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金紺

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  金紺パロ…??
 ____________  \         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  全然知識ないので変設定かもモナ
 | |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |
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「はあーーーーーー」
これで何度目だろう。
「はああーーーーーーーー」
うっさいなぁ、もう。
「はあーー~~~~~」

「しっつこいねん!うっとうしいからやめろ!」
とうとう、隣で溜息を連発する相方に二市野はキレた。
一方急に怒鳴られたほうの猿顔は大きな目をパチクリするばかりだ。
「俺、うるさかった?」
「アホ顔さげてな、目の前で。ずーっと溜息つかれたらキレるやろ!普通は、違うか?!」
一息で言い切った後、そんな自分の腹が立ったようにせき払いをして、むすっと黙り込んだ。
芸人が多く集まる特番での楽屋待ちは変な緊張感で少し、沈黙になる瞬間が多い。
急に音のしなくなった室内で、ちょっと怒鳴り過ぎたかなと反省しつつ、二市野は薄く目を開けてみた。
見えたのは、また溜息を漏らしそうになって慌てて口を抑えた舵原。そしてバツが悪そうに目を擦ってごまかしてる。
ほんま、おもしろ動物やな。
二市野は口の中だけで含むように笑った。そして、頭をバサバサと掻くと、うーんと伸びをした。

「なんやのん?」
「別に」
ぶっきらぼうに返して、机に頬杖をつくと、目の前の相方をじっとみつめた。
「だから、何ぃ」
「別に、ただ前みてるだけやん」
「お前の目つき、エロいで」
「生まれつきや、あほう。って何勘違いしとんのや、おまえは」お前みてるわけちゃうがな、そういってふふと、笑った。
そんな二市野をみて、舵原が急にニッカと笑った。そして得意げに
「やっと、笑おうたな、おまえ!」と目の前でピースした。
ポカンとする二市野の額にデコピンをお見舞いして舵原は大袈裟にはしゃいでみせた。
「今日は、朝からずーっと眉に皺寄せて、難しい顔してたから」
二市野は慌てて、指をデコにもっていった。
「その顔、カッコいいけどな、緩ませたろー思っててんな」

やば…。イライラしとったんは、俺か。緊張して嫌なムード作ってたのは俺のほう。
相方は目の前でニコニコ笑っている。
「俺、緊張しいだから、お前が最後の砦やろ。お前がこけたら俺もこける」
「なに、笑顔で宣言しとんねん、おまえはーー」
デコを叩きながら、素直に、すまんなぁ、とは言えないまま、
仕様が無く力一杯目の前のお猿を抱きしめてやって、
「やめろやーーーきっしょい!」
って声を耳もとで聞いて
「頑張ろうや、あんなかで一番デカい笑い声あがさせたるで」
なんて妙に熱い言葉を呟いたりしてみた。

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 | |                | |
 | | |> STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧   
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) だからなんなんだよ!って感じですな。
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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