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デコ×警部補

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                     |  某黒ずくめの警部補受け
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|   デコの巡査×警部補
 | |                | |             \
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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「なってないよ、君」
 いきなりそう言われて、I泉はぎくりとした。
 隣には、気怠げに長髪の男が横たわっている。I泉の上司である。
「……な、なってないって……なにがですが?」
 おそるおそる尋ねる。
「ベッドマナー。最悪だよ」
 上司はじろりとI泉をにらみつけた。
「前技は中途半端だし、入れてからはあっという間だし、終わってからもなんかもぞもぞして落ち着かない。誉めるところがどこもないよ」
 情事が終わったあと相手を罵倒するのも、ベッドマナーとしては最悪ではないのか。そう思ったが、口に出すのはやめた。この上司に口で勝てるはずはないのだ。
 上司は、寝返りを打ってためいきをついた。
「腰が痛い。君が無茶をするからだ」
「……すいません」
 理不尽だ、と思いつつ謝る。
 たしかに自分はセックスが上手いとは言えない。二回に一回は上司より先にイッてしまうし、額をはたかれて「へたくそ」と言われることもしばしばだ。
 でも、今日はそれでも上手くやったと思っていたのだ。
 上司は今までにないほど乱れたし、色っぽい声もたくさん聞けた。ちゃんと、彼がイクまで我慢できた。それなのに。
 一応、抗議してみる。
「でも、F畑さん、声出してたじゃないですか……」
「声? 声くらい出すよ。声出しちゃいけないって言うの?」
「いや、そういうことじゃなく……」
 やはり口答えするんじゃなかった。I泉は泣きたい気持ちで毛布を被った。
 だいたい、この上司は仕事中も横暴で理不尽なのだ。たしかに有能なのは認めるけど、自分を苛めて楽しんでいるとしか思えないことも多い。

なぜ、こんな男とベッドを共にしているのか、自分でもよくわからない。
 だが、彼に逆らいがたい色気があるのも事実だ。今日も、約束もなくI泉のアパートにやってきたかと思うと、玄関を入ったところでいきなりネクタイを引き寄せられて、キスされた。それだけで下半身に血が上って、わけがわからなくなってしまったのだ。
 こういうのは、セクハラとは言わないのだろうか。I泉は悶々としながらそう思った。上司による性的嫌がらせだ。訴えてやる。
 半泣きになりながらI泉は言った。
「そ、それだったら、だれか別の人とすればいいじゃないですか? もっと上手い人と!」
 F畑は呆れたように言った。
「バカだね、君は。セックスする相手を上手か下手かで選ぶなんて、風俗じゃあるまいし」
「じゃあ、どんな理由で……」
 ぼくを選んだんですか、と尋ねかけて、I泉はことばを呑み込んだ。
──つまり、へたくそでも僕としたい……ってこと?
 がばっと起きあがって、I泉は叫んだ。
「も、もう一回! リベンジさせてくださいっ」
 F畑はちらりと、こちらを見た。
「できるの?」
「できます……たぶん」
「たぶん?」
「……その、キスしてくれたら……」
 上司はやけに色っぽく笑うと、I泉の額を強くはたいた。

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 | | □ STOP.       | |
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  • も・・・もえ・・・・! -- 2012-04-01 (日) 22:59:57
  • 萌え尽きたぜ……。真っ白にな…………。 -- 2012-04-08 (日) 23:40:31
  • 萌え尽きたぜ……。真っ白にな…………。 -- 2012-04-08 (日) 23:40:42
  • 再現度すごい!萌えました -- 2012-09-23 (日) 15:36:46
  • 萌えましたぁあああ!!脳内実写完全再現っっ!! -- 2014-06-10 (火) 00:12:30
  • 脳内再現度が半端ない…!上司の笑顔がめっちゃ浮かびます。めちゃくちゃ萌えました! -- 2015-03-27 (金) 19:51:41

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