オリジナル 「充電メガネ」
更新日: 2011-04-28 (木) 20:23:41
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| メガネくん×弁護士+チンピラ。みたいな。
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| つゆだくおいろけむんむん。って脳内補足よろ。
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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『冷静に、なれましたか。』
掠れても綺麗な高音の声で話すその人は、その部屋に在る清浄だった。
たとえその身が欲情にまみれつくした残骸に包まれているとしても。
ヤツに身を任せたと聞かされ、他の誰かとのそれが目的の為だと分かってはいても
抑えきれなくなってしまったのは、ヤツが付けた痕を見つけてしまったからだ。
執拗な行為を思わせるそれからヤツの哄笑が聞こえてくるようで我慢が切れてしまった。
僕が幾度汚しても清らかな彼を、ヤツが欲情のままに扱ったのかと思うと
ねじ殺してやりたい怒りが膨れ上がり、それが僕の爛れた欲を引きずり出したのだ。
昨夜も崇めるようにそっと彼に触れた。
細く途切れ途切れの喘ぎを洩らして彼が一度放って弛緩したその身に、
僕は小さな口づけを繰り返していた。
彼が誰かに身を任せる度に、彼を覆う皮膚という皮膚すべてを僕の唇で清めたいと思う。
偏執的なその行為を彼は嫌がるから、要所にとどまるのだけど。
昨夜も僕にとっての儀式めいたその行為の途中で気がついた。
すべらかな内腿の皮膚に赤紫色の変色を。それも一つではなく痛々しい程に。
穢れてしまったその場所を治すようにゾロリとなめ上げると、
彼が喉を反らしてあえやかな吐息を洩らした。
瞬間、カッと頭の中が熱くなった。
何故。なぜ。ナゼ。
こんな行為を許したのか。こんな場所を吸われたのか。こんな媚態を見せつけるのか。
僕以外の誰かに。
そこからはもう、覚えていない。
途中幾度も制止の声を聞いたように思う。
『っ…ぁ、もうっやめ、っ』
『止めません。酷くされるのが好きなら僕でもいいでしょう。』
制止されても行為を止めずに、両の足首を掴み開いたように思う。
そのまま膝立ちした自分の高さに引き上げて不安定な彼の身体を貫いた。
幾度も。
『ぅ、ぁ…っ、くっっぅ』
『貴方をくれると約束したんだ。僕のものだ。全部っ』
胡坐の上に抱き込んで突き上げながら、空ろな瞳を覗き込んでキスをした。
口腔を犯すように苦しげな呼吸ごと奪いつくすように。
幾度も。
そうして貪り尽くした彼が意識を失って初めて、僕は。
爛れた淫欲をぶつけてしまった悔恨で打ちひしがれ、
制止は受けたが拒絶はされなかったという望みにすがろうとして。
互いの放った体液と汗とにまみれた、行為の残骸のようなシーツに埋もれて
うつぶせた彼が意識を取り戻して震えるように息を吸い込む。
反対に僕は、緊張に強張る体を吐き出した息で弛緩させた。
冷静になれましたか。と問われ、謝罪すら言葉にできずに黙りこんでいると、
彼が酷く億劫そうにもう一度口を開いた。
「私が信じているのは貴方だけです。」
ゴクリ。と喉が鳴った。歓喜に呼吸が止まる。
「僕、だ、け。」
嗚呼、我が君よ。自分が特別だと思ってもいいのですか。
「それだけでは不満、ですか。」
「いいえ!…いいえ。」
ベットで動けない彼に取り縋って泣き出してしまう僕の頭を、ゆっくりと彼の手のひらが撫でていく。
疑った僕をどうか許して下さい。
僕が信じているのも貴方だけ。
貴方だけが僕の価値なのです。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ これって主従?
| | | | ピッ (・∀・ )
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