Top/3.1-172

天○り松パロ

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  某浅田○郎原作「天○り松・闇がたり」パロモナ。
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  この前のドラマですっかりハマっちまいまして。
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 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 同士の方イル?
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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             補足として、時代は大正ですモナ。安佶の親分つうのは伝説の盗人モナ。

それは木枯らしの吹く寒い初冬の夜だった。
キーンと冷えた透明な空気がじんじんと松造の裸足の足を包む。
時計を見上げて首を傾げた。
栄次兄イが時間を守らねぇなんて今まであったことがねぇ。
安佶の親分の使いで神田三河町の栄次の隠れ家にやってきた松造である。
上がり込んで待つこと、どれくらいか、いつまでたっても待人は現れなかった。
うとうととしかけた松造は、14にしてはいささか大人びた自分の頬を両手で叩き、気合いをいれた。
何かあったのだろうか。親分に限って栄次兄イに伝え忘れたてぇことは考えらんねえ。

瞼がくっつき、終いには本当に寝てしまうんじゃないかと思ったころ、ようやく家人は帰ってきたようだった。おせえじゃねぇかと威勢よく文句を垂れようとした途端、栄次は鈍い音をたてて倒れこんだ。
「栄次兄!どうしました!」
松造は血相を変えて栄次に駆け寄った。栄次は松造に気付くと「よお、松公」と唄うように言って気持ちよさそうに寝返りをうった。
「兄貴、酔ってらっしゃるんですかい」松造が顔をしかめて問いただした。
「おうよ、今夜の酒は不味くていけねぇ。おかげであれよあれよと言う間にしとどに飲んだくれちまった。情けねぇったらねぇなぁ」
こんな栄次は見た事が無い。栄次兄という人は、松造の前ではいつも反吐がでるくらい格好良く決めていて、決して人に弱いところをみせない、そんな男だった。
安佶親分に9つの頃に貰い受けられて栄次に出会って早5年、こんな人間臭い栄次は見た事が無い。松造は複雑な気持ちになった。しかし、栄次とて、いくら斜に構えて見せても、27の若者だ。臑に傷を持つ身には酒が堪える日もあるだろう。
「暑い」と呟くと、栄次は着ているものを邪魔臭そうに剥ぐように脱ぎだした。松造は慌てて片っ端からシャツやら外套やらを受取ると、隅に片した。
裸になった栄次の背には見事な不動明王の彫物が刻まれている。目玉がギョロリと自分を睨んだ気がして松造は震え上がった。

「あの酒、なにか混ぜ物でも入っていたか。一向に酔いが醒めなくていけねぇ。松、すまんが水を一杯汲んできてくれねぇか」栄次が言うが早いか、松造は飛ぶようにコップを抱えて走ってきた。
栄次はしんどそうに水を飲み干すと、長い息を吐いた。
松造はそわそわして仕方が無い。初めて目にする栄次の酔いつぶれた姿に不安を掻き立てられて、居ても立ってもいられない。早く用事を片して退散したい。
「兄貴、実は…」
松造が用件を伝えようとして、栄次に目をやると、精悍な栄次の顔が意外にも近くにあって心臓が飛び上がる程驚いた。酒に酔った熱っぽい目が妙に色っぽく松造は顔を赤くした。
その様子がおかしかったのか栄次は破顔して、「松は可愛いよなぁ」と呟いた。
「兄貴、からかっちゃいけねぇや。終いには俺だって怒りますよ」
「いいや、お前はかわいいよ。俺の自慢だもの」
そういうと栄次の長身が松造の体をふわっと包んだ。舶来の香水の匂いが鼻をくすぐる。
心臓が早鐘をうって栄次にも聞こえてしまうのではないかと思われた。
「兄貴…。離してくれよ。俺を女と間違えているんじゃないのかい」
震える声で松造がいうと耳もとで栄次はふふと笑った。
「女みてぇに柔らけぇが…女の代わりに抱くなんて野暮なことするかい」
いよいよ雲行きが怪しくなってきた。栄次は完璧に(酒に)できあがっている。
確かに栄次は目の覚めるような男前で松造の憧れだ。幼い頃は初恋にも似た気持ちで焦がれたこともあった。
そんな気持ちに気づいてでもいたのだろうか?いや、そんなワケがない。

いきなり口を吸われた。
松造が驚いて声をあげようとするとその隙をついて酒を含んだ熱い舌があっという間に入り込む。
「あ…にき」
慌ててばたつかせた松造の細い手を、栄次の骨張った大きな指が握りこんだ。
「んん…」息も出来ない長い接吻に松造の腰は蕩けそうになる。
栄次は仕事の手際同様、こっちの手際も天才だった。
「兄貴、おいら、ヘンになっちまう…」
言う側から唇を吸われて甘い息が漏れた。股間の辺りがむずむずしてくる。
しかし、急にピタリと栄次は動かなくなった。急におあずけをくらったように松造はいらいらとして栄次の顔を覗き込んだ。
急に力が抜けた。栄次は小さな寝息を立てて眠りこけてしまっていた。
緊張がとれた途端にどっと汗が噴き出る。松造は長い溜息をついた。布団をしき、肩に担いで運んだ。
栄次の寝顔は意外にも幼い表情だった。松造はしばらく眺めてクスリと笑った。
この分じゃあ、明日の朝にはすっぱり忘れているに違ぇねえ。
「仕様がねぇなぁ。栄次兄ィ、これは貸しにしといてやらぁ」
そう嘯くと、なんだか上機嫌の口笛を吹いて、松造は外に出た。自分と栄次の距離が少し近づいた気がして嬉しいようなその反面少し寂しいような神妙な夜だった。

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 | | □ 終い         | |
 | |                | |           ∧_∧  勢いで書いたので色々綻びが…スマソ
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
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              本当はオリキャラ出してもいいから栄次兄イのイチャコラが書きたいぐらいです 


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