ゲ仁ソ ボケ×ツッコミ
更新日: 2011-05-03 (火) 14:18:58
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| 某ゲ仁ソさんたち。
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 都合上名前はボケ、ツッコミで。
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
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「聞いてくださいよ、この前嬉しいことがあったんですよ!」
「ほう?それはまたどんな?」
「あのね、この前のライブでね、前の席の女の子が僕の名前を呼んでくれたんですよ。
いつも名前呼ばれるのって大体貴方の方じゃないですか?だから嬉しくてね。『ツッコミさーん!』って絶叫ですよ?」
「ああ、そう」
(ボケ、急に話に興味を失ったようなやる気のない返答)
「ああ、そうって…そんな冷たい返事返さなくてもいいやないですか」
「ん、まぁまぁ、俺は名前なんて呼ばれ慣れてるからね」
「またそんな。自分どんだけ男前と思とうねん!」
「そりぁ、顔面みれば分かるやろ?周知の事実やないか!」
「…ったく、自意識過剰すぎやわ、自分。
でもね、名前呼んでくれたんは嬉しいかったんですけど、ちょっと気にいらない事があるんですよ」
「ほうほう、こんな不細工な顔にも拘わらず女の子の黄色い声で名前を呼ばれるという身分ふしょうような待遇を受けてまだ不満があると?」
「くッ!ふしょうようて?!噛んだやろ?そこ不相応やろ?」
「って、そこ、そんなに食いつくところですかねぇ?!
流すやろ?そりゃ人間やから噛むこともあるやろ?『ふしょうよう』ぐらい流れで分かるやろ?」
「いや、まぁ…そんだけ言うなら…それは、そうやけどな」
(ツッコミ、ボケの剣幕に引き気味な態度で話題を変える)
「まぁ、ほな話戻しますけど、気に入らんってのは決して名前呼んでくれるのが嫌とか言うんじゃないんですよ?
ただね、名前の後に『か わ い い~!!』って言われたのがね、ちょっと」
「なんや?『かわいい』ってのが気に入らんのか?」
(ボケ、目を剥き怒ったような態度でツッコミに問い掛ける。ツッコミ、ボケの態度に押されたように言葉を濁す)
「いや、まぁ、気に入らんというか」
「かわいいもんをかわいいって言うて何が悪いねん!!」
(ボケ、力強く叫ぶ)
「はぁっ?!」
「だだ、だいたいなぁ!お前みたいなかわいい奴が舞台をちょろちょろしとんやぞ?
『かわいいー!』ぐらい出るやろ!!言わしたれよ?!それぐらい!!」
「いや、ちょろちょろはしてないやろ?漫才ですから、ほぼ動かずマイクの前で立ってますけども?!
しかも、お前、『お前みたいなかわいい奴』って何や?俺みたいなの見て可愛いも糞もないやろ?」
「な、何を。そんなに卑下することないよ?自分十分かわいいで?自信持てよ!!」
(ボケ、微妙な笑顔でツッコミの胸元に触れる。ハートの辺りww)
「いや、触らんといて?かわいないし」
(ツッコミ、引き気味にボケの手から逃れる)
「何言うとんねん?!お前はかわいいぞ!!
物凄い不細工なブルドックとか見たら逆に可愛いっていうんと同じや。叫びたなるやろ?!
『きゃー!!ブルドックの潰れた顔がカワイイー!!きゃー!寄生虫こんなにクネクネし・て・るー!!きもかわいいー!』」
「俺は潰れた顔の犬と寄生虫と同じレベルかっ?!」
「犬と寄生虫を馬鹿にするんかぁっ?!」
(ボケ、凄い剣幕でツッコミに突っかかる)
「え?」
「犬が家にいなければ誰が留守番するんや?誰もが誰もセ/コムに入れるほど裕福な世の中やないんやぞ?!格差社会やぞー!!」
「いや、別に鍵かけたらええがな」
「サナダムシがおらんかったらケツの穴にシール貼る意味ないやろがぁっ!!」
「いや、それも逆に貼りたくないですし!」
「お、おまえ、ギョウチュウ検査を馬鹿にするんか?
ああ、あの子のランドセルにもギョウチュウ検査したシールが入ってるんやろうなぁ、とドキドキ登校した小学校時代の甘い思い出を汚すんかっ?」
「いや、そんなんでドキドキせぇへんやろ?つーか自分小学校のとき、そんなんでドキドキしとったんか?
嘘やろ?小学校のときは普通の奴やと思とったのに~~~~~!」
「ちなみに、俺が一番ドキドキしたんは誰のギョウチュウシールか分かるか?分かるか?分かるか?」
(ボケ、ノリノリで半笑い、テンション急上昇)
「いや!存じ上げませんけども!知りたくもないですけども!」
(ツッコミ、ドン引き。ボケと距離と取るように数歩後退。しかしボケ、更に)
「何を隠そうお前のや」
(ボケ、自嘲的に笑いつつツッコミに一歩歩み寄る。手は広げてw)
「な!何のカミングアウトですかっ?!いりませんよ!!そんな告白!!」
(寧ろ隠しといて!気持ち悪いし!その手何?飛び込みませんから!と半泣きな表情でツッコミ。マイクが拾うギリギリの小さい声で突っ込み)
「だいたいなぁ!お前が悪いんやろ?そんなダイエットとかして痩せるからカワイイとか言われるんや。
そんなにガリガリになって!ったく、アンタちゃんと朝ご飯食べようで!」
「オカンの真似すんな!」
「ツッコミ!アンタの部屋掃除しよったらベッドの下からエロ本出てきたで!」
(ボケ、さらにオカンな口調で)
「言うてない言うてない!だいたい普通母親だったら見て見ぬ振りするやろ?!
…それに別に痩せたんはええやろが?病気とちゃうねんから!」
「良い訳あるかぁ~~~~~~!!!!!」
(ボケ、絶叫。ツッコミ、びっくりして硬直する)
「だいたい何や?!この細さは!!こんなに細くなったら…丁度いいやろが!」
「は?何が?」
「こ、こうやってなぁ!抱き締めるんに丁度いいサイズになってしもたやろが!!」
「う、うわ!!」
(思いっきり抱き締められてツッコミ、ジタバタ)
「お前、こうやって漫才で舞台に立つ度に俺に公共の電波の前で悶々させる気かっ!お前どんだけデリカシーないねん!」
「ええええっ?!」
(暫し間を置いてボケの腕の中で考え込むツッコミ。そしてボケに問い掛ける)
「……俺?悪いのは俺、か?」
「お前やろ?どう考えてもお前が悪いやろ!」
「って!おい!うわ!!」
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ロケ先のホテルの一室、ベッドの上に押し倒されたツッコミは圧し掛かってくるボケの肩を慌てて押し返す。
「ちょ、ちょっとタンマ、メモ落とした」
ツッコミはボケの腕の下で先程まで読んでいたボケの作ってきた新ネタが書かれた紙切れを拾おうと手を伸ばすが、それよりも先にボケの手が落としたメモを拾い上げる。
「ああ、もういいわ。このネタ、ここで終わりやし」
「え?ここで?!」
全然落ちてないやん?と顔を顰めるツッコミにボケは
「まぁ、後はアドリブでやってみよかなぁ、と?」
と、ツッコミの足に手を這わせた。その手の動きに律儀にビクリと身体を震わせてからツッコミはボケを見上げる。
「あ、アドリブって…俺、アドリブ苦手やし。つーか、この手何や?アドリブ?」
「うん?」
肯定とも否定とも判別し難い曖昧な笑顔のままボケはツッコミのTシャツの裾から手を突っ込んだ。
「うわあああああ!待て待て!どう考えても無理やろ!あかんやろ!こんなんTVでやれんやろ!
そりゃあホモネタって結構ウケるけども!これは人前ではアカンて!
だいたい本番舞台で今の勢いで押し倒されたら、俺、ガーンって床で後頭部ぶつけるやろがっ!」
ツッコミの必死な本気の叫びにボケは気付かない振りをして嬉しそうに笑った。
「そうそ、そのツッコミええやん?『そうか、ほなTVのないとこでやるか!頭打たんようにベッドの上とかで!』って返したらドカーンとくるな」
「いや、それはどうかなぁ?ウケる人はウケるかもしれんけど…ちょっと、やっぱりTVではやれんやろ?」
引く人は引くだろう?と思いながらツッコミはボケの肩を叩いた。
一端ネタ練習を中断しようという意思表示のつもりで、大抵の場合それだけでボケとは意思疎通が出来るのだが、何故かこのときばかりはボケはツッコミの上から退こうとはしなかった。
それどころか、更に楽しそうに笑いながら
「つまり、ツッコミ君は誰にも見られてない場所で二人っきりでしかやれんと?」
と、言いながらTシャツに突っ込んだ手を更に進行させる。
そしてボケはツッコミの乳首が指に掠めるのを確認し、無意識をよそおってコリリッ、と指の腹で押し潰した。
分かりやすく奥歯を噛み締めてビクリと震えたツッコミを見下ろして、ちょっと調子に乗りすぎたか?と内心思ったがツッコミが怒り出す気配はない。
ツッコミはツッコミでボケの言い様が漫才のときの調子と同じだった為、これも漫才の続きなのか?と認識し抵抗もせず律儀にアドリブの突っ込みを必死に考えていた。
こ、これは突っ込みを入れるべきなのか?そうなのか?
何か気の利いた突っ込みを入れない限りこの拷問みたいなネタ合わせは終わらないのか?
いつもボケにネタを考えさせている俺に対する試練なのか??
しかし、必死に考えるツッコミの思考を遮るようにボケの手が更に不穏な動きをする。
そればかりか更に両足の間に割り込むようにボケの体が入ってきてツッコミは情けないのはこの際、忘れる事にして半泣きで叫んだ。
「うわー!!悪かった悪かった!俺が悪かったから!!」
「…何が?」
あまりに必死なツッコミの叫びにボケは手を止めてツッコミを見下ろした。
「いつも…、お前にばっかりネタ考えさせて悪かった…、俺、今、全然いい突っ込みが出てこんわ。すまん!」
ほんとスマン!と力いっぱい謝られてボケは拍子抜けしたような顔になった。
「……ああ、そうか」
今、お前、まだネタの続きのつもりだったんか、と小さく呟いてボケは苦笑する。
そしてボケは呆れたように肩を竦めてみせた。
「あのなぁ、これぐらいの突っ込み、バチコーンって決めてくれな終いには俺が逆に『突っ込む』で?」
その言葉に、ちょっと違う意味を込めてみたが当然の如くツッコミが気が付く事は無かった。
「バチコーンってなぁ、そんな簡単に言うなや。時間くれ時間。
つーか、お前はどう考えても異次元妄想ボケがお似合いやろ?突っ込みとか無理やろ?
…それと、そろそろ手抜いてくれへん?こそばいし」
何の危機感もなく、ボケにベッドの上に押し倒されたまま笑うツッコミにボケはツッコミの上から退いた。
「いや、お前がそんなに油断してるとそのうち俺は華麗に突っ込むかもしれんぞ?せいぜい気を付けとけ」
吐き捨てるように告げツッコミに指先を突き付けるとツッコミは目を丸くする。
そして、どう解釈したのか暫くして
「何の宣言や、それ」
と面白そうに笑いながら小学校のときから変らない眼差しをボケに向けた。
途中で書き込めなくなった。長時間スレ占拠すみませんでした。
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| | □ STOP. | | 本人たちの漫才はもっと面白い
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| | | | ピッ (・∀・ )
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