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8時間の睡眠

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  └──────│ドラマ・1/ポ/ン/ド/の/福/音より、上.田←石.坂
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昨夜の第一回放送を見て興奮冷めやらぬ内にこしらえたので、
この先ドラマが進むにつれおかしな部分は出てくると思いますが、萌えは書き捨て。
一番不安なジム内の間取りなんかは、脳内で適当に補完してくださいまし。

まだまだ手探り状態という事でカプ色は薄めとなっております。

畑.中.耕.作のボクサーとしての矜持と存続を賭けた一戦から数時間。
普段はミットを打つ乾いた音が絶える事のない我が向.田ジムも、夜中の1時を回る頃には一転して
気だるい静けさに包み込まれていた。

久しぶりにカツ丼なんてコッテリしたものを収めたオレの胃袋は大いに張り切り、
張り切りすぎて必要としている以上の胃酸を多量に分泌し、こんな時間になってオレを苦しめ始めた。
どうにも寝付けない。暗がりの中となりの布団を見ると、皆の倍以上の飯をたいらげた筈である畑.中が、
それはそれは満足そうな寝顔でイビキをかいている。

(……喉渇いた)

オレは毎日8時間と決めていた睡眠を泣く泣く諦め、一杯の水を求めて薄い布団から身を起こした。

手探りで階段の手すりを伝い一階に降りる。
月明かりにぼんやりと浮かび上がるリングがでかい切り餅みたいだ、なんてしょうもない事を考えていると、
薄暗い食堂内に溶け込んだ人影が目に入る。
椅子に座り、テーブルに片肘をつく気取ったシルエットから、影の正体が石.坂だという事はすぐにわかった。
石.坂はオレがその姿を確認するよりもずっと早くこっちに気付いていたらしく、背後を通っても反応がない。
水が波々注がれたコップを手に、食堂の入り口側の壁に凭れ掛かったオレは、沈黙に耐えかねて口を開いた。
コップを取り、水道の蛇口を捻ってる間も、こいつがオレの背中を目で追っていたような気がしたから。
「お前、なに電気もつけねえでボーっとしてたの?怖いよ?」
「……夜目きくんで」
微妙な間を置いて、質問とはちょっとずれた内容の答えが返ってくる。
無視を決め込まれるとばかり予想していただけに、次の言葉を探すのに少し手間取ってしまった。
「上.田さんは?」
見かねたように石.坂から珍しく話を振られ、一瞬何を質問されたのかわからなかったのだが、
こんな時間に起きているオレを訝しがっているんだとすぐに気付く。
「カツ丼で胃もたれしたっぽくてさぁ、なかなか寝付けねえんだわ」
「年なんじゃないっすか」
「何だぁ?」
淡々と言われ一瞬頭にきたものの、オレ自身そう感じていたところもあっただけに否定する材料がなく、
石.坂の肩を軽く小突くだけに反撃を留めておいた。
だが、大方あのシニカルな笑みが返ってくるんだろうという予想に反して、石.坂は至極真顔だった。

「……なん、どうしたよ?」
「ムカつきました?」
「はあ?」
ムカついたって、たった今オレを年寄り発言した事にだろうか。
どれだけ気の短い先輩だと思われてるんだろうと呆れていたら、石.坂はそれを察してか、
違うと言いたげに首を横に振った。
「こないだ、ほら……畑.中がボクサーやめるやめないとかで、話してた時あったでしょ」
「ああ、おぉ……」
確かに覚えているが、いまいち話の要領がつかめず犬のうなり声みたいな相槌になってしまった。
「そん時に俺、上.田さんみたいになるよりマシだみたいな事言ったじゃ――…」
「あっ!そーおだよお前!お前なぁ、思うのは勝手だけどそういう事を口に出すんじゃねえよホント。
人格疑われっぞぉ!?」
思い出した怒りの勢いで食って掛かる。まあ、基本的にオレはさっぱりした気持ちのいい男だから、
ずるずるといつまでも怒りを引きずるような女々しい真似はしない。
石.坂に対しても、あれ以降だって普通に接してきたつもりだし。
こいつに至ってはそんなオレの寛大さをしり目に、次の日には『そんな事ありましたっけ?』
みたいな顔をしてサンドバッグを叩いていた。
どうせ今だって不貞腐れたよな顔をしてるに違いない。空になったコップをテーブルに置いて、
視線を石.坂に戻すと、何だかえらく深刻な表情でオレを見つめている相手と目が合った。

「……何だよ」
「べっつに」
吐き捨てるような一言を合図に、また訪れる沈黙。何なんだよ、黙られると気まずいじゃん……。
奇妙な空気が二人の間に流れた後、二度目の長い沈黙を破ったのは、石.坂の方だった。
「俺、もう寝るんで」
そう言いつつ石.坂が椅子から腰を上げかけたので、
何となく今の会話を最後にしたくなかったオレは咄嗟に口を開く。
「っていうかお前、何でこんな時間に起きてたわけ?」
「トイレですけど」
ああ、そう。としか言い様のない返答。けど、何となく気まずい空気は打ち消されたような気がした。
「あれ?じゃ、何で食堂になんかいんの」
「……上.田さんが降りてくるところが見えたから」
「は?」
オレの間抜け面を最後に今度こそ会話は途絶え、それじゃ、と石.坂が足早に横をすり抜けていく。
一人ぽつねんと残されたオレは、冷え切った食堂内の空気に尿意を催すその瞬間まで、
石.坂の捨て台詞の真意を探ろうと首を捻り続けるのだった。

そして翌朝。
二人で食事の準備をしている中、ひょっとして先日の事を謝ろうとしたのかというオレの問いに対し、

「やっぱり8時間寝ないとダメですよ、上.田さん」

とシニカルな笑みを見せる石.坂がいた。

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                ◇,,(∀・  ) IDガメガネトッタベンゾウサン!
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どうしてだか途中で何度か書き込みできなくなって、リアルにちびりかけたよ。
人が多い時間帯じゃなくて良かった…。
石.坂はツンデレか?それともクールデレか?と悩みながら探り探り書きました。
ドラマや人物の設定が掴めたら、もうちょっとカプ色増したのも書いてみたいです。
いやしかし何で書き込めなかったんだろう?何かの呪いかな。はははまさかね!

あれ?こんな朝早くから誰か来たみ


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