占い結果→X-02
更新日: 2011-05-04 (水) 11:20:05
某パックマンとこの会社の戦闘機ゲームから シリーズは0
※当然のことながらいろいろ捏造バンザイ\(^o^)/
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| | |> PLAY. | |
| | | | ∧_∧ 妖精×相棒ダッテサー
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
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薄暗いリノリウムの床に自分の靴音だけが硬く響く。つややかな床の跳ね返す光はどこか自分の心を映したように冷ややかだ。
いや、もしくは『彼』のかもしれない。
此処に来る際渡された鍵を、いや、鍵束を鳴らす。
ここの独房は重要人物のためと連中は言っていた。そのためだろう。此処に至るまで、くぐったドアに釣り合わぬ数の鍵を使った。
そしていま鉄格子の前に立ち、6つ目の鍵を使おうとしている。
「Yo buddy. You still alive?」
何時もの口癖、それを太い鉄棒の向こうに横たわる人物に投げかける。
ただ其の言葉だけで、鉄柵の住人が誰だか解る。この妖精こと、ラリー・フォルクが『相棒』と呼ぶ人物は彼だけであるのだから。
「随分いいようにヤられてたじゃねえか ん?」
じゃらりと重いそれに続き、きしむ金属音。がしゃんと耳障りな音の後、靴音は『彼』の目の前で止まる。
「なぁ Cipher 」
その声でようやく『彼』はその伏せた瞼をゆっくりと持ち上げた。
この鬼神を捕らえることが出来たのは全くの偶然、いや奇跡とさえ言っていい。
かの「円卓」で勇名を馳せ、そして敵はおろか味方にさえ恐れられた翼の持ち主を。
報告によれば、小競り合い中に飛び回っていた連中が見つけたそうだ。
見ためはさほど損壊しているように見えなかったが、どうやらエンジン部がいかれたらしく、ベイルアウト。
その後地上で意識を失っているのを回収した、ということらしい。
ベイルアウト中に近く、といっても生身から見たらさほどでもない距離でだが、被弾し大破した戦闘機の破片を
浴びたらしい。脚にやや深めの傷や、その身に打撲を負った上風に煽られたとの見解だ。『彼』にとっては全くの不運であったのだ。
「しかしオマエほどのエースが墜ちるとは。」
それに損傷と捕縛のオマケつき。その身に負った傷は、当時の状況としては当たり所が悪ければ死に至るほど、それほど危険なものであったのだが。
墜ちて運が悪いのか、それともその程度ですんで運がよかったのか。
「いずれにせよ”こっち側”にとっちゃとてつもない”幸運”だったがな。」
喉奥を震わせながら笑う。からかう様な響きを含んだ声にもまるで興味がないのか、沈黙を保ったまま彼、サイファーは
先と同じように目を閉じた。
元からそう口を開くような者でなく、実は喋ることができないのかと思われたほどだ。
その寡黙な男は怒りの片鱗すら見せず、ただひたすらピクシーがそこに存在しないかのように振舞っている。
「まあいいさ 本題は此処からさ。」
その頑固なまでの態度に苦笑しながらサイファーの傍らに腰を下ろしピクシーは再び口を開いた。
「おまえ、このまま”こっち”に来いよ。」
捕らえただけとしても莫大な効果を持つその存在。
どこの軍のパイロットもその名を知り、恐怖する。それだけの人物を引き入れればどれだけ事が楽に運ぶか。
彼に関してのあれこれが自分に任された。それが今現在どこの誰よりも、”片羽の妖精”が彼に最も近しい人物である
と評価されている証拠である。『円卓の鬼神』の伴侶だったからこそ自分はここにいるのである。
「お前の腕がどれだけのものか、一番よく知っているのは俺だ。
そしてそれをこのまま潰すには惜しいと思っている。 」
その言葉にようやくサイファーはこちらを向く。
その瞳は温度を孕まぬくせに、やたら焦がすような光を放つ。
-絶対零度の灼熱- おかしな言い方だがそれが一番しっくりと来る。
裏切る以前に一度だけ垣間見たことがある。 機体から降り、ヘルメットを取り去るわずかな瞬間だけのあの光。
一瞬だけ覗いた、二つ名にふさわしいその獣の瞳で。
「何度請われようが、脅されようがお前たちと飛ぶつもりはないよ」
そういい、一度目を伏せ、再びその獣の目をのぞかせながらサイファーは言った。
「"Solo Wing (片羽)"」
かつて呼んでいたPixyとではなく、二つ名を熱のこもらぬ声で言う。
それは彼の傍らにいた頃には決して聞くことのない声色であった。
そのしっかりと響いた声を聞き、ピクシーはわけもなく愉快な気分になった。
「よくもまぁそんな体で威勢のいいこと言えるなぁ、お前。」
さすがは相棒だ、とつぶやきながら頬に触れ、そして掌で順に下の方へと体をなぞる。
既に複数の人間に嬲られたその体には、暴力と恥辱の痕が色濃く残っている。殴られたのか口の端は切れ、血が滲み
かさぶたに、シャツの襟元からは喰いつかれたためか歯型が、脇や腹をまさぐるとかすかに顔を歪めた。
これは殴られでもしたのだろう。捲くれば青痣があろうことは診なくても解った。
拷問と、そして捕らえた男に対する畏怖、優越感、支配欲。
それらがこうしてその体にすべて刻まれている。
刻まれているものこそ、全てが彼に魅了されている証であった。
もっとも自分もその一人であるのだろうが。
触れた素肌が湿り気を帯びている。べつにそんなつもりはなかったのだが、その吸い付くような触覚にふとその体を
慰めてやろうという気分になる。確か今日も数時間前何時ものように嬲られてたはず。
体は清められているが、収まらぬ熱を熾火のようにいまだその身に宿している。
相棒は再び引きずり出されたそれに、迷惑そうに顔をしかめた。そりゃそうだろう。ほうっておいて無理やり収めようと
していた欲をたたき起こされたのだから。
「全く、えげつないとは思わないか?」
日を追うごとにきつめの薬が使われているのだろう。その効果も時間も寄り強く長くなっていく。
快楽漬けにし悦楽と支配欲を満たすのだ。それも一人の男に夢中になって。全くばかげている。
徐々に温度と赤みが増し、吐かれる吐息が悩ましくなっていくのに満足しながら片手を下腹部に、しかも下着の
中まで侵入させる。じかに触れる手にびくりと体をこわばらせるが、空いたもう片方の手で顎を掴み押さえ込む。
何日も手入れをしてないためか所々短く髭が生え、指にちくりとした感触を与えた。
髭を毎日綺麗に剃る奴だから、普段こんな顔を見ることはなかった。しかし新たに見ることのできた、自分の知らない顔に
満足し、舌でざらりとゆっくりと舐め挙げる。
潜り込ませた片手が濡れてきた所で、ピクシーはサイファーの足首を掴む。
慣らすようなことはしない。それが必要ないほどその場所は使い込まれている。
下着ごとズボンをずらし、掴んだ腕に力をいれ脚を開く。
あれほど犯されても棄て切れなかったのか。最初の衝撃への恐怖に、閉じた瞼と掴んだ足がわずかに震えていたのが
たまらなく愉快だった。
存外自分が嫉妬深いということが意外だった。あまり執着するのは好かないくせに。
サイファー捕縛の知らせを聞いたときは心底驚いた。ゴルトの二番機に連れられて見れば、既に隊の連中がおっぱじめてる
最中だった。
複数の男に囲まれ、床に捻じ伏せられ、後ろから揺さぶられる。俺たちが部屋に入るのを確認すると、犯されたままに、前髪を
掴んで顔を無理やり顔を上げさせられた。その目はどこか虚ろにゆれている。
「鬼神も羽をもいでしまえば容易いものだ。」
「・・・薬か。」
隅の机にはゴムバンドと空の注射器。それを見、顔を顰めると「ただの媚薬だ」と言って奴は笑った。
しかし、この相棒の様子を見れば、相当ギリギリな物に違いないのだろう。
相棒を遠巻きにただ見つめていた。しばらくしないうちにフラッシュが光る。この痴態をカメラに収めているのだ。
それをどうするつもりかなんてのは、いくつかのお約束がすぐ頭に浮かんできたので聞かずにおいた。
使用用途がどうなるのであれ、サイファーにとってはありがたくないことに使われるのだろうから。
鬼神がベルカのけだものたちに貪られる。しかし鬼神はいくら嬲られても嬌声の変わりに艶を帯びた息を吐くばかりだ。
時折「ぐっ」といったような、詰まるような声も混じる。かなりトんでいるはずだろうに、無理やり押し殺しているのか。
さすがは鬼神、といった所であるが。
「お前も混じらないか?”妖精”」
取り囲んだ一人が誘いかける。さっき突っ込んでた奴は達したのか、体液まみれの体を床に転がされている。
最後に見た姿とはえらい変わりようの、まさにボロ雑巾といったような有様だ。
人に見られてスルような趣味は持ち合わせていないんで、誘いには軽く首をすくめるように返した。
こっちの意図が通じたのか、そいつもこっちに興味をなくしたようにその狂宴にもどった。
「用件はコレだけかい? ならおれはさっさと戻らせてもらうぞ。」
呆れたように溜息交じりで言う。ただの強姦現場を延々と見続けるほど俺は暇じゃないんだ。
隣にいるゴルトの二番機はそういう俺の顔を見ると、含み笑った。
「かつての相棒が嬲られるのを見ていられないのか、もしくは・・・?」
からかうような口ぶりに、あほらしい、と返し、この部屋の出口に向かう。
ただ、部屋を出る前にもう一度見やったとき、意識も殆ど飛んでいるはずの相棒と目が会った。
そしてその相棒が何かを呟いたのを―
― ラリー ―
見てしまった。
声にならなくとも唇がそう動いていた。彼は呼んだのだ。根拠もないが、自分には呼ばれたことが確かに解ったのだ。
それを見たとたん腹の底から何かが湧き上がってきた。それを必死で押さえ込みながら、俺は扉を後ろ手に静かに閉じた。
そう、あれは紛れもなく嫉妬だったのだ。自分は腹を立てていた。誰にもその体を触れさせたくないと、それは自分だけの物だと。
そしてそれが当然のことだと、彼の隣に並んでいたときから無意識のうちに思っていたことに驚く。
己のこの執着に。その対象であるサイファーは気の毒だなと他人事のように思う。
こんな奴に捕まっちまうたぁ、己の不運を呪うしかないな。 なぁ相棒?
「なぁ呼べよ。俺を。」
それも”片羽”ではなく、かつて呼んでいた名で。加減せず突き上げながら顎を掬い取り、こっちを向かせる。
熱に浮かされたその目に、こちらまで熱を伝染されそうだ。
濡れた唇が開き淫らな舌が除く。それがどう紡ぐかを思い描けばたまらない気持ちになった。
「”Pixy”」
それを言い終わるか否かのうちに、開いた唇に舌をねじ込み絡めとる。
息すら奪うよう口付けながらただ絶頂の時を待っていた。
もう聞きなれた格子の扉が閉まる音。
がしゃりと硬い錠の音を聞き、振り返らずに来た道を戻る。
”Pixy”
先ほど無理やり言わせた自分の名。ただ淡々と従わせるまま呟いた音。
其の声を何度も頭の中で繰り返し再生しながら、まだ決別する前の二人の時間を思い返す。
その回想の中、いつも自分をそう呼ぶ彼の声が、どれだけ甘さを孕んでいたことか。
ここにいたってその事実にようやく気がついたのだ。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 捕虜ネタっていいよね!と言うry
| | | | ピッ (・∀・ )
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お付き合いありがとうございました
いろいろ無理やり詰め込んだ感が否めなくてすまん しかもかいといて長いorz
エスコン増えないかなまじで
- すばらしいです ニヤニヤが止まりません! -- 2010-07-11 (日) 00:04:49
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