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仮面ライダー THE NEXT 123三つ巴

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                     |  イ反面ライダー『THE 次』123三つ巴(一部リバ含)
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  本スレ及び避難所の皆様インスパイア
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身体のつくりを変えられてからというもの感覚が鋭敏になっているのは明らかで、
しかしまさかこっちもそうだとは、まあわかっていた気はしたが、予想外だった。
っていうかこれでは逆効果でなかろうか、なに考えてるんだあいつらは。
「それは違いますよ」
甘ったるい声がする。
「だって痛みには耐えうるようになっているでしょう?
 快感は痛みと紙一重、脳内麻薬で制御されているはず、貴方の思考の問題です」
風見はわかったような口を聞いて、一文字の首筋を舐めた。
浮き上がった血管を辿るように徐々に下へと降りていく。
「悪趣味だな、お前は」
「貴方にだけは言われたくないな」
ニヤリと笑った風見に一文字は唇だけで笑い返す。それを合図にして二人は口づけた。
「まぁ、自分で言うだけあって腕はまあまあだな」
勿論それは誉め言葉でなく皮肉で、風見は少しだけ眉を顰めた。
「後悔させてあげますよ、今の言葉」
「上等だ」
もう一度くちづけると絡めとるように舌を触れあい、互いの背中に指を滑らせた。
浮き上がった汗が染みいるように伸ばされ、それに伴い甘さがつたう。
「本当にこのままでいいんですか?」
「だから、やれるものならやってみろ」
いつだって受けて立つと言っているだろう?そう続けた一文字の身体は既にほとんどが曝され、
かろうじて腕と膝下だけで衣服をひっかけている状態だ。
全部脱いでいるわけでないのが逆にそそるなと言った風見を小馬鹿にするように一文字が言う。
「男相手にそそるもなにも――」

「・・・・・・なにしてるんだ?」

柔らかな声に二人は動きを止めた。

戸の前に立っていたのは間違えようもなく本郷だった。
つかつかと歩いてきた彼はもう一度何してるの、と問う。
風見は突然のことにもあまり動揺せず一文字の背中から離した自分の指を舐め、
一瞬惚けていた一文字はすぐに気を取り直し、悠然とした笑みをたたえて言った。
お人好しで真面目な男を少々からかってやるのも悪くはない。
「こんな身体じゃ女も抱けないからな」
ちょっと遊んでいただけだ、一文字が言った瞬間、二人の間に割りいるようにして一文字の上に
覆いかぶさった本郷は、少しすねたような顔をして言った。
「へぇ、風見にはあっさり見せるんだ。俺にはずいぶん隠してたのに」
身体のことを言っているのだとすぐに察しがつく。子供かお前は。
そもそもお前が無理矢理露呈させたから今ではこうして開き直っているのでないか。
「生きているなら叶う限りの快楽を体感したいからな」
「そう」
一文字はそこでようやく、優位に立っているのは自分でないことに気づいた。
「あれだけやったのにまだ満足してないんだ」
「あれだけ?」
口を挟んだ風見に見向きもせず、本郷は一文字に口づけた。かなり強引に。
むりやり割りいられて口腔を弄っていく舌がざらりとして、その端正な外見と対象的だ。
「っ、」
長い指先が腰骨を撫で、その感触に背中がしなった。脇腹、背中、胸、足。
本郷が指を滑らせるたび、一文字はまるで苦痛に耐えるような顔で必死に声を堪えている。
風見は驚くというより狐につままれたような顔をしてそれを見ていた。
先刻まであれほど愛撫を繰り返しても、気持ちよさそうな顔こそすれども
常に余裕の態を示していたのに。
「……やめろ、本郷」
途中で口に指を突っ込まれたため、その言葉は正確には発音されていない。
本郷はそうして一文字の口内を侵しながら、反対の指では乳首を弄った。
その手を徐々に下らせ、陰茎へと進めてゆく。
「本郷!お前、指噛み切るぞ!!」
「できないくせに」
言った本郷は風見に向かって視線を送る。消えろなのか見ていろなのか、どうも後者のように感じる。
そうして本郷が指を抜いた瞬間、一文字はもう弛緩しかかっていた身体に無理矢理力を込めて
反転させる。逆転して押し倒される形になった本郷はさすがに目を見開いた。
「……お前が煮え切らないから悪いんだろうが」
「……は?」
全部言わせるのか、と一文字は息をつく。もっとも既に軽く息が上がっていたので
気持ち程度にしかならなかったが。
「なにを心配してるのか知らないが、やるなら最後までやれ。」
本郷の指は、力は優しい。こちらを抱きしめ満たそうとする温かな力は悔しいけれど愛しい。
だけどそれだけでは、到底足りない。
「それって」
「抱けって言ってるんだ」
口をつぐんだ本郷は頬を染める。だからお前は生娘か。一文字は構うものかと行為を続けた。
「ちょっ、一文字!?」
「……もう、限界なんだよ」
悪どく笑ってみせた一文字は自分で身体を開きはじめる。痛みは大きかったけれども、
リジェクションに比べたら他愛もない。顔をしかめると顎に本郷が触れてきた。
やけに深刻な、けれどどこかとろんとなにかに浸ったような顔をして、キスを促す。
触れた舌が熱かった。そこから溶けていきそうに気持ちが良くて、何度も角度を変える。
「思う存分引っかいていいから」
どうせすぐ治るし。笑んで囁いた本郷は一文字の緊張が解けたのを確認するとゆっくりと動き出した。
「…ぅ、っ」
「きつい?」
違う、と一文字は喉の奥で短く言う。キスの時もそうだったが、無垢な顔しておいてこの男は。
「……そこ…が、」
「ここ?」
素直に頷く一文字がなんだかとても新鮮で、愛おしさがこみあげてくる。
どうか沈んでほしくて色濃く浮いている血管の上を執拗に撫でると、それさえも快感に繋がるのか
一文字はうなされたように首をふった。
「まずい、な」
これは、我慢できないかもしれない。
「本郷」
ぼんやりしていると名を呼ばれた。伸びてきた腕が頭をつかまえる。もう一度キス。
触れ合えば理性はどんどんとんでゆく。二人は貪るように互いの舌を絡めあい、
一文字は朦朧としてきた意識をかろうじてとどめ、そのまま風見に向かってにやりと笑ってみせた。

展開について行ききれなかった風見はただぼんやりとその一部始終を見ていた。
いや、正確には思考がぼんやりしていただけで、身体はしっかりと反応していたのだけれども。
甘い台詞はなかった。特別な仕草もなかった。派手に喘いでいるわけでもない。
それでもこんなにあてられるような色気があるのは二人がそれだけ固く結ばれているからだろうか。
見ているこっちがもだえてしまいそうな。
風見は思わず喉を鳴らした。
あんなに清潔な本郷が、あんなに余裕ぶった一文字が、あんな風に戦う二人が。
さっきまでの暇にかまけた遊戯や駆け引きではない、身体の芯に火がついたように、
心が体が火照って渇いている。
気がつけば手が動いていた。行き場のないもう片方の手が自分を抱く。
倒錯した状況の中でふと顔をあげ、見下ろすように笑んだ一文字と目が合った瞬間、
風見は自身の中でなにかが砕けるのを感じた。

「な」
脱力した体で荒く息をしていると、声が降ってきた。顔をあげればベッドでは一文字が倒れていて、
ということは今の声は。
「俺の親友に手、出して、どうなるかわかってる?」
一瞬周りが完璧な静寂に包まれ、囁きかけられた言葉が背中を駆け下りた。
恐る恐るそちらに視線を移動すると、本郷が人の良すぎる顔で笑っていた。
「ああ、別に怒ってるわけじゃないから。どうせ一文字が挑発したんだろうし」
ただ。
「あいつのここに痕つけたのだけは、責任とってもらおうかな」
本郷は自分の首筋を指差してにこやかに言った。

最初から叶うはずなどなかったのだと、風見は二人と出逢った日の事を遠く思い出した。

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