Top/4-230

Death Note L×月

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  飛翔で連載中、死帳の得る月です。
 ____________  \         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  月が弱くて女々しいなあ。性格違うよ。
 | |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ アンマリエロクナイッポイネ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |
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※今の本誌より結構未来の設定です。

僕へのキラの疑いは、とうに消えていた。
ずっとあんな僕だったのだから、それも自明の理かもしれない。
その”僕”は、疑われるようなことは何一つ、していなかったのだから。
懐疑の消失は、平気で嘘をつくLの信用出来ないような言葉ではなく、彼の態度が明らかにしていた。
疑われていたときとは、掛ける声も、向ける表情も、抱きしめる熱さも、こんなにも違う。
それは、信頼出来る操作員へのそれであり、なんでも話せる親友へのそれであり、
何よりも大切にしている伴侶へのそれであり。
今は、僕は彼に愛されていたと、真っ向から信じられる。確かな愛を感じていた。

記憶を取り戻したのはいつだったかな。何ヶ月前?はっきりとは覚えていない。
その為にずいぶんと無茶をやらかした。不自然さを防ぐ殺人。それの発覚を防ぐ為の殺人。それを隠す為の…。ごく近い人間までも手にかけた。ごまかしの上塗り。仕方がなかった。
いや、「それは正しい判断じゃなかった。」なんて、後からそう思っても、
今やっていることも後で嫌悪するような事柄なのだ。
それを、繰り返す。僕はもう疲労困憊だった。
今何故崩れかけているのだろう。初めはあんなにも高みにいたのに。
いや、初めから綻びは始まっていたのかもしれない。この消耗した精神力を見てみると。

本当は、僕は何故自分が崩れたか分かっている。でも、思考をそこに行き着かないようにしていた。
この気持ちのせいにはしたくない。

「月君、見て下さい」
あいつが白い紙の束を手に持ち、隣に座り込んでくる。
「―――――についての書類です。一、二枚目は人物記録。三枚目からは彼の当日の行動と…」
名は聞き取れなかったが、左上の小さな顔写真を見て、見当はついた。
名前、なんて言ったっけ。思い出せない。この間ノートに記したばかりだというのに。
Lは僕の持つ書類を覗き込む。彼の真っ黒な瞳が確認するように文字を追っていく。
それと同じ黒色の、長めの髪が僕の顔に掛かった。ばさばさの髪。妙に、近いよ、L。
書類に目を通しているはずの僕は、じわりと空気を介して伝わってくるこいつの熱に気を取られていた。
「月君、知っていましたか?――――も先日命を落としたんです。少し変わった亡くなり方だったそうですよ。」
あぁ、そいつ。確かにそいつの名も書いたけど。
何故もう情報がこいつの元へ?いやに早い。
「あ、思い出しました。実は彼から君にと、預かり物をしていたのです。」
そう言って、こいつはビデオテープを取り出した。なんでもないことの様に僕に差し出す。
なんでもないことの様に。
「あぁ、うん。ありがとう。」
でも僕はそのビデオのことは知っているよ。そこにはデスノートを持った僕が映っているのだから。

受け取ったビデオテープのパッケージは白かった。決定的に白かった。
あの書類も白。
今日はいやに白が目につくな。何故だ。こんなにも白が眩しい。

僕は立ち上がった。二つの白を握り締めて。
もう、僕の部屋へ行こうよ、L。

高く聳えるビルの中。ずっと向こうまで続いていく窓から遥かに街を見下ろして、
長い廊下を、Lと並んで歩く。僕の部屋へと向かう。
今日は前から約束していた日だね。

全てが終わらなければこんな日は来なかったはずだ。
一晩中、愛し合おう。
いつもの部屋からわざわざ僕のプライベートルームへ移動するっていうのはそういうことだ。
僕もこいつもそういうつもりだ。

幸せだ。こいつと穏やかに歩くこの時。
なんて幸せだ。全ての終わりを確信し今日という日を約束した、あの日の僕ら。
最後の日になるとは思ってもみなかった。

急に僕は足を早めた。
自然に。悪戯をする子供の様に。
追ってこいよ、と言いながら、どんどん先へ進む。最後の方はほとんど駆け足になっていた。
笑いながら、ゆっくり歩いて来ればいいと、願っていた。
でも、あいつも、不自然にはならないギリギリの速さで追ってくる。
あいつは決して、僕を逃がしはしない。

僕は部屋に滑り込んだ。ドアを閉める余裕もない。
さぁ、この手の中の証拠を早く片付けてしまおう。急げ、追っ手はすぐ後ろに迫っている。
白い紙の束は机の下へ。ビデオテープは、…隠す場所が見つからない。
足音が聞こえる。あいつも急いている。急げ。
とっさに、山積みされたテープ達の1番上へそれを置いた。慌てて置いた衝撃で、山の一部が崩れた。
振り向いたときには、既にLはいた。

抱きついた。衝動的に。
首に腕を回す。本当は唇に触れたかったけれど、
今の気持ちを読み取られない表情を作らなければならないのが面倒臭くて、僕は首筋に顔を埋めた。
肉のない薄い皮膚に吸い付く。ごまかす為に唇を寄せたというのに、離したくなくなって、僕はそこを吸い続けた。
跡を付けたい。すぐに消える物だとは分かっているけれど。
それでも、こいつに僕の跡を付けておきたい。ずっと消えないくらい強い跡を。

頭上の目線は、僕ではなく、右の方を向いていた。崩れた白い山の中の一点を、確認していた。
もう僕の企みは暴かれているのだ。

分かっている。二人とも全部分かっているんだ。
分かっていてやっているんだよ。

こんなに一つ一つに必死になる自分に笑ってしまう。
でも、僕の顔は可笑しいのか泣きたいのか分からない。
だから、ただ必死に抱く腕に力を込めている。
消えない跡はついただろうか?確認するのが怖くて唇を離せられない。

愛しい。どうしようもないくらい、愛しい。

Lの腕が僕の腰に回された。それに促されて、やっと僕は唇を離した。
その跡を見る暇もなく、強く強く、抱き合った。

お互いに相手を抱き、抱かれながら、もそもそと鈍重に部屋の奥に進む。
ベッドにそのまま崩れ落ちた。
唇が重ねられる。熱い息遣い。僕は激しさに目も開けられない。
もっと、もっと深く、絡んでくれ。僕を、蹂躙しきってくれ。

一晩中だ。本当に一晩中、僕を愛してくれ。
僕はお前の名前を呼び続けるから。馬鹿みたいに、呼び続けるから。
僕はこの時間を一秒も逃せない。一秒も無駄にしたくない。
一瞬一瞬を全て刻み付けるんだ。

本当に、僕はお前が、どうしようもなく愛しいよ、L。

ずっと彼の体を抱きしめていた。

部屋に陽の光線が溶け込んで、キラキラと輝いていた。
白に晒された朝。僕はただ眩しかった。
時は進み続ける。白い光が僕を刺す。
もう夢を見る時間は終わった。

僕は気付いていた。
昨日あの書類を横から覗くLの瞳も、微かに震えていた。

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 | |                | |
 | | □ STOP.       | |               話が分かりにくい・・・
 | |                | |           ∧_∧ 意味不明なもの上演してスマソ
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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あと、最後細かいレスになっちゃってすみません。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  • デスノート -- 2019-07-14 (日) 00:05:19

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