チェリー
更新日: 2011-05-03 (火) 14:06:40
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
・ナマ注意
・尾形×葉間
・保守ついでにどうぞ
「2007年が最悪やと言うても、2007年と状況が変わらへんのやから、2008年もこのまま最悪なんやろうな」
「隊長、まだ引き摺ってるんですか?蟻野さんが結婚したの」
「一生引き摺ると思うよ。あいつも、もう結婚して3年になるのか。なんっでオレ結婚出けへんのやろなぁ」
「というか結婚する気無いんでしょう」
「あるよ?相手がおらへんだけや」
「またまたー。モテる癖にー」
「あのな、モテてたら満喫ペアシートに二人でおらへんって」
「バレンタインにファンの子から沢山チョコ貰ったやないですかー」
「小学生のコとその親な?どっちにしても犯罪やん」
「小学生のうち隊長のファンのコが大きくなってもファンでい続けないのはおかしいですよね?」
「おかしくないやろ。中高生にもなるとTVばっかり見るわけでもないやろし、部活だの勉強だのそれこそ彼氏だの他に対象が移るわけやよ」
「でも隊長?隊長は目標を言わなあかん仕事やないですか。だから今年の目標に結婚と言ってるだけで、本当は一生独身でもいいと思ってるんでしょう?」
「・・・まぁこのまま独身で生涯終えるかもなぁと思わなくもないけども。やっぱり朝起こしてほしいし、やりたい時にいつでもやれるヤツが側におるってのええやん」
「え?そんな理由ですか?」
「アホ、そこ大切やぞ?」
「それって誰でもいいんじゃ」
「あーもう誰でもええねん。誰かオレ貰ろてくれへんかなぁ」
「分かりました!俺が一緒に住んで毎朝起こしてあげますよ!で、隊長がやりたくなったらしたらいいんですよ!」
「チェリーボーイが何言うとるかな。第一、オマエ相手にやりたい気にならへんし」
「分かりませんよー?一緒に住んでるとそんな気になるかもしれないでしょう」
「ならへんならへん。だいたい、オマエ男相手にされたことあんのか?」
「いいえ?全然?でも隊長だったら俺」
「アホか、ノリだけで話すな」
「飛来さんだってもしかするとそうかもしれないじゃないですか。3年5ヶ月の間一緒に住んでたんですし」
「・・・無いわ。あのな、オレ飛来とゲーム仲間やぞ?そういうの意識したら一緒に遊ぶのも出けへんようになるやんけ」
「いいんですよ隊長は俺とだけ遊んでれば」
「ジュース無くなったから代え持ってきて。ポタージュスープ頼むわ」
「分かりました、行ってきます」
(尾形も友達多いのにこんな仕事以外ニートみたいなオレを遊びに誘わんでもな。遊び言うても満喫か映画か一緒にメシ食うぐらいしか無いけども。誰でもいいならそれこそ・・・いやでもなぁ・・・何でオレあいつ以外ダメなんやろ。あっちはあっちで幸せそうにやっとんのに。
尾形も多分オレを同情で誘っとんのやろな。いつも一人で可哀相だとか思って)
「お待たせしました」
「おう」
「隊長、その漫画面白いですか?」
「これ?読むか?」
「はい。・・・隊長?どうしたんですか、俺の顔になんかついてます?」
「眉2つと目2つと鼻と口がついとるわ」
「男前でしょう」
「そうやな。あのな?別にオレと行動せんでええんやで?オレとおったら彼女も何も出けへんと思うよ」
「彼女いらないですよ。34年間童貞だったらこれから先も童貞のような気がしてなりませんし。・・・すみません、泣いていいですか」
「いいから思いっきり泣け。風俗は行かへんの?」
「風俗ってなんか怖いじゃないですか。隊長は行かないんですか?」
「トップシコリートとしてそういうとこは行かへんのや。ええやん、右手が彼女で左手にたまに浮気するので」
「40まで童貞でいると魔法が使えるようになるらしいですよ」
「ん?どんなや」
「ええとですね、”凍てつく波動 : つまらんギャグを飛ばして周辺を凍らせる”」
「・・・・・・オマエはギャグで食ってってるわけやないんやし。レポーターの仕事ぎょうさんあるんやろ?」
「でもお笑い芸人はやっぱり笑いで食べていきたいじゃないですか!」
「むしろ今の芸人って芸で食べてるヤツがどんだけおるかやよな。オレらのコントもTVだと正月番組でしかやってへんもん」
「ここで俺が忘れさせてあげますよ、とかっこいい事が言えればいいんですけどね。俺、そういうの似合わへんですし」
「オマエには無理や。いや、オマエでなくても誰でも無理やと思うで」
「そうですか」
「ま、な」
「俺、隊長といれて幸せですよ。一緒に漫画見て一緒にゲームやって一緒にメシ食いに行って一緒に映画見て。まるでデートのようではないですか。リアルに充実してる人のことを”リア充”って言うの知ってます?」
「まぁオレも一人で部屋に籠もってるより余程ええけども。ありがとな、オレを誘ってくれて」
「いいえ、そんな。俺でよかったらいつでも誘って下さい。俺は隊長と比べたら時間ありますから。隊長が一人でいるから俺も気軽に誘えるんです。もし隊長が誰かと結婚してしまったらどうしてもそっち優先になってしまうから、こんな風に気軽に誘えなくなるじゃないですか」
「オレ、オマエのネタ好きやけどな。オマエが何か言うやろ?すると周りが凍るやろ?その状況見て大爆笑や」
「一瞬ドキッとしたやないですか。それって俺のネタで笑ってるんじゃなくて、俺のいたたまれなさを想像して笑うんでしょう?」
「だからオレの押してる芸人って人気出ぇへんのかなぁ。いつもオレ一人で笑ぉてる」
「隊長が喜んでくれるならそれでいいですけどね。鉄の心臓にひびが入りそうです」
「オマエが女やったら意識してしまうから逆に一緒に行動出けへんようになるか」
「そうですよ」
「彼女いらんと今は言ってるけどどうせ先に結婚するんやろな。なんかオレを好きだタイプだ好みだ言うヤツみな結婚してるか相手がおるかやし。どないやねん」
「34年間童貞なのに今から彼女作ろうと思ってすぐ出来るもんなんですかね。彼女にしても結婚相手にしても作る気あっても出来るかどうか分からないわけですし、ましてや作る気無かったら出来ないままでしょう」
「童貞捨てたいと思うてる?」
「そりゃあ思ってますよ」
「じゃあ・・・、すまん何でもあらへん」
「言いかけて止められたら気になるじゃないですか」
「初めてのは女の方がええやろ。下手なトラウマ植え付けられたら童貞捨てる捨てへん以前に人間不信になるかもしれへんからな」
「実際女の子とどう接していいか分からないんですよね・・・」
「顔はええんやし、あとは変に笑わそう言うんやなくて、普通に接してやな」
「普通のさじ加減がよく・・・」
「どうにもならへんな。漫画に集中してええか?」
「あ、はい」
(俺の隣で漫画を読む隊長。さらさらの髪の毛、大きい黒ぶちの眼鏡、細くてつぶらな目、ぷっくりとした唇、細い顔、細い体、細い腕。
そしてセンスのいい服。隊長が彼女だったらなぁ。可愛いなぁ。隊長、ずっと結婚しなければいいのに。むしろ彼女も出来ないで今のまま仕事以外家に引き籠ってればいいのに。
俺だけのものにしたい、独占したいと思っててもそんなの言えるはずもないから黙ってるけど)
「どうした?オレの顔になんかついとるか?」
「眉2つと目2つと鼻と口がついてます」
「男前やろ」
「そうですね」
「ほんまにそう思っとる?」
「ってか、さっきのネタじゃないですか」
「そやな。よっしゃ、これ読んだら出よか」
「美味しいラーメンの店知ってるんですよ。この前ブログに載せたの50店舗目達成したんですよ!だいたい1ヶ月で5軒は行ってますね」
「ほぼ毎週以上やないか」
「隊長はラーメンでなかったら何食べたいです?」
「カレーやな」
「では間を取ってカレーラーメンで」
「ええよ普通のラーメン店で。オマエが美味しい言うとこやったら」
「そですか?えへへ、隊長は優しいですね」
「そしてまたキショイと言われるんやろな。そういうんやないのにな」
「いいじゃないですか」
「まぁええか。よっしゃ、読み終わったし行こか」
「はい!」
二人でラーメンを食べた。美味しかった。同じ店でも一人で食べるより美味しい気がする。また次も隊長を誘って遊ぼう。いつまで遊べるか分からないけれど。
それでも今は。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
ラジオでチェリー言われて怒ってたのでネタにしてみました。
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