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sweet

某在β反王求団 3105です
あんまりエロくないです

|>PLAY ピッ ◇⊂

いつ果てるとも知れないマシンガントークに疲れはてた赤☆が去った後、残された平里予は独りでポツンと座っていた。
ここは移動中の新幹線の中で皆はそれぞれのやり方で時間を過ごしている。
新大阪迄の僅かな間に少しでも睡眠を取りたかった赤☆は隣に平里予が座った瞬間泣けてきた。今日も眠れない…
いつもなら3時間付き合うのだけれど、この日は限界だったらしく
「絶対についてくるな!」
と言い残し遠い席に逃げて行った。
仕方ない…手荷物の中からチョコの入ったプレッツエルを取り出し封を切りバリバリ音を立ててかじり始めた。と、その時陽気な声が頭上から聞こえてきた。
「ひーらの何シテル?」
イスケだ。
「何っていわれても。」
イスケは隣に座り込みヒトツチョウダイとか言いながら平里予の菓子をつまみ出した。
童顔で言葉がたどたどしいイスケは幼く見える。菓子をパクパク食べる姿は子供みたいで笑ってしまう。
「最後のヒトツよ」
慌てて箱を覗くとプレッツェルが一本しかない!急いで口に放り込み、これは俺のと笑ってやる。
しかしイスケも負けてない。平里予がくわえてる反対側からバリバリとかじりつき全部食べてしまった。
さらに勢いそのままに平野の唇に吸い付き舌で口内の菓子までさらっていった。
呆気に取られる平里予にもう一度軽いキスをしたイスケはニコニコと立ち上がり笑顔で礼を言い去って行った。
「ご馳走サマ。最後のが一番美味かったヨ」

□ STOP ピッ ◇⊂

諦めたらそこで試合終了だよ


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