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ドラマS.Pの二人です

人生初SSです、萌と勢いだけで書きました!

「異常ありません」
今日何度目かの見回りを終えカオルは上司のオガタへと報告をした
所定の位置へ戻りながらカオルは一つ息を吐きだした
「どうした?珍しいなお前がため息なんかつくのは」
言われてからカオルは自分が多少とは言えず疲れている事に気が付いた
最近世間を騒がせている汚職事件に絡んで要人警護の期間が長引いているためであった
ちょっとやそっとでは動じないカオルもここへきて中々進展しない捜査に苛立ちを感じ始めていた
捜査を突き詰めれば必ずあの大物政治家に行き当たる
その絡みで上層部はまだ調整中なのだろう

「いい加減何でもいいから進展してくれませんかね」
多分に苛立ちを含ませた声でカオルは呟いた
「まあそうカッカするな」
オガタはポケットをがさごそと探りながらお気に入りの部下を宥めにかかる

「ほら」
そう言うとオガタは小さい包み紙を投げて寄越した
「イチゴミルク…」
ピンク色の包装紙に包まれたキャンディーであった

「疲れや苛立ちには糖分補給だ」
オガタはそう言いながら自分も同じものを口に運んでいた
「オガタさんにイチゴミルク…似合わない…」
クククと肩を震わせながら笑っていると

「いいだろ好きなんだ、いらないなら返せ」
と声が飛んできた
「いらなくないですよ!でもそうだな、この飴よりもっと甘い飴が欲しいです」
と自分が握った飴を見せながらカオルは言った
「もう飴は持ってないっ…んんっ」

数秒後カオルの口の中にはピンク色をした可愛らしい飴が見えていた
「オガタさん、凄く甘いよ」

以上です。御粗末さまでした。
まだS.P二回しか見たことないんだけど萌えすぎて禿げてしまったので。
最初から見とけば良かった!


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