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~天使VS悪魔 元スレ761続き 悪魔視点~

元スレ761で「悪魔のキス」とか書いたら、リアルになっちまって
(唇ではなく手の甲でしたが)本気でビビッたよ・・・。生きてて良かった・・・。

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
~天使VS悪魔 元スレ761続き 悪魔視点~

覚醒した天使は、その身体に眩い黄金のオーラを纏っている。
それは悪魔である自分にとって、身を焼き尽くさんばかりの輝きで
あるはずなのに、何故か心地よく感じるものであった。

「・・・美しいな・・・・・・」
悪魔の瞳から、一筋の涙がこぼれた。汚れなき、純粋なひとしずく。
「ずっと憧れてた…愛していた・・・貴方の全てが欲しかったんだ。
 だけど、貴方は天使で、俺は悪魔・・・。そう・・・悪魔だから、どうしても
 貴方を・・・壊したくなるのさ!!!」

しゃにむに飛び掛ってきた悪魔の一撃を、天使は静かなる風の如くかわした。
そして切なさの籠った慈愛のまなざしを悪魔に向けて、呟いた。
「・・・悪魔よ、その涙は・・・。俺を想って泣いてくれているのか・・・」
「!!」
身動きひとつ出来ず、悪魔は天使を見つめ返した。
涙に濡れた悪魔の頬をそっと両手で包み込み、天使は微笑む。
「お前の愛、確かに受け取ったよ・・・ありがとう」

天使は優しく、優しく、悪魔に口付けた。

今までに感じたことの無い、満たされた心地。
胸の奥が、温かい―
「天使のキス・・・・・・これが愛・・・か・・・・・・」

悪魔は天使の腕の中で、深い眠りに落ちた。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

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