
 そして兵士達に、連れて行けとエメリッヒの痩躯を突き飛ばす。
「そいつはもう只の人質だ、好きにしろ」

 再び軟禁場所である研究室へと連れてこられた途端に、一人の兵士がエメリッヒの腕を掴んで作りの安い椅子のひとつに無理矢理その身体を押しつけた。
「…!…何を…」
 兵士は息を飲むエメリッヒの股間を堅いジーンズの上から強く握る。衝撃に苦鳴を漏らすエメリッヒに兵士は口の端をつり上げて笑う。
「ボスのお許しが出た。お遊戯の時間だ、博士」
 その行為、下卑た顔つきと言葉、彼の背後で笑う兵士達の様子にエメリッヒは自分の身に何が起きようとしているのかを悟った。身体中の血が一気に下がる。
 咄嗟に抵抗しようと椅子から立ち上がる、押さえつけていた腕は予想外に容易く彼を解放した。そのままの勢いで部屋の出入り口まで走ろうとしたエメリッヒは何かに足を取られ、盛大に床に転がった。
「合衆国が要求をのまない限り、この島からは出られませんよ、博士」
 駆けだした彼の足を蹴りとばした兵士は愉快そうにエメリッヒを見下ろしている。
「リミットまで、せいぜい楽しませてくれ」
 その声が合図になったように、男達の手がエメリッヒの痩躯に伸ばされる。
「やめろ…っ!」
 遺伝子強化された兵士達の屈強な腕は、ひ弱な科学者の必死の抵抗をあっさりと押さえ込み、着衣を剥ぎ取るようにして下肢を露わにする。
「いやだっ…離せっ!」
 あられもない格好に剥かれてもなお、男達に掴まれ、床に押さえつけられて満足に動かない手足を振り回そうとエメリッヒは抵抗を続ける。
「…お姫様は意外と強情だな」
 醒めた声が降ると同時に下腹をしたたかに殴りつけられ、瞬間、呼吸が止まる。
「っぐぅ!…あぐ、げはっ…」
 激しく咳き込み、のたうつ身体に幾人もの手が這いずる。その手は残った衣服の下にも潜り込んで肉のない胸を掴み、押し揉むように乱暴な愛撫をくわえてゆく。
 エメリッヒはその手の感触に身を震わせる。こんな暴力に快楽などありようはずもないのに、性器を弄ばれると身体は敏感に反応を返してしまう。
「や…あっ…いやだ…ぁ…いや…やめ…」
 頭を打ち振りその感覚を拒絶しようとするが、敏感な先端を指先でえぐられると、痛みと、そして背中合わせのような強烈な快感がそこに生まれ、呆気なく達せられてしまう。

「ほら…博士、あんたのだ…」
 放たれたもので、ぬらぬらと白い液にてかる手がまるで愛おしむような仕草で頬を撫でまわし、その指を強引にエメリッヒの口に付き入れた。犯すような動きで中をかき回される。
 口内を蹂躙していく濃密な生臭さと味にむせ返り、思わず指に噛みつくと、途端に強く顔を張られた。
「可愛くないな。いい歳して、大人しくできないならもっと酷くしてやろうか?」
 更に数箇所を殴られる。蹴られたような気もする。
 それから身体を無理矢理うつぶせられた。裸の腰を高く上げさせられ、咄嗟に閉じようとした足も大きく開かされた。何の準備も施されていない小さな秘部に男の熱い質量を持つものが押し当てられる。
「…!!や…ぁ…!」
 怖い。それだけは怖い。動かせない身をよじって何とか逃れようとするエメリッヒを、それは無慈悲に貫き、引き裂いた。
 痛みはもはや声にならず、咆哮じみた悲鳴があがる。痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、他の言葉を忘れたかのような悲痛な叫びを無視して、男は腰を打ち付ける。
 その衝撃を堪えようと無意識に頭を床に擦りつけた。眼鏡のフレームが軋み、顔に浅い傷を付けたが、その小さな痛覚はもはや麻痺している。

「うるせえな…おい、黙らせろ」
 別の男が髪を掴んで顔を上向かせる。無理矢理開かされた口に男の昂ぶりが喉の奥まで押し込まれた。指とは比べものにならない圧迫感にエメリッヒは眼を見開く。
「今度は歯立てるんじゃねえよ、殺すぞ」
 その声とほぼ同時に乱暴に髪を掴まれたまま揺さぶられる。肉塊が口内を往復し幾度も喉奥を突いた。息が出来ない。ただ、涙と飲めない唾液がこぼれ落ちる。
「んんっ、ぐっ、う…んぅ、ん…」
 前後から犯される苦痛に翻弄され続け、エメリッヒの意識が遠のきかけた頃、腰に打ち込まれ続ける楔がその勢いを更に激しいものに変え、やがて体内奥深くに濁流が注ぎ込まれた。
 その生々しい熱に生理的な嫌悪と嘔吐感を覚えるも、吐き出せる先はどこにもない。力を失った男のものがずるりと引き抜かれる感触にさえ痩躯は戦慄く。
 そして解放されたのもつかの間に、別の男のすでに硬度を持った屹立が、白濁がこぼれる窄まりに再度ねじ込まれる。
 腰を掴んで揺さぶる動きに先の男が放ったものが混じり合い、ぐちゃぐちゃと濡れた音が加わる。それに男達の劣情は更に煽られたが、エメリッヒにはもうどこか遠い世界の音だった。
 身体の感覚は遠く、いつしか意識は宙を漂う。思考を支配するのは、ただ早くこの時間が終わってくれと。その前にここで殺されるかもしれないなと。
 虚ろな眼差しになりゆくエメリッヒの口内を犯し続ける男は、昇りつめる寸前に彼を苛み続けた凶器を引き抜いた。直後、その髪に、額に、鼻梁に、レンズに白い粘液がぶちまけられる。
「博士、よく似合うぜ…いい格好だ…」
 男はエメリッヒの顔に張り付いた髪を撫で上げ、白濁にまみれた頬に、額に、口接けを降らせる。
 抵抗は、もう無かった。

「お前ら遊びはおしまいだ。侵入者が確認された、配置に付け!」
 どれだけの間、何人の男に陵辱され続けたのだろう。茫洋とした頭が微かに拾った兵士の声に、惨劇の終わりをようやく知るとほぼ同時にエメリッヒの意識は糸が切れた。

 次に眼を開いたときにも、失神する直前と自分の状態はなんら変わっていなかった。研究室に独りきり、犯された直後の無惨な姿で放置されている。
 意識を失っていたのは、ほんの僅かの間だけだったらしい。夢さえ見なかった。そのまま目覚めなければ随分楽だったのになと空転する頭が思う。
 そうして呆然と壁を見つめているうちにふと、視界の違和感に気付いた。ブリッジの辺りにそっと触れてみるが、指に伝わる感触は皮膚と鼻骨のものだけだった。
 憶えてはいないが眼鏡もどこかにはじき飛ばされたらしい、世界の形がぼやけているのは身体と心の痛みからだけではなかったか。
 眼鏡を探そうと、受けたばかりの暴行に軋む身体を、ようよう起きあがらせる。
 その途端に注ぎ込まれた兵士達の残滓が、弛緩した秘部からどろりと零れる。
「…!っ、う…ぅ…」
 そのおぞましい感触に、つい先程までの自分のあられもない、惨めな姿が脳裏を過ぎり、強く、歯噛みする。
「………ちくしょう…」
 自らその窄まりに手をやり、一瞬の躊躇いの後、それを指で掻き出し始める。
 引き裂かれた痛みが再び彼を苛むが、それよりも今は早くこの穢れから解放されたい。絶え間なくどろどろとそこから流れ落ちる白濁液に混ざる赤い色に目眩がした。
「…ちくしょう…ちくしょう、ちくしょうっ…ちくしょうっ、…ちくしょう、ちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくしょう…っ…」
 口の中で小さく呪詛を唱え続けながら、憑かれたようにひたすらにその行為を続けた。

「……くしょっ…ちくしょ…っ…くしょう…」
 歯を食いしばろうとする口元からは、やがて小さく嗚咽が漏れる。瞬く度に眦から水滴が滑り落ちる。
 涙で更に滲む世界の向こう側に、暗い雪原が見えた。そこから世界の全てを見下ろす、孤高不恭のスナイパー。
「…ウルフ…」
 想えば、あのひとの名が口をつく。更に涙が溢れた。嗚咽に喉が詰まり、息が苦しくなる。
 自分は犬だ、と思った。弱い弱い弱い、無力な犬だ。
 誰とも相容れることもなく、誰にも理解されることもない。それでも独りでは居られなかった。
 どこに居ても人に脅え、どこまで逃げてもなお独りでは生きていけない事を思い知らされる。それでも手を伸ばすのは恐ろしかった。
 そうしていつの間にか誰かの手の中に囲い込まれ、哀れまれ、餌を与えられ、虐待され、愛玩され、時に反抗し、宥められ、利用され、従属させられる。
 そんな風に生き続けて来た。他に呼吸の仕方なんて知らない。
 いつも誰かの犬だった。狼のように独りではいられない。
「…ウルフ…」
 それでも、それでも、ぼくはきみが…きみに。

 左手を眼前に翳す、手首にはきつく押さえ付けられた痣。
 そして薄く張りつめた淡い色の皮膚。
 
 祈るように、願うように、そっと口接た。

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 | | □ STOP.       | |
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