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auのCM 為替ディーラーの彼と後輩

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                     |  半生 あーうーのCMより
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  為替ディーラー?の彼と後輩
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 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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ガラス張りのディーリングルームに珍しくブラインドが掛かっていたので、仮眠でもして
いるのかと期待したが、そっとドアを開けた先に見えた彼は20分前と変わらぬ状態で
デスクに着いていた。
「まだやってたんですか」
感情を殺して声を掛けようとしたら、揶揄のようになってしまった。
内心舌打ちする。喧嘩を売りたいわけでも、気遣わしいことを云いたいわけでもない。
ただ彼の姿を眺め、一緒の空間に存在したいだけだった。

静かに彼が振り返る。膨大な量の取引を終えて暫し呆然としているようだった。
「……ああ。なんとか乗り切ったよ」
嬉しそうなわけでもなく、不満がありそうなわけでもなく。

――――仕事だから。

俺の入社当初、2人も急に辞めた人間の穴埋めを彼が1人ですることになった時も、
俺のOJTをしながら彼は淡々と仕事をこなしていた。

「みんな他行くってザワついてますけど」
あの頃と違って、そうなっても今度は彼のサポートができる。
「お前は?」
相変わらず感情の読めない声で彼が云う。
「……さあ。コーヒー買いには行きますけどね」
予想外のことに舞い上がり、それだけ答えて立ち去るのが精一杯だった。

お前は?

まさかそんなことを訊かれるとは思わなかった。俺のことなど――――自分自身にすら
興味がなさそうなのに。
ニヤニヤしながら自販機のボタンを押す。傍から見たら不気味だろうが、生憎こんな
早朝まで残っているのは俺と彼だけだ。

彼の分も買おうか迷っていると、何やら話し声がするのに気付いた。
開けたままのドアから、彼が微笑みながら電話をしているのが見える。
誰だろう――――だが足早に部屋へと戻ったときにはすでに通話は終わっていて、
机に置きっ放しだった俺の携帯を彼はしげしげと見つめていた。

「……疲れてんのかな~……」

ああ、と得心する。何も知らないであの画面を見ると確かに少し驚くかもしれない。
それにしても目薬って。これだけ何台もの情報端末を日々使いこなしているのに、
こんな風に時折見せるボケっぷりがいちいち可愛い。
「それ3Dっすよ」
3D!と呟いて俺の携帯を持ち上げると、不思議そうにそれを観察する。
なんだか子供みたいだ。新しいおもちゃをもらったような。
特に3D画面に惹かれてその携帯にしたわけではないのだが、思いがけず彼のこんな
様子を見せてくれてグッジョブだ。3D。

「俺のコーヒーはないの?」
「……………ッ」
また予想外のことを云われ、口に含んだそれを吹きそうになる。
何なんだ、今朝は。何でこんなに絡まれるんだ。嬉しいけど。
「……すいません。……あの、朝メシ、おごりますから」
「なんで?」
「……いや……。気が利かなくて……」

彼が、微笑む。俺に。
10代ならともかくそろそろ三十路を迎えようという男が、徹夜明けともなれば少しは
薄汚れた感じがしそうなものなのに、やや疲れた表情がかえって色っぽいくらいだった。
……まあ、もっともそんな感想を持つのは俺くらいだろうけど。
何度も自問したが、答えは同じだった。今は諦めている。
可愛いものは可愛いのだ。

「別に……そんなつもりで云ったんじゃないよ。それ、ちょっとちょうだい」
「…………ハイ」
ちらり、彼を見遣る。コクリ、と動く喉がやたら卑猥に見えた。
ヤバい、俺。朝っぱらからなんか変なモードになってる。
「ありがと」
返されたコーヒー缶を見つめた。買ったときは120円だったそれが、今はもう値が
付けられない代物になっている。

「今から帰るんすか」
「そうだなあ……一旦着替えないと。風呂も入りたいし……」
「3日連ちゃんすよね。朝帰り」
「全然色っぽくない朝帰り」
うーん、と伸びをしながら彼が笑う。
「じゃあ、ちょっと色っぽくしますか」
頭では何も考えていなかったのに、勝手にそんな言葉が口から滑り出た。
「………どうやって?」
欠伸混じりの、溜息のようなふにゃふにゃした口調で彼が尋ねる。
ふわり、魔法にかけられたようにボーッとしそうになって、俺は慌てて瞬きをした。

「どう……やるんすかね」
何だか妙な空気だ。
とりあえず少しぬるくなったコーヒーを口にする。
しばらく足元に目線を落としていると、彼の靴が視界に入った。
「…………………」
顔を上げる。
思った以上に相手の顔が近くにあって。

驚く間もなく、唇に柔らかいものが、触れた。

「…………………」
「………こんな感じ?」
放心状態でいる俺を面白そうに見つめて、彼が部屋を出て行く。
「……えーっと……」
進展か。冗談か。夢か。罠か。

「…………キス……されちゃいましたけど………」

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ ヒトリデコソーリミルヨ
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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改行大杉で怒られたり犬臭かったりでモタモタしてしまいました
しかもナンバリングミスるし…(3/1て何だαて何だ)
グダグダで申し訳ありませんorz


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