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海外ドラマLOST 傭兵隊長萌えSS

長くて申し訳ないです。

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

?オマーさんの航海日誌。

俺の名はオマー。
フロリダ出身、酒と銃とボスの尻をこよなく愛する陽気
なアメリカ人。
スペックは元合/衆国海/兵隊員で、ウガンダでならした
現役傭兵だ。
事情があって、今はフィジー沖の海の上にいる。
今は何もする事が無く、暇で暇で仕方が無いが、ボスの
尻をのんびり眺めながら過ごすのも悪くない。

俺達のボスであるマ ー ティン・キ ーミ ーは、俺がまだ
海兵隊でしがない二等兵だった時代から、伍長をやって
いた。
ボスの素晴らしさは言葉では言い尽くせない。
何より尻が素晴らしい。
俺はフ ロリダ出身。フ ロリダといえばビーチ。そしてビ
ーチといえば尻だ。
尻に目の肥えた俺は、そんじょそこらの尻じゃ満足出来
ない。
白人黒人ラテンアジア、幾多数多の尻を見て来た違いの
分かる俺様が、初めてボスの尻の素晴らしさに気付いた
のは何時のことだったか。
ア フガニスタンの戦場で、塹壕から匍匐で撤退をしてい
たときだったように思う。
俺は弾丸や炸裂するグレネードランチャーの雨を掻い潜
り必死になって匍匐前進していた。その俺の直ぐ目の前
に、その尻があったのだ。

迷彩服に包まれた尻、大きすぎず小さすぎることも無く、
適度な厚みと弾力のある丸い尻が、俺の目と鼻の先で動
いていた。
俺の目は釘付けだった。
必死にその尻を追った。匍匐前進で。
尻が進めば俺も進んだ。
尻が止まれば俺も止まった。
もう銃声は聞こえなかった。
世界の全ては俺と、目の前の尻だけだった。
気付けば前線を脱出していた。
俺は尻に救われたのだと思った。
命を助けてくれた尻の持ち主は、俺の上官であるキーミ
ー伍長だった。
その日から俺の心の拠り所は、神じゃなくてボスの尻に
なった。
十字架と聖書を捨て、代わりにボスの尻写真を持ち歩く
ようになった。もちろん盗撮だが反省はしていない。

ボスの200センチ近い大きな体躯は、全く無駄なく鍛え上
げられている。
金色の髪と、アクアマリンにそっくりな薄い色彩のブル
ーの目、しなやかな身体が、大型で猫科の肉食動物を思
い起こさせる。
全身から獰猛な殺気をみなぎらせM-16を手に戦場を駆
る姿は、味方には心強く、敵兵には恐怖の象徴だった。
だが戦場を離れ銃を手放した途端、周りが拍子抜けする
ほど、彼は穏やかな人格に戻るのだった。
声を荒げることも無く、下品なジョークに仲間達が大声
で笑っている際にも、静かに綺麗な色の目を細めて微笑
む程度である。
野戦服に身を包み銃を手にすれば兵士らしい荒々しさを
取り戻すが、普段の彼はぼんやりとしているような印象
すら与えるほど、物静かな男であった。

いや、ぼんやりとした印象と言うより、本当にぼんやり
しているのかも知れない。

任務遂行のためフィジー沖の島に向かう途中、船のエン
ジンが何者かに破壊されるという事件が起きた。
それからと言うもの、俺達はやる事も無いので、銃を磨
いたり、たまに撃ったり、
夜にボス以外の傭兵達が集まって好きな相手の打ち明け
っこをしたり、
そしたら皆ボスが本命で抜け駆けはなしだと約束し合っ
たり、
その後酔っ払った皆で甲板を匍匐前進してゴールト船
長に怒られたり、
その船長の尻を触ろうとしてシ ャーロットに目撃され
「ホモ野郎!」と怒鳴られたり、
レ ッジーナに「触っていいわよ」と誘われたが皆で断っ
たら欝病になられて自殺未遂されかけたり、
その事でまたゴールト船長に怒られたり、
また船長の尻を触ろうとしたらドン引きしているマイ
ルズに「島にいるオ ーシャニックのやつらを触れよ」と
助言されたり、
次の日の夜にはまたボス以外の皆でオーシャニックの
乗客の顔写真を見ながら誰が好みか言い合ったり、
「俺、ソ イヤーってやつが生きてたら、殺す前に掘っち
ゃおうかなって思ってるんだ。」「俺も俺も。」「ずる
い!俺も!!」と言い合ったり、
「でも本命はボスだけだぜ。」「俺だって!」「いやい
や俺だって!!」と言い合ったり、
それなりに充実した時間を過ごしていた。
だが皆、日に日に溜まる性欲だけは持て余していた。
なぜなら、ボスと一つ屋根の下で寝起きしてるんだって、
気付いてしまったからだ。

退屈で性欲ばかりが溜まる日々、俺達のボスは異常に無
防備だった。
ボスは色白で肌が強くないため、他の傭兵達の様に甲板
で裸になって日光浴をしたりはしない。だからシャツを
脱ぐと、鍛えられた肉体が抜けるような白い肌に覆われ
ていることに目を奪われる。そして胸の突起はとても小
さくて、生まれたての子猫の口元のようなピンク色をし
ていた。
そんな胸を隠すことなく、シャワーの後に上半身裸でい
るボスに、俺達の股間のM-16は今にも暴発しそうだった。
もはや限界だった。
早い者勝ちと言った空気が流れていた。
皆殺気立っていた。
もう島もオ ーシャニックもどうでも良かった。
誰が最初にボスを手に入れるかと言うことばかり考えて
いた。

ボスのことを思いながら甲板で股間のM-16を磨いてたら、
うっかりレッジーナに見つかってしまった。
どうやらレ ッジーナは今回の旅、圧倒的少数の女と言う
立場を利用して、屈強な傭兵達に囲まれてのアバンチュ
ールを期待していたようで、「2メートルの男の尻に欲情
するなんて、こんなホモばかりなんて、詐欺よ!」と怒
鳴られた。

失敬な。
俺達はホモなんかじゃねえ。
ボスに対して、爛れた憧れとイカ臭い夢を見てるだけだ。

すっかり絶望して去っていくレ ッジーナの後姿を見送
っていた俺の目の端に、ナ オミが、ボスを壁際に追い詰
めているのが飛び込んできた。
俺はパニックを起こした。
なんと言うダークホース!
ボスが危ない。
俺は慌てて二人の所に駆け寄った。
「やめろぉ、アバズレー!」
俺の怒鳴り声に、二人が驚いて顔を上げた。
二人の下に到着した俺を待っていたのは、強烈なナオミ
の平手打ちだった。
「誰がアバズレよ!」
どうやら壁際の日陰で、ボスはナ オミに無線機兼探知機
のゾディアックの使い方を教えてやっていたらしい。
美人な分だけ恐ろしい顔で睨み付けてくるナ オミに、俺
は素直に謝った。

相変わらずの退屈な日々、遂に痺れを切らしたナオミが
島に行くと言い出した。
「女一人じゃ危ないぞ。」と心配するヘリの操縦士のフ
ランクに、ボスは静かな声で「彼女は兵士だ。女じゃな
い。」と言った。
ボスは生まれながらの兵士だから、有能な兵士のことは
男でも女でもリスペクトをする。だからボスにとっては、
ナ オミに対して女と言う描写は失礼だと感じたようだ
った。
正直ナ オミに嫉妬した。
そしたら他のやつらも同じだったらしく、皆悔しそうな
顔でナ オミを睨んでいた。
船を離れるとき、ナ オミがボスに告げた。
「あなた、鈍感なんだから、尻には気をつけなさいよ。」
言葉の意味が全く分からなかったらしく、ボスは薄いブ
ルーの目でじっとナ オミを見つめた。ボスは戦場では誰
よりも危険な兵士なのに、普段は時折無垢な少年の様な
表情をする。今の顔がまさにそれだった。
言わなくてもいい事を言ってしまったのかも知れないと、
ナ オミは気付いたようで、申し訳なさそうな表情になっ
た。
「ごめんなさい。いいのよ。気にしないで。」
軽くボスの肩に手を置いて、ナ オミは首を振ってから出
て行った。

昼間、暇をもてあました俺達は、M-16でクレー射撃を楽
しんだ。
銃を手にしたボスは、久々に生き生きと大きな声を出し
て子供のようにはしゃいでいた。
味気ない豆のスープとスパムハム、そしてマカロニ&チ
ーズの夕食で食欲を満たした俺は、部屋に戻る為に薄暗
い廊下を歩いていた。すると、ボスの部屋の扉が開いて
いて、中の明かりが廊下を照らしていた。
好奇心に負け、立ち止まり室内をのぞくと、シャワーを
浴びたばかりとみられるボスが、アーミーパンツだけを
身につけ、昼間使った銃を解体している所だった。
髪から水滴が滴り、首や肩に掛けての白い肌を濡らして
いた。


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