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契約・続

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     |  >>112の続きになります 。
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  元のネタを提供してくれた方に感謝します。
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 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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薬売りは着物を全て剥ぎ取られ、男の腕の中に抱かれている。
男も自分の帯を解き、逞しい体をあらわにしている。
その褐色の肌には、体中に刻まれた黄金の文様が眩く輝く。
男は薬売りの顎に手をかけ、白い首筋に唇を這わせてゆく。
「・・・・・・っつ」
首筋に軽く牙を立て、白い肌に滲む赤い血をゆっくりと舐めた。
褐色の肌が、白い肌を包み込み、重なってゆく。
薬売りの全てを確かめるように、手と舌を這わせてゆく。
その時、男の体の文様が蠢き、男の肌を這い始めた。
まるで独立した何かの生き物の様に、文様は二人の肌が触れ合う部分から、白い肌へと徐々に移動して行く。
男の腕から薬売りの背中へ。
触れ合っている胸から胸へ。
絡み合った足から足へ。
薬売りの白い体に、金色の文様が移り、這いずり回る。

「あっ・・・・・・・・・・・」
文様は熱く、薬売りの肌を焦がし、痛みをもたらす。
しかし文様の熱は、まるで体の中の熱を呼ぶように、抑えきれない衝動を呼び起こす。
熱と痛みと快感が混ざり合い、体を侵食する。
「はぁっ・・・・・・・・・・!」
耐え切れずに男の背中に手を回してしがみ付くと、その背中から薬売りの腕へとまた文様が這いずって来る。
金色の文様は薬売りの体中に広がって行く。
絡み合う二人の体に、文様が絡みつく。
頭の中が白く、意識が飛びそうになる。
「これが人外の者との交わりだ。」
男は言い、薬売りの足を抱え上げた。
幾分かの恐怖を感じたが、それもすぐに考えられなくなった。
「・・・・・・・・・っ!」
体を貫かれる衝撃と、更なる熱と痛みと快感に襲われ、意識が途切れた。

ふと意識を取り戻すと、寝所に寝かされていた。陽が入るので朝のようだ。
周りには誰もいない。
(朝までは一緒に居てはくれないんですか・・・・・)
呆れたような落胆したような気持ちになり起き上がった。
体には気だるさと、僅かな痛みが残る。
「初夜だというのに。」
苦笑いしながら呟いて、身の回りを見渡すと、鬼の顔をした剣が傍らに有った。
「・・・・・・なるほどね。」
剣を手に取り眺めた。
「側に居てくれるんですね。」
剣に話し掛け微笑んだ。
「・・・・・ところでですね。」
思い出したように呟く。
「契約するにあたり、あなたの伴侶になる必要って有ったんですか?」
話し掛けても剣は答えない。
「まあ、いいですけどね。」(後悔はしてませんから・・・・・)
「末永く宜しくお願いしますよ。」
剣に埋め込まれた石が光ったような気がした。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ オソマツサマデシタ
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
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モノノ怪801スレで契約の話題が出てたんで、契約=初夜にしてしまいました。


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