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シャドウゲイト 死神×勇者

別の意味で伝説のゲームより、死神×勇者
任スレの人があんなこと言うから、ちょっと妄想してみた
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

ざんねん!!
わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!

そうして死んだ私の魂は、もう馴染みとなってしまった死神と対面していた。
死体となった自分を見下ろしながら。

「・・・・・・これで何回目だろうな、自称勇者さん」
「じ、自称って言うな!!」
「はぁ・・・俺もお前を助けすぎて、このままじゃ自称死神って言われそうだ」

そう、この死神には何度助けられたのか分からない。
入り口の所で松明を扱っている時に死んでからの付き合いなのだが、
彼は何故か死んだ少し前の時間に私を戻してくれるのだ。
10回ほど死んでしまった時に、何故助けてくれるのかと私は聞いてみた。

『その間抜けな死にっぷりに、同情したんだよ』

それは言わないでほしい。
私だってまさか中に入ることなく、持ち物の松明で死ぬなんて思いもしなかったのだから。

『本当にお前といると退屈しないな。次はどんな死に方をするんだ?』

まだ死ぬと決まっていないだろ!!
なんて叫んで戻ったすぐ後に死んだのも、今では良い思い出だ。

武器になる物を手に取るとすぐに実行していたせいか、最近では武器のセルフ禁止令を出されてしまった。
死にたくはないのだが、何故か反抗したくなる勇者の私。
自分じゃなきゃいいだろうと出てくる奴を叩いたりして死亡していたら、
切れた死神にパチンコでペチペチ苛められたのも、今では良い思い出だ。

「ほら、早く進めよ。終わりに向かってさ」
「あのさ、ここを出たら・・・」
「出ても付いていくからな。お前の最後は、もう俺専用だ」

なら安心だ。
何故だかそう思って、私は笑った。
最初は死神なんて冗談じゃないと思っていたのに、不思議なものだ。

「じゃ、行ってくるよ。次こそクリアしてやるからな!」

返事はない。けれどそれでいい。
言葉なんていらない。
私が目を閉じたその時に、ここにいてくれるだけでいい。

ざんねん!!
わたしの ぼうけんは(ry

「本当に残念って思ってるのかこのバカ!! 窓に移動したら落ちるに決まってるだろ!!」
「もう自分が分からなくなってきた・・・」
「本当にお前勇者か・・・?」

わたしのぼうけんは、まだまだおわらないようだ。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
自由度が高いからってこの勇者は自殺しすぎだろw

  • 死神 -- 2011-06-03 (金) 23:02:05

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