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家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN! スクアーロ+ディーノ

復活!のボス鮫+Dです。
ゆりかごから2年後くらいだと思ってください。
鮫とDの関係捏造注意です。

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

跳ね馬は、いい奴だ。
あの事件のあと、奴は月に一度は俺のところへ来るようになっていた。
毎回毎回手を変え品を変え、俺を元気づけようとしていることくらいは、いくら俺でもわかっていた。
感謝をしていないわけではなかった。
その証拠に、俺は奴に怒鳴りかかったり、ましてや斬りかかったりなど(とは言っても剣は取り上げられていたが)けしてしなかった。
しかし、感謝するということと、実際にそれを有難いと思うということは、必ずしもイコールで結ばれるものではない。
奴の持って来る極上のワインも、とびきりの美女も、俺を満たすことがないことはわかっていた。
俺が欲しいのは、剣と、あの激しい憤怒だけだった。それがわかっているだけに、奴には申し訳なかった。
何度も もういい、と伝えた。俺に構うな、とも言った。待つしかない俺に割く奴の時間がひたすらもったいないと思った。
だが奴は、何を言われても、いつものように笑うだけだった。
いつだったか、なんでここまでするんだ、と訊いたことがあった。
奴はあのガキみたいな笑顔で、友達だからな、と言った。馬鹿な奴だと思った。
しかし、嬉しかった。もちろん奴には言ってないが。
その俺の感情が、俺の奴に対する警戒心をゆるやかに溶かしていっていた。
だからこの状況は俺のミスだ。
奴は今まさに、俺にバズーカを向けていた。
「いかなる者にも注意を払え」。暗殺者として生きてゆくためには基本中の基本の心構えだ。
それを怠った結果、まんまとこんなへなちょこ野郎に殺される自分が滑稽でならなくて、思わず自嘲の笑みが浮かんだ。
(こんなとこ、あいつに見られたらボコボコにされんだろうなぁ)
跳ね馬が笑うのが見えた。
最後に見るのがこんな奴だなんて笑える冗談だ。
(ボス、)
ぎゅっと目を閉じるとすぐに、爆音と衝撃を感じた。そっと目を開けて見れば、目の前を煙が覆っていた。思ったよりは苦しくなかった。
死というものがこんなに穏やかだとは知らなかった。殺されたのは初めてだから、知らないのが当たり前だが。

この煙が晴れたら地獄が見えるのだろう。
何かの手が顎に触れていた。悪魔なんだろうか、それにしたらやけに甘ったるい触り方なのが気になるが。
煙が徐々に消えてゆく。悪魔だろうが斬り伏せてやる。
神に祈れるような生き方はしちゃいないが、剣を持たせてくれるくらいのサービスは期待してもいいんじゃないかと思った。
(まあ、なくてもなんとかしてやるがなぁ)
煙が晴れてゆく。全身を目の前の何かに意識を集中させ、身構えた。いつでも斬りかかれる準備はできていた。
しかし次の瞬間俺の、脳も含めた全ての器官は動きを停止した。
なぜなら俺の顎を掴んでいたのは、悪魔ではなく、あろうことか俺の愛しい君主様だったからだ。
あまりの驚きに、声が出なかった。何度も口をぱくぱくと動かした末、やっと声を絞り出すことができた。
「ボス、なんでここに、」
もしかしてもう死んじまったのか、と言いかけた震える言葉は、ボスのくちづけによって遮られた。
何度も抱かれたことはあったが、キスは初めてだった。予想外に、優しいくちづけだった。
顔が離れるとすぐにボスは言った。
「下らねえこと言おうとしてんじゃねぇ、ドカスが。」
わけがわからない俺に、畳み掛けるように話すボスは、本当に、いつも通りに理不尽だった。
「いいか、時間がねえ、よく聞け。
てめえは10年バズーカで過去から来た、そうだな?」
「いや、わかんねえ、跳ね馬が、」
「うるせぇ、黙って聞け」
頭を小突かれて、思わず倒れ込んだ先には枕が二つあった。それでやっと自分がベッドの上にいることに気付いた。
「ここに来る前、バズーカに撃たれたんじゃねえのか、てめえは」
「そうだぁ、跳ね馬の野郎が急に撃ってきやがった!」
慌てて起き上がりながら答える。なんでこいつがこんなことを知ってるのかはわからなかったが。
「そいつは10年バズーカとかいうふざけた武器だ。
撃たれた人間を5分間、10年後と入れ換える。」
ぐらりと世界が揺れた。心臓がどくどくとうるさい。

「え、て、ことは、ここは10年後、なのかぁ…?」
おそるおそる切り出せば、ボスが、僅かにだが、笑った(ような気がした。)
「そうだ、俺は生きてる。
だからてめえはカスなりにちゃんとしてろ。」
わかったな、と付け加えて、ボスは俺の肩まで伸びた髪を撫でた。今まで見たことないような笑顔だった。(あくまでも僅かに、ではあったが。)
それを見ていたら、俺の目からはなぜか涙が溢れていた。
「ボス、」
自分が何を言おうとしたのかすらわからないが、気付けば俺はボスの名を呼んでいた。
ボスの手が俺の頬に伸びて、溢れてくる涙を拭いた。
「待ってるからなぁ」
精一杯の笑顔でそう言った。
「ドカスが。」
ボスのそう言う声が聞こえたのと同時に、ポン、という軽い音と共に目の前が白くなった。
次に煙が晴れたときには、俺は跳ね馬の前にいた。

奴はいつも通り笑いながら、俺に言った。
「おかえり。」
おう、と答えると、ますますガキみたいにはにかんだ。
奴に礼を言うべきだろうかと一瞬悩んだが、やめることにした。
その代わりに、
「おい跳ね馬ぁ、決闘しねぇかぁ」
と声をかけた。
すると奴はまた例の笑顔で、言った。
「おっいいねぇ、負けた方がメシおごりな!」
せっかくだから中庭でやろうぜ、と言いながら、奴は俺より早く、外へ飛び出していった。

「なあそういえば、お前らっていつからデキてたんだ?」
「はぁ?」
「いやさ、さっきお前と入れ替わった未来のお前、服はだけてるわ涙目だわキスマークついてるわでめちゃくちゃエロかったからさ」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

なんか尻切れとんぼな終わり方ですみませんorz
お目汚し失礼しました!


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