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芸人 モンスターエンジン「神々の遊び」 メンフィス×メンフェンティス

怪物猿人のコント「神/々/の/遊/び」から、左×右
懲りずにまた書いてしまいました。導入部はこの前の
荒びき段でやってたネタです。
あれを見て妄想が膨らんでしまいました。
今回も、いろいろご都合捏造設定てんこもりです。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

「お前は」
「久しぶりだな…」
ひび割れた低音が、不吉に唸る。
「二千年前に、葬ったはずだ」
「今度はおれがお前を葬る番だ」
面フェンティスは、久方ぶりに再会した仇敵の姿を驚きをもって見つめた。

―――幸せを喰う化け物、マー。

不気味に光る黄金の仮面。ほぼ全てのパーツが人の身に似通っているが、
左手のみがグロテスクに膨れ上がり、爬虫類のような硬い皮膚で覆われている。
見間違えようもない、それは確かに、彼が二千年前に葬ったはずの闇なる存在
であった。
しかし彼は取り乱さなかった。勝算があったからだ。
「お前は、同じ過ちを二度も繰り返すのか」
そう言って、ゆっくりと呪文の詠唱を始める。
言の葉に呼応して青い空気が震え、研ぎ澄まされた力がマーの心臓目掛けて
針のごとく突き刺さっていく。
「ぐおおっ!な、なんだ、熱い、熱い、胸が焼ける、あ、熱いっ……があっ!!」
効果はすぐに顕れた。苦しみだす敵の姿に、面フェンティスは満足気な笑みを
浮かべる。
だがその時、急に悲鳴が途切れた。
辺りの景色がいびつに歪み、床が揺れる。
不意を突かれた面フェンティスが呪文をとぎらせた。次の瞬間、彼は不可視の
力で強く引きずられ、バランスを崩し床の上に倒れこんだ。
息を呑む間に蛇のようなうねりが腕と脚に巻き付いてきて、五体をがんじがらめ
に縛る。もがいても外せない。

あっという間に、彼は敵の罠のえじきとなっていた。
「油断したな、ククッ……いい様だ」
怪物が勝ち誇ったように笑い声を漏らした。
言葉のとおり、彼は床上に大の字に拘束され、仇敵を見上げる格好となって
しまっていた。
四肢を動かそうとしても、見えない鎖が邪魔をする。
神は無表情を保ちながらも、内心激しく動揺していた。
―――何故だ?
先に闘った際、二人の間にこれほどの力の差はなかった。少なくとも二千年前の
様子を鑑みれば、呪文も使わずに自分を押さえこむという芸当がマーにできるとは
考えられない。
「おれの力が、昔と変っていないとでも思っていたのか。一度敗れた相手に、
勝算も無く再び挑むとでも?」
自分の驚きを見透かした嘲りに、面フェンティスは歯噛みする。
確かに、以前と同じ力と見て侮ってかかったのは、落ち度であったのかもしれない。
そう悔やんでいると、怪物の変形した左手が、ぐいと喉元に迫ってきた。
殺される。
面フェンティスはそう直感した。
黄金の仮面が沈黙と共に這い寄る。ちらりと相棒の顔が脳裏をかすめた。
彼は死を恐れはしなかったが、自分を失った面フィスはどうするのだろうかと、
それが気掛かりであった。

だが予想に反してその手は首を絞めようとはしなかった。
それどころか、鎖骨をなぞりながら下へと滑り、あらわになっている彼の胸や腹を
撫で回し始めたのだ。
「何を、しているのだ」
無遠慮な手の感触に、潔癖な神は怖気だつ。

「殺す前に、お前を味わってやろうと思ってな」
面フェンティスは一瞬、何を言われたのか分からなかった。
「なんだと」
理解を促すように、逆の手がするりと下穿きの中に入りこんでくる。
「やめろ」
無論、怪物がその制止を聞くはずもない。
マーが短い呪文を唱えると、黒い衣装はふわと溶けて虚空に消えた。
一糸まとわぬ姿となった面フェンティスは、そのおぞましい二つの物体から自分を
引きはがそうともがいた。
「ヘヴェガストウーガストウディセーヴィア……っ」
詠唱をもう一度試みるも、枷はびくともしない。
「無駄だ、ここではお前の力は使えない。この家全体には結界が張ってある」
その言葉に、面フェンティスは今度こそ本当に驚愕した。もちろんその驚きは、
表情には表れていなかったが。
結界を張ることができるのは、神族のみのはずである。マーが何らかの方法で
その秘技を盗んだのだとしたら、それこそ上の世界を揺るがす重大事である。
「お前は、どうやって…」
詰問しようとした矢先、強く握られて面フェンティスは言葉を失した。
「神といっても、ここは人間と大差ないようだな」
マーは玩具を弄ぶ子供のごとく、手の中の雄芯を撫で回す。
全身の肌が不快感で粟立った。だが裏腹に、赤く色づいた性器は物理的刺激で
勃起し始める。
「固くなってきたぞ……意外と楽しんでるみたいじゃないか」
侮蔑の色をつけた台詞に、面フェンティスの胸は瞋恚で熱くなる。
茎から袋までくまなくもみしだかれ、会陰を指先で押され、執拗に弄られた
鈴口から、じわと雫が滲み出した。
ごつごつした手でわき腹を撫でられて、腰がひけそうになったのを笑われた。

神は口をつぐみ、皮膚を這い回る手のおぞましさにひたすら耐えた。
このような卑しい者に体を汚されると思うと、怒りと屈辱で破裂しそうである。
だが、肉体は肉体でしかない。無様な哀願などして、この卑劣漢を喜ばせてやる
つもりはさらさらなかった。

「さて、こっちはどんな具合だ」
楽しげにそう言うと、怪物は固く閉じられた蕾へと凌辱の手を延ばす。
神はとっさに脚を閉じようとしたが、むろんそれは不可能だった。
長い指がすぼまりを貫いて侵入してくる。
仮面の下では貪婪な笑みを浮かべているのだろうか。その嫌らしい表情が
見えないことが唯一の救いだと思いながら、面フェンティスは心の中で悲鳴を
上げた。
「…お前は、自分が、何をしているか、わかっているのか」
「わかっているさ、初めてお前を見たあの時から、こうして汚してやりたいと思って
いた」
自分の内部を掻き回す異物に、面フェンティスは吐き気をもよおす。
とても耐えられない。だが耐えなければならなかった。
この下劣な怪物に弱みを見せたくはない。見せるわけにはゆかない。
せめて矜持だけでも守ろうと、神は総身を緊張させ、声一つ立てまいと歯を
食いしばる。
そんな面フェンティスの態度に焦れたのか、マーは浅く息を吐く。
「そうもったいぶるな、どうせ、あの男には散々抱かれているんだろう」
「…あの男、とは」
「真鍮の兜をまとった男のことだ」
(…面フィスのことか)

マーがどうやって自分と面フィスの間を知ったか知らないが、それはもはやどうでも
いい。
この怪物が面フィスについて言及したことの方が、彼の神経に障った。
「お前のような、汚らわしい者が、面フィスと同等に、置かれると、思っているのか」
途端に、爬虫類のような爪で胸の尖りをひっかかれ、痛みと快感で身がわななく。
「そんな口を聞いていられるのも、今のうちだ」
下卑た声色の台詞とともにずるりと指が抜かれ、代わりに、熱い肉の塊が押し付け
られる。
おぞましい衝撃を予期した面フェンティスは、せめて声を出すまいと、天井の一点
に意識を集中させて唇を噛んだ。

それが、侵入者が狭隘を割って入ってくる感触が残酷なほどはっきりと感じられ、
高邁な神は屈辱に胸を震わせた。
脳髄まで届く、たとえようもない圧迫感が内臓をせり上げる。充分に慣らされていた
せいか痛みはさほどない。
それが余計に惨めさを誘った。
「どうだ、敵に犯される気分は」
「…………」
沈黙を守る彼に構わず、マーが腰を使いはじめる。
ゆっくりと、抜き差しを繰り返された。
予想外の丁寧なやり口に神は焦った。内部の楔が隧道を何度も擦り上げ、
慣らされている下半身は熱を帯び始める。
「感じているなら声をだせ、悪くないだろう?」
凌辱を続ける怪物が、低く笑う。
彼の身体はマーの揶揄した通り、勝手に昂ぶって熱くなっていた。
───しかし、心はぞっとするほど冷えていた。
面フィスに抱かれる時とは、まるで違っていた。

面フェンティスは目をきつくつぶり、我が身に起こっている一切を意識の外に追い
やろうと努めた。人間なら泣き叫んでもおかしくないような状況下で、神は強靭な
精神力で全ての反応を押し殺した。
マーはそんな彼を、言葉で嬲り始める。
「こんなお前の姿を見たら、あの男はなんと思うだろうな」
「お前のような、外道に、面フィスは、心を乱されたりはしない」
「……ずいぶんあの男を信頼しているようだな」
「お前に、我々の絆が、理解できるとは、思っていない」
怪物が、ぴた、と動きを止めた。
「そんなに、あの男が、好きなのか」
そう問いかけるマーの声は、なぜか奇妙に澄んでいた。

「好きか、嫌いかの、問題では、ない……私と、面フィスは、同じ星の元に、
定められている。初めて、面フィスを見たとき、私には、すぐに、分かった…」
無反応で耐えていた面フェンティスだったが、相棒のことを口にした瞬間、ずしりと
重いものが胸にのしかかってきた。
自分はもうすぐ殺されるのだから、悩む必要もない。こんな恥辱を受けて生き恥を
さらすより、いっそ一思いに死んでしまえば気が楽だ。

だが、面フィスは?
この卑劣漢は、きっと自分を辱めたことを自慢げに触れて歩くに違いない。
それを知った彼がどれほど嘆き、傷つくことか。
(―――すまない、お前を、悲しませたくはないのだが)

多分、二度と会えないだろう。声を聞くことも、ない。
(面フィス)

生温かい液体が顔を伝った。
ややあって、面フェンティスはそれが涙であることに気づいた。
(……私は)
情けない。
今の今までこらえていたというのに。

神々の間では、感情を表に見せないことが美徳とされる。まして、神が涙を流すと
いうことはかなりの非常事態である。
怪物のあざけりを予期した面フェンティスは、目を閉じたまま横を向き、残りの
涙を強引に押し込めた。
しかし、いつまでたってもマーは言葉を発しなかった。
そして長い沈黙の後に、名を呼ばれた。
「面フェンティス」
「…………」
「面フェンティス、目を、開けるのだ」
返事をしないでいると、髪を一房つかまれて何度かひっぱられた。
「目を開けろ、私だ」
───はっと衝撃を受けて目を開く。
「私だ」
「…どういう、ことだ」
混乱する面フェンティスの眼前には、ありえないものがあった。
気の遠くなるような時を共に過ごしてきた、見慣れたかんばせ。
「また、騙されたな」
かすかな揶揄の響きを含んだその台詞。
「おまえは」

瞬時に全てを理解した神は、再び目をきつく閉じた。
「お前など、私は、知らない」
そう言い張る面フェンティスの四肢は、いつの間にか自由を取り戻していた。

身を起こそうとした瞬間腕をつかまれ、そのまま男の膝に身を乗せる格好に
させられる。
「本当に、私を、知らないのか」
黒曜石のような眸が、至近距離でこちらを見つめていた。
体はまだ繋がったままだ。逃れようとしたところを軽く突き上げられ、
面フェンティスは身をよじった。
「お前の体は、私を、知っているようだ」
その変化は面フェンティス自身も感じていた。
今まで侵入者を拒んでいた内壁が、なぜかざわめいて誘うように開いていく。
わざとではない。自分でも、止められなかった。
それでも目の前の男を喜ばせるのが癪で、面フェンティスは目を反らして 黙り続ける。
「……すまなかった」 沈黙を守る面フェンティスに、男は詫びを入れた。
「知らぬ……お前な…ど…」
形だけの拒絶を口にしながら男にきつくしがみつくと、男はかすかに笑って
彼を抱き返し、律動を再開した。
嗅ぎ慣れた体臭が鼻腔をくすぐる。緊張が霧散して、結合部から上がってくる波が
体中を甘く溶ろかせていく。
認識一つでここまで変わるのかと、面フェンティスはかすかに驚いた。
大きな手で脊柱の凹凸をなぞられ、首筋に噛みつかれ、吸われる。
面フェンティスは男と一緒に腰を揺らしながら、魂が官能を越えて澄きとおって
いくのを感じていた。

「ふ……っ」
肌と肌が触れ合う。荒い息を吐きながら、自分を解放して熱に酔う。
騙された意趣返しに、最後まで知らないふりを続けてやろうと神は考えていた。
だが極まる瞬間、彼はどういうわけか、腕の中の男の名前を口にしていた。

「すまなかった」
事が済んだ後、面フィスは騙した相棒に改めて謝った。
「本当は、もう少し早く、正体を、現すつもりだったのだが……つい羽目を、
外してしまった」
「お前は、趣味が悪いな」
面フィスの口元には、しっかりと見なければそれと分からないほどのかすかな
笑みが浮かんでいる。頭に血が上っていろいろ口走ってしまったことを、
面フェンティスは後悔していた。
「結界を作るのに、どれほど、かかった」
「三百年、ほどだ」
「そこまでして、私を、強姦、したかったのか」
「……ひま、なのだ」
「それは、わかっている」
悪びれる様子のない相棒に、面フェンティスは浅くため息を吐く。
「しかし、お前の涙が、見られるとは、思わなかったぞ」
「お前の、せいだ」
「だから、謝っているではないか」
許されることを知っていて謝るのは卑怯だと、面フェンティスは心中で憤った。
だからといって、どうしようもない。
もちろん彼も、本気で怒っているわけではないのだから。

「許せ」
「……もう、許している」
即座に唇を奪われた。しばし攻防を楽しんでいるうち、覚えある甘い感覚が背骨を
這い登ってくる。
面フェンティスは顔を離し、じっと相棒を見つめた。
「私は、お前一人で、十分満足している」
それを受けた面フィスは真顔で、私もだ、と答えた。

「暇をもてあました」
「神々の」
「イメージプレイ」

「……面フィスよ。イメージプレイとは、なんだ」
「お前は、知らなくて、よい」

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
さるってる間にアクセス規制がかかるというギャグのような状況でした。
根性で携帯から投稿しました。

では、読んでくださってありがとうございました!


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