Top/29-21

プ口レス/ででて・くぅ×原縞

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )性懲りもなくででてネタ。

蒼い炎を宿した刀の切っ先を思わせる、リングの中央に凛と立つその姿。

俺はこいつが好きだ。
自分の全てを俺にぶつけて、挙句粉々にされても、折れないその眼光。
叫び、喘ぎ、這いつくばってでも、ひたすらに俺だけをその刀で貫かんとしてくる。
まだこんなにも俺の奥を掻き乱す奴が居たのかと…ゾクゾクした。
マットの上に蹴倒され、潰され、放り投げられても、俺を睨みつける事を止めない。
「…K/o/o…ッ!」
起き上がり、唇を歪めて俺の名を呼ぶ。
ああ、心地良い旋律だ。
この世の全ての戦いに於いて渦巻く多種多様な感情を、一つに纏めて音にしたら、きっとこんな音なのだろう。
渾身の力で放ったであろう膝蹴りを俺は拳で受け流すと、同じ様に己の膝を持ち上げてこいつのみぞおちに叩き込む。
涎混じりの苦悶の声が、殊更に俺の破壊衝動を駆り立てた。
「―――――――!」
もっと、俺の名を、呼べ!
俺は興奮し、咆哮していた。
脱力した身体を持ち上げて、
――まるでそれは、愛し方を知らぬ獣が、好いた女を野に磔にするが如く。
勢いよくマットに叩き落し、組み伏せた。

三回のくぐもった打音の後、響いた甲高い金属音と炸裂する爆音。
俺は名残惜しく身体を離すと、何十分か前までこいつのものだったベルトを奪い天へとかざした。

「どうだ!俺たちはエーダブリューオー、この勢いは誰にも止められない!誰が来ようと、ここいるK/o/o様が捻じ伏せてやる!」
いつもの騒がしい声が遠い。頭の奥から耳鳴りがする。
…ただ、あいつの息遣いだけがはっきりと脳に聞こえていた。
奪い取ったベルトを見せ付けてやったその瞬間、荒く乱れた呼吸は止まり、再び俺を睨む。

『来い、原縞』

このベルトが俺の手にある限り。そしてお前が俺を倒す事を望む限り。
リングの上で何度でも、俺が飽くまで、その身体を、

『叩き壊してやる』

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
言葉を発さない狂人戦士萌え。あと原縞の打倒くぅへの執着も萌え。


このページのURL:

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP