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世 界 樹の迷宮第4層ネタバレ? 青髪レンジャ→金髪パラ?

どうしても萌えたので、ここで吐き出し。
第四層のクリア後ネタなので、ややネタバレ気味です。

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

一面枯れきった木々と、砂が広がる迷宮の第四層。
その最深部であるB20Fでの戦闘を終え、パーティはB18Fにある回復の泉へと休養のために戻ってきていた。
泉で疲れを癒し一息着いたところで、女性メンツが水浴びだのなんだのをしたいといいだし、パーティの男性陣であるパラディンとレンジャーの二人は泉の裏手側においやられ、見張りという名目で放置されていた。
B20Fで倒した怪鳥、そしてモリビトの少女の寂しそうな、悔しそうな瞳と、咎めるような口調。そして、その少女の放った、不審な言葉。
そのせいで、B20Fからここまで上がってくる最中のパーティの空気は最悪だった。
「ま、水浴びなんてしたいっていうくらいには、元気になったんだろうがな」
砂にまみれていた帽子をぱたぱたとはたき、被りなおしてからレンジャーは肩をすくめた。
傍らに座るパラディンは、俯いたまま答えない。
そういえば、彼はあの戦闘からほとんど口を開いていなかったことに気づく。
「僕は、誰かを守りたいと思ってパラディンになったんだ」
ぼんやりとした口調で、パラディンは口を開いた。
「知ってる。おかげで、大助かりだ」
努めて感情を抑えて、レンジャーは答えた。
パラディンの、口元がふるふると震えていた。
精神的に参ってしまったのは、メディックだけではなく、真面目な性格のパラディンもまた同じだったらしい。

「あの女の子、悲しそうだったね…本当に…コレで良かったのかな」
広大に広がる空間を眺めながら、パラディンがつぶやく。
「執政院からの依頼は断れるもんじゃないし、良いか悪いかは執政院が決めることだろ。俺たちは一介の冒険者でしかないんだしな」
あの少女の言葉も十分に理にかなっていたのは確かだった。
彼らモリビト達の領域へ踏み行らなければ、彼らは人間達に刃を向けなかったはずだった。
それを侵したのは人間側だ。
だからこそ少女は自分らを激しく非難し、対抗してきたのだから。
純粋に、未知への道が開けていくのが楽しくて、その魅力に引かれて冒険者になった彼らにとって、この出来事は衝撃的すぎたのかもしれない。
「誰かを守るってことは、それ以外は守れないってことだろ。気に病むな」
再び黙り込んでしまったパラディンを見て、レンジャーは隣に腰掛け、パラディンのさらさらとした金髪を、手袋をしたままがしがしと揺らした。
「ちょ、痛いって!」
あわててパラディンは顔を上げて頭をあげた。
そのまま、レンジャーはパラディンの頭を自分の方へ思いっきり近づける。
いきなりのことで、体制を崩しパラディンはレンジャーにのしかかるような体制になってしまう。レンジャーはそんなことお構いなしで、パラディンの青い瞳を見据えながら、言葉を紡ぐ。
「いいか、これから先はおそらく誰も到達したことのない迷宮の第五層へ行くんだぞ。冒険者として、これほど楽しみなことはないだろ?」
「う、うんそれは確かに、楽しみだけど…」
「それなら、悩むな。ああいうモリビト達の視線が気にするなとは言わない。ただ、もしかしたら、もっとヒドいこと言ってくるような相手もいるかもしれない。」

レンジャーは少し言葉を切って、息を吸う。
パラディンはおとなしく、レンジャーの言葉を聞いていた。
「そんなときは、おまえはもう防御だけに専念してろ。相手の姿を盾で塞ぎ、相手の声を聞くな。なんならカースメーカーに耳でも塞いでもらえ。倒すのは、俺とかがやってやるから」
少し言い過ぎたかもしれない。
「あ…うん、ありがとう…」
しばしの沈黙ののち、パラディンは口元にわずかにほほえみを浮かべた。
なんだか照れくさくなって、レンジャーは手を離し、目をそらした。
パラディンはいつものなよなよしい笑みを浮かべて、目尻にたまっていた涙を拭った。
「こういうことは、ガラじゃないからもう言わないからな」
あわてて立ち上がって視線をそらした所で…ひっそりと佇む人影に気づいた。
彼らの居た位置からは少し見つけづらいその場所に、存在なさげにぼうっと佇むのは、黒いローブに身を包んだ無表情な少女だった。
つい最近、ギルドに加入したばかりのカースメーカーの少女だ。
「…お前…いつからそこにいたんだ…?」
気配を感じさせない少女に、レンジャーが慌てて声をかけた。
「…さっきから。もう大丈夫だから、呼びに」
言って、泉の方へちらりと視線を移す。手足につけられた鎖がじゃらりと音を立てた。
「…さっきの話、もしかして聞いた…のか…?」
おそるおそるレンジャーが尋ねると、カースメーカーは無言のままこくんと頷いた。
うえあ、とレンジャーがうめき声のような声を上げ、帽子で目元を無理矢理覆う。
「とにかく、呼びに来てくれてありがとう。もう僕は大丈夫だから、いこうか」
パラディンの声は普段通りの明るさを取り戻していた。
それは良かった、確かに良かった。
「あー…ったく…。」
なんだか無性に気恥ずかしくなって、レンジャーはため息をついた。
彼の思いは、どうやらうまく届いては、くれなかったようだ。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

すいません3/3で足りました( ;・∀・)
そして今見たら誤字が…orz


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