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オリジナル 先輩×後輩

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                     |  >>65-71のオリジナルものの続き
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 先輩×後輩って設定しか考えてないまま
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 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 改行マンド゙クセ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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くしゅんと可愛らしくくしゃみの一つでもして、俺は思い立った。
これはいい加減にコタツを出すべきなのではないかと。
折りよく今日は土曜日、休みの日だからこそ、思い切って押入れの奥にしまい込んだコタツとコタツ布団一式取り出して、ついでに押入れの中も整理することができるじゃないか。
そういうわけで早速コタツをセッティングしたのはいいものの、困ったことに延長コードが見当たらない。コタツを移動させるか、延長コードを探すためにもう一度押し入れの奥に潜り込んで引っ掻き回すべきか。
しばし考え、再びくしゃみを一つする。そして、結論が出た。早速、携帯引っつかんで、アイツの携帯番号にかける。
呼び出し音が延々と続くが、これがなかなか繋がらない。一体何をしてやがるんだ、とイライラし始めたところで
ようやくアイツの声が耳に飛び込んできた。
「なんのご用件ですかー?」
こちらを待たせたくせに、緊迫感がまったく感じられないマイペースな口調。
「飯を作ってやるから、うちにこないか」
「は?」
「だからさ、お前にただ飯を食わせてやるから、お礼におつかいしてきて欲しいんだよ」
すると、なにやらため息のようなものが聞こえてきた。けれども構わず俺は続ける。
「せっかくコタツを出したのはいいんだけどさ、延長コードがどっか行っちゃって使えないんだよ。なあ、頼むよ。
俺とお前の仲だろ」
仲だろってところを思いっきり強調して、相手の出方を待つ。
「……せっかく買い物中なのに。ここから先輩の家へ行く交通費で十分飯が食えるんですよ?」
不服そうだけれども、あともう一押し。
「買い物ついでに頼むよ。寒さのあまり風邪引いて倒れたら、責任もって付きっ切りで看病させるぞ、おらぁ」
初めは猫なで声、途中から思いっきりドスのきかせた声に切り替えた。
「はいはい。分かりました分かりました。じゃ、俺今忙しいから切りますよ? しっかり厚着をして待っててください、
分かりました?」

ぷつん。
あっさりと向こうから電話が切られてしまった。これじゃ色気もなにもあったもんじゃない。
もうちょっと他に言うことは無いのだろうか。
しかし、これでめでたく今日中にコタツを使えるメドはついた。
達成感に満ち溢れた俺は鼻歌を歌いながら軽やかな足取りで木枯らし吹きすさぶ中、
近所のスーパーへ買いだしに行く。そして、そのスーパーでも延長コードが売られている
ことに気づいたが、あえて買わずに帰宅する。
一体、なにをやってるんだか。俺は。
待っているのは、暖かいコタツなのか、それともアイツなのか。
横目で居間を占領するコタツを睨みつけながら、大きく深呼吸した。

今日の飯は、鍋物。そして、デザートにはミカン。冬のコタツにはぴったりだろ?

チャイムが鳴り響いた。俺は一直線にドアまで駆け寄り、鍵を外して開け放つ。
ひょろりとした長身の男が、ぼーっとした表情で、
「ども。買って来ましたよ」
そう言いながら家電屋の袋を俺の目の前に突きつける。
それを受け取りながら、俺が
「よっぽど飯が食いたかったんだな」
と軽口を叩くと、寒風から身を守ろうと我が家の玄関に押し入ってきたコイツは、
「先輩に会いたくて来たって思わないんですか?」
しれっと返す。あまりにあっさりした口調だから、からかわれているのか、それとも
本気で言ってくれているのかよく分からない。それが実に悔しい。
「どうせ、俺に会いたくて来たんだろって言ってたら、飯食いに来たって言うんだろ」
「うーん。どうだろう、分からないなあ」
今までの能天気な面から一転、真剣に眉根を寄せて考え始めるのが更に悔しさに拍車をかける。
手を伸ばしてぐっと耳たぶを引っ張ると、それに合わせてヤツは屈みこんできた。そして、躊躇うこと
なく触れ合う唇と唇。ヤツの腕が俺の背中に回り込み、俺はヤツの背中にしがみつく。

自分の思いを伝えるのに言葉はいらないということを互いに確認し終えて、俺達は抱擁を解いた。
「で、ご飯まだですか」
微妙に顔を逸らしながら、わざとらしくヤツが腹をさすり、俺は俺で
「コタツが先」
と言って背を向ける。
そして、飯より先にすることに「セックス」と言えたらな、とふと思ってしまった。まるで余裕の無い
エロガキそのままの発想だけれども、キスに慣れても、なかなかその先には進めないでいる
もどかしさもまた、俺は感じていた。
「今日のご飯はなんですかー」
後ろの可愛い後輩は、飯をお預けされたもどかしさを感じているようだったが。
一つのコタツで暖を取りつつ、一つの鍋を突付きあう男二人。それは世間一般からは寂しい
独り者の男二人としか見られないのだろうな、等とガラにも無く悩みそうになったが、いざ鍋を
前にするとそういう小さいことは頭の中から消し飛んだ。
出汁がちゃんと沸騰するまで、具を投入しない! 先にツミレを入れろ! 煮立ってきたぞ、
もっと野菜を投入だ。
「先輩って鍋奉行体質ですよねえ。助かります」
初めは俺が的確に指示を出していたのだが、コイツがまったくついてこれずにトロトロとしている
ものだから、堪えきれずに鍋の支配権を全て俺が握った。もちろん、アイツが食う分も、俺が
手ずから器に盛る。ヤツのすることは食うことだけ。
「でも、先輩の方が肉多くないですか?」
当たり前だ、馬鹿者。こっちが金と労力出しているのに、美味しいところを独り占めする気なのか?
恨めしげな視線を心地よく受け止めながら、豚肉をぱくりと頬張り、噛み締めるとうまみがじわっと
咥内に広がっていく。適度な柔らかさ、適度な歯ごたえ。肉を食っているという満足感が幸福感へと変換される。
「ところで、俺が携帯かけた時、お前忙しそうだったけど何してたんだ?」
「服買いに行ってたんですよ。ジーンズの新作が入荷されたって聞いたから」
「でも、売り切れてたんだな」
延長コード以外の手荷物は無かったもんな。
「違いますよ。今、はいてるんです。お店でそのまま着てきちゃいました。だからぴかぴかの新品です」

「そのまま?」
ニコニコと邪気の無い笑顔で、ヤツは明るく胸を張って答えた。
「俺、ジーンズの裾は切ったことないんですよ」
「それは俺に対する当てつけかっ!」
コタツの中で足を伸ばして、一発ケリを食らわしてやる。すると、もくもくと白菜を口に
運びつつ、相手も反撃に出てきた。つま先が太ももを掠める。俺も更に負けじとヤツの
ふくらはぎに足の裏を押し付けてみる。
軽いじゃれあいのつもりだった。だけれども、いつの間にか俺たちは無言で狭いコタツの中で、
互いの脚を絡ませあっていた。抱きしめあうのとはまた別の不思議な密着感に、俺の心臓の
鼓動が跳ね上がっていく。向こうも同じ気持ちなのか、もぞもぞと脚を動かしてはいるが、
それは俺の動きを拒否するのではなく、むしろ誘っているように感じられた。そう、自分から股を
開いているような動きだ。
高ぶる気持ちに合わせて、むらむらと悪戯心が湧き上がってくる。コタツの中に更に身体を進めて
いった。
そして、思い切りつま先を伸ばして股間に触れる。相手が腰を引こうとする気配を感じ、すかさず
つま先に力を込める。布越しに、柔らかな肉の感触が伝わってきた。
「……っ」
言葉にならない叫びを発して、ヤツが俯く。さらに俺は力の加減に細心の注意を払いつつ、
つま先を動かし続けた。
「……ちょ、それは、しゃれに……ならない」
呼吸が乱れて、苦しげに声が漏れる。そうだよな、男だもんな。俺も、アイツも。ジーンズの中、下
着の中は、大変なことになってるだろう。目には見えないが、触れる感触から察することは容易だった。
「気持ちいいだろ?」
もっと余裕を持って言うつもりだったのに、俺の声も小さく掠れている。背を丸めて、苦しげに息を
ついている相手を更に追い込んでいきたい。行き着くところまで行ってしまえばいい。
押し殺した低い喘ぎ声が、ヤツの食いしばった唇から漏れた。
この、俺も、苦しい。刺激を与えているつもりなのに、逆に与えられている。
二人の呼吸が荒くなっていく。
 
あと、もう少し。

「だから、ダメって言ってるだろ!」
泣き声が鼓膜をつんざいた瞬間、形容出来ない衝撃が股間から頭のてっぺんまで
一直線に身体を貫いた。
一体、なにが起こったのか理解できず、ただ仰向けにひっくり返った。灰色の天井が歪んで
見えるのは、涙が滲んでいるからか。
「ご、ごめんなさい」
戸惑いの表情で覗き込むヤツの瞳にも涙が滲んでいる。だけれども、涙の意味はまったく違う。
コイツのは快楽の涙、俺のはただただひたすら苦痛の涙だ。
ようやく俺は何が起こったのか理解できてきた。
ヤツのながーい脚が確実に俺の股間を捕え、急所を内臓にめり込まんばかりに蹴ったのだ。
俺は、コイツのをこの上なく優しく扱ったのに、この差は何なんだ!
グッと唇を噛み、コタツ布団を握り締めて、ひたすら痛みに耐える。
「このままだと、ジーンズ汚しそうだったから」
言い訳なんて、聞きたくない。この痛みさえなければ、コイツの今にも泣き崩れそうな顔を
じっくりと観賞できたのに。
「もしも、不能になったら、どうしてくれるんだよ」
色気の無い喘ぎ声も交えつつも、ようやく意味ある言葉を吐くことが出来た。
ずるっと鼻水を啜り上げて瞳を擦り、ヤツが答える。
「俺が先輩を掘る方になって、たくさん慰めてあげます」
それは違う、違うんじゃないか。
言葉にならず、ただパクパクと口を動かす俺に対して、ヤツはぎこちなく微笑んで、
「でも、その前に本当に不能になっちゃったのか、まず確かめてからですよね」
そう言って、俺の頭を大きな手のひらで撫でる。髪をぐしゃぐしゃにかき回される感触が
心地良くて、俺は瞼を閉ざす。
それにしても、この発言はつまり「抱いてみろ」という意味だよな。こっちがその気を無くす
ようなことした後に、こんなこと言うなんて……。
「まだ痛みます?」
今流すのは、悔し涙だ。ちょっと嬉し涙も混じってはいるけれども。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧  ヤッパリ、改行シパーイシタヨ
 | |                | |     ピッ   (・∀・; )  
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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