未来予想図
更新日: 2011-05-02 (月) 18:08:00
____________. ヶ゛-ニソ良い子第2弾 ?視点。
| __________ | 某番組で自分たちの未来予想をしていたので
| | | | 収録直後という設定で。
| | |> PLAY. | | ―――――――v――――――――――
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| | | | ピッ (・∀・ )
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355に萌えてくれた姐さん方、ありがとうございました。
お陰さまで調子に乗ってしまいました。
「なぁ……」
テーブルの上に散らかったペットボトルや雑誌を片付けていた俺は、不安という言葉を具現したようなその声に手を止めた。
未 来 予 想 図
目線を上げて声の方向を見やると、頼りない視線とぶつかる。何故だか暗い雰囲気を纏ったこの男は、テーブルに頬を付け、俺の顔をじっと見つめていた。
「どした?」
「やっぱ料理したいんか?」
「は? まあ、料理は好きやけど」
「オレがオマエの人生変えとるんやもんなぁ……」
消え入るような声で呟く内容に合点がいった。先程の収録で、俺が『5年後にはシェフ修行をしている』と書いたことを気にしているのだろう。
「確かにこの世界に誘ったんはオマエやけど、断るとかすぐ辞めるとか出来たやん。結局は俺が選んだ道なんやから、とやかく言われたないわ」
わざと責めるような強い口調で言ってやったら、ますます顔が暗くなった。……まずい、扱いを間違えた。
「あー、俺はな、オマエと一緒に居たいから誘いにのったんや。こっちやってても料理は出来るけど、コックになったら一緒に居るのは難しいやろ? せやから、今ここに居る俺を信用してくれ」
「言ってて恥ずかしくないか?」
――せっかく本音を語ってやったのに!
思わず激昂しかけた俺の頭は、次の瞬間、急激に冷めてしまった。
子供のような純粋な瞳が、キラキラと嬉しそうに輝いている。嫌な笑みを浮かべたムカつく顔で言われても、その目を見てしまったら、怒ることなんてとても出来ない。
「うるさいわ。オマエも『5年後1人で番組持つ』とか書いとったやんけ」
「オマエが『シェフ修行しとる』から仕方なく、やろ。んで『居なくなったオマエを探して』、そっから先は『2人で番組やる』やん。ちゃんと信用しとるし、頼りにしてるで、相方」
頭の中で、今まさに├゙リカムの『未来/予想図』が流れ始めた。
なんで感動させられなあかんねん。全米が泣いた映画とか見ても、何も思わんくらい感情の起伏が無い人間やったのに。
正直、コイツの直球の言葉にだけは弱い。
「じゃあ実際やってみるか? 5年後に俺がシェフ修行」
「なんやそれ、オレ捨てられるんかい」
「探してくれんねやろ?」
「おう、マジで居なくなったら探したるけど、その前にオレが引き止める。徹底的にオマエの人生変えたるわ」
先程までの暗い表情はどこへやら、顔を上げて身を乗り出し始めたコイツとは対照的に、俺が机に突っ伏してしまった。
「……どこまで俺の人生と心を狂わせる気や」
「オマエが「ノヽマグチと一緒に居たくない」って言うまで」
「一生やんけ」
「ハハハ、やっぱそうなるか。オレと一緒に居たいんやったら、一生オレについて来るしかないな」
「言ってて恥ずかしくないか?」
「……恥ずかしい」
「やろな。まあ、一生ついてくから覚悟しとき」
「おう」
先程の番組で司会者が言った「君たちは今のままでいい」という言葉が蘇る。
一緒に仕事して、一緒にバカやって、一緒に笑って。きっと、何年経っても変わらない。他人に言われんでも、俺たちはずっとこのままなんやろな。
なあ、相方?
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| | □ STOP. | | 萌えの勢いで書いてしまった。
| | | | ∧_∧ ドリーマーな自分に乾杯。
| | | | ピッ (・∀・ )
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