砂野×仲津
更新日: 2011-04-27 (水) 09:19:11
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| ドラマ花盛り 砂野×仲津だモナー
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 公式のテンプレぶりに対抗するようにドテンプレだカラナ
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くそ、またシャンプー買ってくんの忘れた。練習してっといっつも忘れちゃうんだよな~
しょーがねー、砂野んとこ行くか。
もう脱いじゃったけどタオル巻けばいいや。
だってここは男子寮。半裸でいても誰も何も気にしない。
今シャワー浴びようと思ってたんだから普通だ。ほらみろ、通りすがりのニャロ目だって何も気にしてない。
「仲津ー足屋みなかった~?」
「あっ足屋っ?!」
足屋水木。
そうだ、俺が最近唯一気になって気になってしょうがない存在…
「へ、へ、へ部屋にいなかったか?」
「うん居なかった。まだ学校かなぁ」
水木の部屋って…そうだ、砂野と水木って同じ部屋じゃん。あぶねぇ!!
お、俺こんな格好で…だからなんでドキドキしてんだよ。無い!無いって!
でも、水木居なくて良かった…
なんだか急に半裸で居るのが恥ずかしくなって、ちょっと腕で隠してみたりして。
だぁっなんでこう、あいつの事になると変なんなるんだ?
俺は女が好きだ。女が好きだ。女が好きなんだ!
これは恋なんかじゃない。気のせいだ勘違いだ。でもあいつなんか…か、かわいいっつうか…
ああもう。なんだかイライラして俺は無駄に早足になりながら砂野(と水木)の部屋へと向かった。
ノックもせずに勝手知ったる部屋に入る。
部屋には誰も居なくて、シャワールームから水の音がする。
「砂野ー?おい砂野ー。シャンプー借りるぞ」
返事が無い。なんだよ。まあいいや。
「おい借りてくかんな」
ドアを少し開けて腕だけ伸ばし手探りでシャンプーを探す。
どこにシャンプーが置いてあるかなんてよく知ってんだ。
あ、あった…って、はぁ?!
濡れた手に腕を掴まれたと思ったら、その瞬間思いっきり中に引っ張り込まれた。
んだよ!
おかげで、俺は一瞬にしてシャワーの下でずぶ濡れになった。巻いていたタオルも濡れちまった。
ふざけんな。見上げるとそこにはニヤニヤと笑う砂野が居た。
つーか、笑う砂野は最近じゃ珍しい。最近の砂野は、全然笑わないんだ。前はよく笑ってたのにな、俺達。
ってしみじみしてる場合じゃなくて。これは…
「お前また酒入ってるもんなんか食べたな?」
奈良漬で酔える変な体質の砂野は、酔うととんでもねぇ。
まぁ、すぐに寝ちまうんだけどそれまでの被害は結構ひどい。俺だって散々な目にあってる。
「帰れないだろタオル貸せよ」
「んふふ」
笑う砂野に何を言っても無駄。よくわかっていたのではいはいとなだめてタオルを探す。
付き合ってられっか。タオルとシャンプー借りて早く帰ろ
なのに両腕をガシッと掴まれたと思ったらグリッと砂野の方を向かされた。
そのまま顔が近づいてくる。
「わーーーっ!!っタンマ!!タ」
これで、何回目だろう。
酔った砂野にこうされるのは寮生全員が慣れている、とはいえなぁ
俺は、俺は、…お前が俺のファーストキスの相手になっちまったのを未だに怨んでんだからなっ!!
そんでそれからだって砂野以外とキスした事ないのになんでお前とばっかりしなきゃなんねんだよ!
「こんななぁ、シャワー浴びながら男二人で密室でっ!!俺はホ…あ」
いや、ホモじゃない。俺は女が大好きだ!断じて違う。違う!
「いでっ…あ?ぅお、砂野?」
なんだかいきなりギュウギュウ抱きしめてきやがった。痛ぇ。この馬鹿力。でけーし。
こんな時に水木が帰ってきたらどうすんだよ。誤解されんだろ。
「お前、裸なんだからそうくっつくなよ馬鹿」
グイグイ抱きしめてくる砂野のせいで俺の腰に捲かれたタオルが危うい。頼むやめて。
「お前ー……かわいいなぁ…」
「え…?ちょっ…」
なんかそういう事そういう顔でこんな近くで抱きしめながら言うんじゃねぇよ。違う全然違う俺は、俺は、あ、そっか最近疲れてるんだな。
「や、駄目。無い。駄目、絶対。」
「うん。うん。かわいいなぁー」
かわいくねーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!俺、かっこいい!!最高!!
せっかく押し返して後ずさりしたのに冷たいタイルが背中に当たってびびってまた砂野にくっついちまった。
笑ってんじゃねー!砂野、早く寝ちまえ!
また顔が近づいて来た。 もうやめてくれ。
…
…なが、くないですか?
つーかこういうキスした事無いんですけど。げっこれ舌?
うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
驚いて逃げようとしたら、ふらついて後ろに座りこんじまった。
自動的に砂野が俺の上に覆いかぶさってくる。
「どけよ水木に誤解されんだろ!!」
「みずき?」
「足っ足屋水木だよ!」
「ふふふふ…」
笑ってんなあああああああああああああ!!!
ってそれどころじゃねえええタオルッタオルッ俺のかわいいタオルを
「踏んでんだよ砂野っ!」
これじゃ動けねぇ。
「おれだけはだかはずるいよね」
何が?!
「ま、待って待てっ待てって!」
リーチの差が違う。俺の抵抗は空しく、俺のかわいいタオルが砂野によって天高く放り投げられ、俺の視界から消えていった。
こいっつ…今日は最上級に性質悪いぞ!
「おまっお前こういう事慣れてるかもしれないけどなぁ!!俺は」
「はじめてなの?」
「…は、初めてじゃねーよ?!全然慣れてますけどぉ?!でも男とは有り得ませんわかったらどいてくれますかー!!」
「やぁだ」
俺のがやだっつんだよ!!
触んな、さわ…どこ触ってんだよまじで!!
ちょ、ちょま、ま、ま、やめてえええええええええええええええええええええええええ
「たすっ…助けてーーーーー!!」
「砂野ー何してんだよ?」
その声は
「水木かっ?!」
「…あれ?仲津?」
「みっ水木!!砂野がっ砂野がおかしいっ」
「開けるぞ?」
「え」
開け…る?!
「待っ」
ガチャ
「きゃーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
「わあーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
次の日、俺がダッシュでシャンプーを買いに走ったのは言うまでもない
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- きゃぁぁぁ(*^m^*) 待ってました(*^_^*) -- 2009-12-10 (木) 21:21:43
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