イケメン×vipper 「vipからきます」
更新日: 2011-01-12 (水) 00:24:15
vipモエスからの産物です。
イケメソ×びっぱー
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
高根沢は、名前の通りになんか、きりっとしてる奴だ。
背が高くて、声は低すぎない優しい音程で、髪もサラサラに靡いているし、おまけにかなりレベルが高い…顔を持ってやがる。
それで、その池面様がどういう生活を送ろうが、どんなモテモテハーレムしあわせ人生を送ろうが、まったくどうでもよかった。
だから、その別次元に住んでいるような男と、実際にこうして向き合ってしまうと、俺はもう、ただの捨てられた薄汚れの猫の様な、何もできない気分になる。
「…っ、な、…おい、…まじで、いれる気かよ…」
左足を、高根沢の肩に乗せられた状態でありながら、そう口走った。
ここで今のうちに一度言っておきたいが、俺には、俗に言うソッチの気も、興味も、況してや性同一性なんたらとかいうものも、一切持っていない。
健全な(引き篭もりがちではあるが)高校生であって、こんな風に、男同士でアッー!なんて!!あり得ない現状だ!
だが、一向に太ももに寄せる舌を止めなかったその相手は、俺の言葉に反応して、頭をあげた。
ゆっくりと、その視線をあげて、こちらの困惑した瞳を、覗き込んだ。
潤んでいくつもの光を反映させた瞳、その下で儚げに赤らめる頬、そして快感に染まったその息遣いが、
恐ろしいほどにいやらしく、様になるその姿に、思わず生唾を飲み込んだ―――。
「平気、慣れればきもちいいから、」
おまけにというか、にこりと微笑まれてまで言われて、ああ完全にこいつは俺とヤる気なんだと、やむなく理解させられそうになる。
「…ないww俺はそっちじゃないからなwwwしぬぞ!、絶対氏ぬ、ほんと死ぬ、うぇwww」
「大丈夫だって、すぐイイとこ探してやるから、な?」
…ああいやだいやだこれだからキョンであははな顔した爽やか野郎は!
ずらずら後悔の念を吐き出してやっても、一向に高根沢は止める気配を見せなかった。
敢えても萎えるようにふざけた言葉を吐きつけてやったというのに、その男は頑として俺の考えを呑み込む事を拒んだ。
何俺ww腐女子の思うつぼ…しんじらんねえ………がちほも………夢なら覚めて……、
「―――あ、あ、っ……!」
時に、体に震えが巡り、一気に心臓が縮んだように思えた。
……触れている。その、濡れてだらだらと我慢をこらえていた性器が、俺と同じ、その形をしたものが、宛てがわれていた。
先端がその穴の窪みに触れた恐怖と、にたような不安が、入り混じって、体中に寒気を催す。
荒い息を溢して、湿ったシーツに頬をこすりつけ、不意にその顔を見つけると、まだ、男はわらっていた。
「このまま、突っ込む?」
「は、……っ、なに、…」
「やばいよ、きっとお前、こっちに堕ちると思う、なぁ、そしたら、俺のになんねぇ?」
「ないww…よ、…ばぁか、……」
その言葉を、さもやはり言ったかというように、高根沢は、笑った。嘲笑された。
その、濁って潤んだ瞳は、最早友達と言える相手のソレではなかった、まるで別の人間が、目の前にいる。
男は、俺の事をまるで恋人のように撫であげ、軽く爪を立てる。陽気な口は、開いてこう言った。
「…やっぱさ、…吉田。お前って、ツンデレだな……」
しね!、そういい返そうとして、体を動かしかけたのを切っ掛けに、高根沢は動き出した。
俺の腰を捕まえて、抱えていた左足をぐいと膝裏から掬いあげる、晒された下半身のそこに、触れていただけだった性器が、
あいつのが…。そう思い、身を凍らせた、覚悟を決めるしかないのか―――
だが、先端を埋めるように押し込んでも、なかなか簡単に入り込んでは来なかった。
実際どうなるかは知らなかったが、やはりここにものを入れるのは、可笑しな事だったのだ。
女のように気持よくなんてなれる訳がない。
こいつとそうやって、繋がる事なんで、出来やしないはずなのだ。
「いたい…、って、たかね、…もう無理…しぬ…」
小声でそうねだると、しぬかよ、って笑われた。そりゃそうだけどもさあ!
「俺はおとこだ、……あきらめろぉ……」
「じゃあどうするよ」
「……え」
高根沢が、そう云いながら、俺の耳元に唇を寄せて、囁いてきた。
くっそお―――やめろってwwwぞわぞわするぞww
もぞもぞ動こうとして、頭を動かしたら、その口が開いて、耳たぶに齧りつかれた。
「っい!ってえ!やめろしゃべんな!もう私ね!お前はあべさんとヤってろ!」
だが、きゅうと、歯が耳の柔らかい所に食い込んできたせいで、その罵倒が、空しく終わってしまった。
舌先が唇の間から覗き出て、耳の線をなぞり、濡らすように愛撫する。
先端で皮膚をおしたり、時折吸いつくその熱に、信じられないくらい体が熱くなった。
「っ…うっ、ぁ……」
「どうして欲しい?」
高根沢は、また顔と向き合い、綺麗な顔で囁いてくる。
指先で、俺の性器までいやらしく、なぞり遊ぶその仕草すら、まるで何とも思っていないようだった。
俺は、とりあえず止まった下におびえながらも、言い返した。
「指…まず指だ、……慣らさねえと入らない。ていうか俺死ぬ、泣く」
高根沢は、俺のその言葉に、一拍子置いてから、え、と、短く言葉を返した。
「…なに、じゃあ、いれていいんじゃん」
俺は、自分が何を言ってしまったか、高根沢の返事でようやく理解した。
これではまるで、厭くまで同意の上で、これから二人がセックスするという事になってしまう、
俺が、あんあん喘がなきゃなんなくなる!ついさっきまでvipで腐女子叩いてたのに!
スト2の話で盛り上がってたのに!銀様は俺の嫁とか言ってたのに……!!
顔にまで熱が送られる、真っ赤になる、しまった、しまった……!
「いやっ、まてwww俺はそこまでのつもりでも…」
高根沢は、つり上がった瞳を細め、さも楽しそうに笑いながら、口を開いた。
「素直デレだったのな……お前」
しねええええ!!!と。言い返す余地も見いだせないままに、体にまた這うその指の感覚におびえながら、
俺は…きっとこのあと801板に向かうのだろうと…、薄ら薄らに…苦笑した。
俺…………オワタ!!
wwwとか書いてたらただのおもしろ文ではないか。
もうしわけない
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
- す…すばらしい… -- ? 2009-05-06 (水) 21:54:01
- Vipkawaii -- mi? 2009-05-24 (日) 23:38:43
- GJ -- 2009-10-27 (火) 07:42:17
- VIPktkr -- 2009-10-28 (水) 04:41:03
- VIPtamaran -- 2010-11-23 (火) 10:30:00
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