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ゲ仁ソ 夏のオッサン達

色々崩壊しているところが多いと思いますが・・・

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

「お前は俺がいないと何にも出来ないからな」

いつもはこんなこと考えないけど 妙に大ケケの言葉が引っ掛って
もしかして 俺っていつもこいつに見下されてるのかなって
そう考えたら少し悔しくなって、ちょっと騙してやろうと思った

現場へ移動中のいつもの車内
大ケケは俺より後から乗車してきた
何気ない風を装って話し掛ける
「ケケ、お茶あげるよ」
「おう」

俺はあらかじめ用意しておいた
(醤油を水でうっすめたヤツをペットボトルに入れたもの)を大ケケに渡した。
俺はバックミラーで大ケケの動きを確認していた
外の気温は34度
この暑さなら喉が乾いているはず、と俺はよんでいた。
大ケケはペットボトルの蓋に手をかけようとした、が、隣の座席に置いてしまった
「あぁっ」
期待はずれな大ケケの行動に俺は思わず声が漏れた

「・・・」「・・・」
バックミラー越しに目が合った
大ケケは不審そうな目で俺を見ている
目を逸らそうとしたが、タイミングを失ってしまい見つめあいになってしまった
それを破るかのように大ケケが声を挟んだ
「そこにあるお前のお茶と変えてよ」
「え?」
大ケケの視線の先には
助手席のボトルホルダーに入ってる俺の飲みかけのペットボトルがあった
「飲みかけなんだけど」
「いいから」

予想できなかった大ケケの行動に動揺が隠せなかった
咄嗟に俺は残りのペットボトルに入っていたお茶を一気飲みした

「・・・」
大ケケはまた俺を見ている

大ケケはその日 醤油を水でうっすめたヤツをペットボトルに入れたもの を飲むことは無かった
仕事が終わって帰りの車内、大ケケを騙す作戦?のこともすっかり忘れていた
俺は仕事の疲れから、うとうとしていた

車が大ケケの家の前に着いた
突然大ケケは俺の肩をグッ、と掴んで
運転手のタカハツに聞こえないような声で
俺の耳元でこう言った
「お前、分かり易いよな」
俺の眠気は一気に吹っ飛んだ 大ケケのその声は微かに笑っていた

「まぁそこがアレなんだけどね」
大ケケはボソッと言うと
車のドアを閉めて 醤油を水でうっすめたヤツをペットボトルに入れたもの を持って自宅に入っていった

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! 失礼致しました。

  • さまぁ~ず -- 2019-09-13 (金) 21:28:41

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