柔道 内柴×野村
更新日: 2011-05-02 (月) 20:50:31
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| ややタイムリーな獣動打芝×乃邑モナ。
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| ×ってか&かもな 。
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ キャラご本尊と違いすぎてスマソ。
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
─いつになったら、あなたを追い越せるのだろう─
憧れだった。目標だった。
初めて戦った高3の夏からずっと。
多少なりとも強いと自惚れていた、そんな自分のプライドをズタズタにした彼。
だが不思議と屈辱感はなかった、身体の内から湧き上がるような興奮だけを感じた。
─こんなに強い人がいたのか─
「ただ」獣動を続けていた自分にとって初めてできた明確な目標、彼を追い越したい─。
高校を卒業したら獣動をやめようと思っていた、けれど大学で腕を磨いた。
彼がオリンピックで優勝したから自分の最大の目標もオリンピックでの禁メダルになった。
10キロ近い地獄の減量をしてでも60キロ級に拘った。
自分が獣動を続けている理由、それは全て彼という存在があるから。
でもどんなに自分で力をつけたと思っていても、どれだけ練習をしても
彼は自分が先に行く事を許してはくれない。
試合中、左膝に大怪我を負っても立ち向かってくるその気力に、
試合には勝ったのにかなわないと感じさせられた。
コンディションの持っていき方、練習での集中力、纏うオーラ、
全てが自分の何歩も前を行っていた。
後ろを歩く事さえさせてくれない時期もあった、
オリンピック連覇後2年間、彼は獣動界から忽然と消えてしまったから。
周りの関係者は一様に「幸運だ」と囁きあう、でも自分は・・・ただ喪失感を感じただけ。
「彼を倒して」オリンピックで禁を取らなければ意味がないのだ。
だから彼が戻ってきた時は本当に嬉しかった、本調子でないとは分かっていたが1本勝ちを収めたことも結果として素直に喜んだ。
これでやっと彼と同じ土俵に立てた─。
だが、そんな精神とは裏腹に身体はもう限界を訴えていた。
60キロ級で戦うための過酷な減量、試合中ですら眩暈がおき意識が飛ぶ。
そしてセ界選手権枠を決める全似本体銃別選手権、
彼との試合を間近に控えながら計量オーバーで失格した。
失意のどん底に沈んだ、銃動をやめようと思った。
周りは階級上げを勧めるが自分にとってそれはありえない選択だった、
最初に決めた目標を果たす、それだけの為にここまでやってきたのだから。
だけど恩師が、彼が自分に言うのだ、「お前はまだやれる」と。
弱さをさらけ出していた自分はその言葉を信じてみたくなったのかもしれない。
66キロ級に転向してからは勝ち続けた。
何故もっと早く階級を上げなかったのかと聞かれることも多くなった、
─うるさい、俺はもう死んだんだ、彼を倒すことができない銃動人生なんて
自分にとって何の価値もない、「ただ」銃動をしていた高校の時と一緒だ─
オリンピック出場も決めた、彼も祝福の言葉をかけにくる。
「おめでとう」
─何故そんな言葉を、そんな言葉はいらない、
あなたは誰よりもよく知っているだろう、俺がどれだけあなたを倒すことを望んでいたか、
あなたを目標としていたか、あなたに執着していたか─
そしてア〒ネオリンピック。
自分のいない60キロ級で3連覇を果たす彼がそこにいた。
周りはみんなが祝福の言葉を送っている、けれど。
─先輩、あなたはまた俺を置いていくんですか─
どうしようもない焦燥感に襲われる。
もう彼を追い越したと自分を納得させるには禁メダル取るしかない、それも完璧な勝ち方で。
彼に禁メダルを見せようかと言われたが自分で取るからいいと拒否した、
そのメダルを彼は持っているのに自分はまだ持っていないなんて、
自分がいつまでも彼の後塵をいく存在だと思い知らされいるみたいで嫌だった。
「そっか」
一瞬悲しそうな顔を彼はしたけれどすぐ笑ってこう言った、
「俺は天才やからすぐ取れるけどお前は大変やぞ」
─いつもの冗談。
相手を気迫で押し倒した、そして審判の手が上にあがる。
「一本!」
知らず知らずの内に笑顔がこぼれる。
これで彼を越せたと思った、目標を達成したと。
畳を一礼して去る、しばらく進んでふと目線をあげるとそこに──彼がいた。
「おめでとう」
そう言うなり彼は自分を笑顔で抱きしめた。
あの時と一緒の言葉──その時初めて気付く。
─ああ、越す越さないの問題じゃない、
俺はただ俺という存在をあなたに認めてもらいたかっただけなんだ─
こんな単純な思いを勝負に対する拘りに置き換えて、バカみたいだ。
彼はずっと待っていてくれたのだ、自分が隣に並んで共に歩むのを。
『ライバル』以上の『仲間』になることを。
抱きしめてくる腕の、身体の温もり、たまらなくなり彼を抱きしめ返して呟く。
「先輩・・・ありがと」
そのまま2人顔を見合わせて思いっきり笑った。
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| 終わりだモナ、打芝は乃邑先輩にこだわりすぎだモナ 。
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| でもやっぱキャラ違くねーか。
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| | □ STOP. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) ホンニンはテンネンだゴルァ
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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