路簿×七誌
更新日: 2011-04-27 (水) 12:00:00
464-477
新たな扉が開いたよ
もう七誌が襲い受けにしか見えない。
萌えた・・・
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| ドラマ セ/ク/ロ/ボ の 路簿×七誌
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 初投稿ドキドキするよ・・・
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| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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「ちょ、ちょちょちょちょちょ!待って!待ってっ!!」
「待ちません。」
「よっちゃんどうしちゃったの!?」
「気持ちよくしてやっから黙ってろよ」
目の前であわあわとうろたえる男の、ズボンに手をかけると、路簿はバックル部分を押さえて必死で抵抗してきた。
「いやいやいや!黙ってるとか無理!!」
「・・・っあ~・・・面倒くせぇなぁ・・・なんだよ、ズボンはいたままの方が好みなのか?」
「好みとか好みじゃないとか関係ないでしょ~、この状況!やめてよ!」
「やめません。」
至近距離でにらみつける。目が潤んでいる。
(頼りねぇ奴なんだけどなぁ・・・弱っちぃし。 なんでこんなことになってんのかねぇ、俺。)
ロボットアニメのプラモデルの散乱する路簿の部屋。
俺に押し倒された路簿は、ベルトとチャックを死守しつつ床から起き上がろうと試行錯誤している。
(面倒だな・・・とりあえず上から脱がすか)
「いやいやいや!何してるの!!」
馬乗りになり、ネクタイに手をかけたところで肩をつかまれ引き剥がされた。
おたくだがコイツは筋肉はあるほうだ。悔しいかな体格では負けている。
力の差は五分五分といったところだろうか。本気をだされると距離をつめることができない。
「も~、よっちゃんどうしたの!何がしたいの!!?」
「お前とやりたいの。」
「な・・・何を・・・?」
「 S E X 。 」
あっけにとられたのか、路簿は呆然とした表情で固まった。
力が緩んだ隙に、再度ネクタイに手をかける。すばやく抜き取り、Yシャツのボタンに手をかけたところで、
「ちょっ!!ちょっとちょっと待ってって!!」
(・・・っち、我にかえったか。)
「大丈夫だって、俺どっちもやったことあるし。俺の身体、けっこう悦いらしいよ?」
「も~、何の話だよ~!!」
「だからSEX。」
「いやいやいや!おかしいでしょ!?」
「何が?」
「SEXって、恋人同士がすることでしょう!?間違ってますから!順序も違ってますから!!」
「じゃあ俺と付き合ってください。」
再び力が緩んだのをみて、シャツのボタンをはずしにかかる。
「・・・っ!!」
が、今回は炉簿の回復も早かった。すばやく手首を掴み、俺の両腕の自由を奪う。
路簿を見下ろすと、路簿も俺をじっと見上げていた。きまりが悪い。
黒目がちな瞳、まっすぐで純粋な視線。
心の底まで見透かされそうで、・・・苦手だ。
(この目にやられたんだろうなぁ俺、たぶん)
「・・・よっちゃんは、俺が好きなの?」
「ん?まあ、その、う~ん・・・」
この瞳の前では、嘘がつけない。
「好きなの?」
「・・・好き、です。」
「ただ単にSEXしたいだけなんじゃなくて、俺と付き合いたいの?」
「付き合いたい、んだと思う。(できればSEX込みで)」
「じゃあ付き合おう。」
「はぁっ!?」
今度は俺が固まる番だった。
「なに、そこ、驚くとこ~?」
失礼しちゃうなぁ、と炉簿は頬を膨らませる。
「いやいやいや。・・・俺、男ですけど??」
「知ってるよ。よっちゃんだって、俺が男だってわかって告白してきたんでしょ?」
「いや、まあ、そうだけど。」
「じゃあ今更驚くことないじゃん。」
いつもの顔で言うと、炉簿はぺこりと頭を下げた。
「男の人と付き合うのは初めてだけど・・・よろしくお願いします。」
「マジで?」
「うん。よろしくね、よっちゃん。」
「・・・炉簿、おまえ、俺が好きなのか?」
「ん~、わからない。でも、よっちゃんが俺を好きって言ってくれたの、嬉しかった。きちんと『付き合って欲しい』って人から言われたのも初めてだったし。嬉しかったんだよ。で、よっちゃんとお付き合いして関係を深めてみたいなぁって思った。・・・それだけじゃダメかな?」
「ダメじゃねぇけど・・・おまえ正気か?」
「正気だし本気だよ?・・・ほら、握手握手!」
路簿は手を差し伸べて握手を求めてくる。
状況が掴みきれないまま、俺はその手を握り返した。
「これで恋人同士だね!」
にへらっ、と路簿が笑う。
「あ、でも。いきなり肉体関係とかはダメだよ。きちんと順序を踏まえてからね!」
「順序?」
「待ち合わせて、デートして、手を繋いだりして・・・」
「・・・学生かよ・・・」
「あ、よっちゃんって映画とか見る?あと、どこか行きたいところある?今週末はね~マックスロボのイベントあるんだよ!一緒に行かない?あとね、あとね」
「あー、もう、任せる。全部お前に任せるから」
次の休日用のデートプランをうきうきと練り始めた炉簿の背中を見ながら、俺は大きくため息をついた。
まだしばらくはお預けってことらしい。
(とりあえず一歩前進したことだし、今度はどうやって襲ってやろうか・・・)
fin
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ ヒトリデコソーリミルヨ
| | | | ピッ (・∀・ ) エロクナラナ-イヨ・・・
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