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二氏舵

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     |  金紺 二氏乃×舵藁
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  まだ大/阪にいた頃、5年以上前の設定です。
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 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 二氏乃変態注意
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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 二の句が継げない舵藁に、二氏乃はただただ真っ直ぐな視線を投げ掛けるばかりだった。
その黒々とした瞳に映り込む自分の顔は、どんな表情をしているのか分からない。
――でも
唐突に投げ掛けられた、馬鹿げた悪ふざけに近いようなその言葉に、自分の体も一瞬反応した。その事実と。
目の前の、至極真面目な顔をした相方に、ほだされてみてもいいかもしれないと思った舵藁は、自分も相当おかしなところまで来てしまった、と自嘲する他なかった。

 何を言うでもなくタクシーに乗り込み、自宅の住所を告げる二氏乃の横顔をちらりと伺う。
整った鼻筋、ニキビの痕がちらほら残る頬、厚めの唇。不意に顔が熱って、舵藁はかぶりを振った。
何を今更、飽くほど見ている相方の顔だ。だけど――
突然、力の抜けていた右手を掴まれる。二氏乃の一回り大きな手がねっとり絡まるように舵藁の指を取り、先を擽るように爪で引っ掻く。
「な、に――」
指先のむず痒いような感覚が下腹部を刺激して、舵藁は手を払おうとするが、二氏乃はそれを許さず、そのまま掴んだ手を自分の股間へと導く。
二氏乃は前を向いたまま、目を細めて笑った。二氏乃のそこは確かに熱を持って、存在を主張するように頭をもたげかけている。
「俺、本気やで」
そこで初めて、二氏乃は顔をこちらに向け、絶句した舵藁の顔を覗きこむようにして囁いた。
掴んだままの手をゆるゆると扱くように動かされる。
しばらくの間、二氏乃が何をしているのか認識できなかった舵藁は自分の手を呆けたように見つめていたが、やがて弾かれたように二氏乃の顔を見、そして睨みつけた。

「――お前、アホか」
舌打ちするものの、指が触れる度に熱さを増す二氏乃の股間から目が離せない。
舵藁はふ、と一つ小さな溜息を吐いてから、今度は自分の意思で西野の股間に指を這わせる。
指でなぞった通りに反応するのに、何故か快感すら覚えてしまっていた。
起きぬけのようなぼんやりした頭で、ただ指をそろそろ動かしているうちに、突然自分の股間にも緩やかな刺激を与えられて、舵藁の肩が跳ねた。

 「自分だけ真人間ですみたいな顔して、アホはお前や」
二氏乃の左手はいつの間にか自分の股まで伸びていた。自分がしていたように二氏乃の指先が形を確かめるように動く。
衣服越しのぼんやりとした快感は、それでもダイレクトに舵藁の欲望を突いてきた。
「ちょ、やめ――」
慌てて自分の手を引っ込め、二氏乃の手を引き剥がそうとしたその時、タクシーがブレーキを掛けた。
二氏乃は素知らぬ顔で料金を払い、舵藁の手を取ってタクシーを降りる。
「――何考えて」
「さっきのさ、タクシー。俺等がしてたこと、タクシーの運ちゃんに見えとったで」
「……お前マジに一回死ねや」
まるで昨日見た夢の話でもするかのような口調で二氏乃は言った。
あれ、家の鍵どこやったっけ、とバッグを漁りながら階段を昇っていく二氏乃の後姿を、追いかける気にはとてもなれない。
舵藁は羞恥心で一杯になった腹の底から一言搾り出すのが精一杯だった。

が、一度火を点けられた欲望の吐き出し口はここにしかないのだ。
階段を一段上がる度に脚が股間に当たって変な溜息が漏れる。
ようやくの思いで二氏乃の部屋までたどり着くと、二氏乃はドアの前で待っていた。
「舵」
掠れた声が耳につく。腕を掴まれて玄関まで引っ張られる。
痛い、と思う間もなく頭を抱え込まれ、二氏乃の舌が唇を割って入り込んできた。
ドアに押し付けられていたのが、二氏乃の舌の動きを必死に追ううちに立っていられなくなって、舵藁はずるずるとその場にへたり込んだ。
「――お前やから、こんなんなってんねん」
肩で息をしながら二氏乃が呟く。お互いの腰を擦り付けるようにしながら、もう一度キスを求めてくる。
「あんな変態じみたことしておいて、お前も必死やったんやん」
口にした瞬間、もう何もかもがどうでもよくなって、舵藁は笑った。
何も二氏乃があんなことを言わなくても、自分でもこういうことを望んでいたんだ、と舵藁は思い直す。
腰を引っ込めてもとても誤魔化せそうにない下腹を見つめる。
どうせならもうどろどろに蕩けるまで一緒に居よう。純粋にそう願ってもう一度、二氏乃の唇に舌を這わせた。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ ヒトリデコソーリミルヨ
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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 何か昔のことを思い出したら止まらなくなった。後悔はしていないんだぜ。

  • Good( ´∀`)bグッ! -- 2019-09-17 (火) 20:03:42

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