逆天才判 弟×北
更新日: 2011-04-26 (火) 22:02:53
弟の鬼畜攻め注意。暴力の嫌いな方はご遠慮ください。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ ナガレヲブッタギッテ オオクリシマース!
とある公園で起きた、不可解な事件。その犯人がついに逮捕されたらしい。
なんとも合理性に欠けた被害者の行動、矛盾をはらむ目撃者、そこにある必要も無い第二の凶器。
そんな状況下で逮捕される「犯人」とやらに、いったいどんな意味があるというのだろう。
顔にこそ出さないが、僕は警察の無能を憂いた。腐った司法に注目の集まる今、誤認逮捕は格好の餌だというのに。
カツンカツンと音を立てて取調室への廊下を歩く。無能のうちの一人が煩くまとい付いて来て、僕は歩調を速めた。
「検事。容疑者は犯行こそ肯定しておりますが、今現在とても冷静に話の出来る状況では」
「ふうん?」
「キタキは興奮しています。家族に会わせろと。否、父親からの面会は拒否しているのですが」
「なんだ、子供みたいな奴だね」
「19歳です。」
「ははっ、子供か!」
下らないな。だだをこねる子供に手を焼く大人たち。そこに絡む一つ命の終わり・・・歌に出来そうな混沌だ。そこに愛があれば。
なおも喋り続ける制服を片手で制して、取調室のドアを開く。
既に居た長髪の女性警察官が、「話にもならないわ!」といたく憤慨しながらすれ違っていった。挨拶も無しに。
「こんにちは、気分はどうかな?」
返事はなく、返ってきたのは鋭さに欠ける童顔からの視線だけだった。
「キタキ、タキタ‥‥アルバイトをいくつか経験して、現在は家事手伝い。高校は出ていない、ね。」
「‥‥あんだよ、文句あんのかよ」
「そこへ来て殺人事件か。ご両親は悲しんでいるだろうね。どうかな?」
「し、知らねえよッ!」
ごく簡単な揺さぶりで、眼前の少年の瞳は微かに潤む。怒りか後悔かはわからないけれど、大きな感情のふり幅。
成る程供述の通り、『カッとなって殺した』に有りがちな人物像だ。
しかし、そうだな。そんな風に人を傷つける子供は。往々にして素手や鈍器、刃物など、直接その手にかけたがるものだ。
だからこそ殺人未遂にとどまる案件も少なくないし‥‥彼も、また。
人一人を殺す度量が伺えない上、銃などといういわば『間接的な制裁』に甘んじるほど物分りが良さそうには見えなかった。
「正直に言うとね、タキタ君。僕は、君が犯人だとは思っていないんだ。」
「‥‥あ、あァッ?!」
「あまり大きな声じゃあ言えないんだけどね。これ以上警察との間に溝を作りたくは無い。
‥‥けど。君の身柄と引き換えに真実を諦めることに、僕は納得しない。」
「意味がわかんねえよ、フツーに喋れテメー」
「君が庇っているのはいったい誰なんだ?そう聞いているんだ。」
「こ、殺したのはオレだ!あんまりフザけてんじゃねぇぞ!!」
後ろ手に手錠をかけられたまま、思い切り机を蹴り上げる。その音に反応した警官二人が瞬く間に飛び掛り、
少年は悪態をつきながら床へと縫いつけられた。抵抗をやめない彼に据えかねた一人が、遠慮無しに彼の頬を打つ。
「がッ‥‥ざ、っけんな!手ェ外しやがれ!糞ッ。」
「彼を放してやってくれないか。乱暴はよくない。相手は子供なんだよ」
「子供扱いすんな!糞ヤローども‥‥は、放せよォ!!」
警官たちは僕の声にさっと身を引く。彼は床に転がったまま、酷く頬を腫らすさまが哀れでならない。
そう年も変わらないはずなのに、なんとなく弱いものを苛めている気持ちになってしまう。そういうのは好きじゃないんだけどな。
痛々しい頬に慈しむ気持ちで手を伸ばす。
「怖がらなくていいよ、正直に話して欲しいだけさ。悪いようには・・・」
「ッ!」
噛まれた。
少年の、なんとなく小動物然とした見てくれに騙された。というか、少年の行動は間違いなく、人を怖がる野生動物のそれだ。
「痛いな‥‥」
幸か不幸か傷はつかなかった。僕の自尊心以外には、だけど。
「ごめん。彼と、一対一で話をさせてくれないかな。人払いをして欲しいんだ」
人の良さそうな(勿論、兄貴譲りの紛い物の)笑顔を警官に向けると、訳知り顔で下卑た笑いを浮かべて、敬礼を返して身を引いた。
少年は状況の移り変わりに目を見開き、カチリと鍵のかかる音に小さく肩を震わせる。
「大丈夫、鍵は僕が持ってる。出ようと思えば出られるさ」
「な、なんなんだよ‥‥」
「君には、謝らないといけないな。」
左の頬を床について縮こまる少年の肩を掴み、乱暴に仰向けへと転がす。
ばっちり僕と視線が合って、見下された状況に、彼は不服そうに唸った。
「この姿勢だと手が痛いだろうこと。‥‥と。僕が、君を少し見くびっていたこと。」
「っは、オレをナメんじゃねえ!」
先ほどまで展開についていけず不安の表情を隠さなかった少年は、僕の謝罪を受けて鬼の首を取ったように声を上げる。
「そうだね、この状況で変わらず啖呵を切れるのは生半可な強がりじゃできないな。」
それがあまりにも幼くて、僕は少し笑ってしまった。けれど、彼はそれには気づかずに、皮肉を賛辞と受け取ったようだ。
「それだけじゃない。これは経験則なんだけれど。人間って言うのは、そう長い間嘘はつけない。」
「あァ?」
「少し難癖を付けられれば、逃げにまわるものなんだよ。それを君は、真っ向から嘘を突き通す。」
「嘘じゃねえ!殺ったのはオレだっつってんだろーがッ」
「その嘘にどんな意味があるのか、その忍耐は誰のためなのか。僕には判らないけれど‥‥」
声を荒立てる彼のTシャツの腹を、一息に捲りあげた。
突然の冷気に、組み敷かれた少年は声にならない悲鳴を上げる。
「僕は真実を見つけたい。そのためには、手段なんて選んではいられないさ。」
鮮やかな上着とシャツを後ろでの手錠周りに丸め込み、外気に触れて鳥肌を立てる少年の肌に下を這わす。
拘束された手を後ろに、反らせた胸のラインが年相応の若く健康的な性を感じさせる。
臍から真っ直ぐに舐め上げ、鎖骨に歯を立て、右胸の飾りへと降り。
「な、ん‥‥!テメ、やめろッ」
「キミぐらいの年なら、コッチの方面には誰だって、堪え性がないものさ。」
少年は何やら悪態を返そうとしたらしい。けれど、舌先で突起を押しつぶせば、びくりと一つ身体を揺らして息を呑んだ。
「ハジメテかい?」
「へ、変態ヤロウ‥‥!!」
身を捩り、空いた脚で僕を蹴り上げようとする下半身を左手で押さえつけ、右手でベルトを引き抜いた。
一挙一動に大騒ぎしていた少年も、両の乳首を苛めてやるうち切なげ声が混ざり、
その声色に自分でも驚いたのか、ありありと羞恥に顔を歪ませて押し黙った。
「今さら我慢しなくたっていいさ。声なんか最初っから筒抜けだ。」
「‥‥‥ッ!」
ベルトを抜いてしまえば初めからゆるりとしたジーンズは簡単に脱げ、
今に僕に一撃を食らわせてやろうとひくひく動く右足に辛うじて引っ掛る。
下着の上から股間に手をやれば、上半身の悦からか、それとも一重に激昂から来る興奮なのか
彼の自身は微かに熱く芯を作っている。
「期待しちゃったかな。」
「な、‥‥ひ!んッ」
やんわりと揉んでやれば。懸命に両足を閉じてそれを阻むも、自身の反応に比例して力の抜ける下肢。
「や‥‥てめ、ひっ、やめろって‥‥!」
「鏡が無いのが残念だよ。そのとろんとして厭らしい顔を見せてあげたんだけれど。
どうだい、随分気持ちが良さそうだけど、本当は君は嫌なんだろう?」
「い、嫌だ‥‥!」
「はしたない身体だなあ。いいよ、やめてあげても。そのかわり、真実が知りたい。」
「‥‥は、あ。」
「庇っているのは誰だい?」
眉尻を下げ涙をこぼしていた少年は、僕の言葉に平常を取り戻し、挑むように睨み上げる。
「殺ったのはオレだ、オッサン。」
「‥‥おもしろいね。」
「嫌じゃなかったのかな?」
「へ、風俗にでも行ったと思えば得じゃねーか!
目え瞑って美人の姉ちゃんでも思い浮かべてやんよ、ざまーみろ」
「見るべきは君の様だと思うけどね。」
前戯はおしまいだ。下着をひき下ろし、張りのある内太股を痛いほどに握り締めると無理矢理に担ぎ上げる。
「うあ‥‥ッ?!」
前触れ無しに指を二本、無理矢理にねじ入れて中で開いてやった。
「ぎゃ、あ、あァッ 嫌、ったぁ‥‥‥‥!!」
「今から男に犯されるわけだけど、目を瞑ったままでもいいかな?」
「嫌、や、抜け、テメッ‥‥痛い、いたいぃっ」
無論少年の事情などお構い無しに、ギリギリまで引き抜き挿しいれる。少なくとも、もう少しの余裕が欲しい。
「男の子が簡単に泣くものじゃないよ。君ほど忍耐強ければ、きっと耐えられる」
「いやだっ‥‥!」
「それに君は、いくぶん厭らしいから。意外と楽しめるかもしれないよ。」
粘った水音が取調室に響く。抵抗も微か、嗚咽を漏らして頭を振る少年の姿は、僕一人には勿体無いほどの壮観だ。
もう、同情は無い。彼は犯罪者だ。追い詰められた野性が、身を挺して何かを守ろうと。
そこにあるのは、さぞ美しい愛だろう。けれどそれが、僕の。真実の。邪魔をするならば。
「そんなものは、必要ないのさ!」
ズボンの前を空け、硬くそそり立った僕自身で少年を穿つ。
「ッあ゛あ゛あああああぁぁぁっ‥‥‥!!」
ぎちり、括約筋を押し広げる嫌な音がして、相当の痛みを感じた少年の膝ががくがくと痙攣をする。
そんなものは気にもとめずに腰を突き動かす。何、構わないさ。痛みなんて快楽で誤魔化してやればいい。
すっかり縮こまってしまった彼の前を擦り上げ、対応してひくりひくりと締め上げる後ろの感触を楽しむ。
「っあ、ひい、やだ。いやだ、あぁうっ やだッ」
若い彼はすぐさま力を取り戻し、蜜をこぼしながら震えた。
「君もそれなりに楽しんでいるみたいじゃないか。」
腰を一点に打ち据えれば、体中を戦慄かせて僕の自身を食む。コッチの才能のある方だったのかもしれない。
「厭らしいね‥‥もう一度言おうか。『ご両親は悲しんでいるだろうね』」
「うあ゛っ、や、」
「申し訳ないと思わないのかい?馬鹿馬鹿しい理由で、こんなところへ来て。僕にこんなことをされて。」
「ひ、やめて、‥‥ごめんなさ、いっ、やめ‥‥ッ」
少年の自身が大きく脈打ち、後ろが痛いほどに窄まる。信じられないことに、彼は絶頂を迎えようとしているらしい。
「それで悦んでいるんだ。少なくとも、君の身体は!」
「‥‥‥‥‥ごめん、ごめ、 ミナミ、ちゃ‥あ‥‥っ!」
どくん。
僕の手の中に白濁を吐き出し、反対に彼の中は僕のそれを飢えたように吸い上げる。
信じられないな。こんな風に抱かれて、よくもまあ。
名残のようにいまだ震える彼の身体を無理矢理にゆすり起こし、問う。
「今の名前は?」
「嫌だ、違う!違ぇよ、オレが‥‥!!」
「ああ、いいさ。これだけ頑張ったんだ。君を信じる。殺したのは君なんだろ?」
「そう、オレだ。オレ‥‥」
「ね、今の名前は?」
「ごめんなさい、ごめんなさい。嫌だ、違うんだ‥‥っひ、いぅぅ‥‥」
それきり、話にならなかった。発作的に泣きじゃくり、うわ言のように謝罪を重ねる。
困ったな、やっと掴んだ手がかりなんだけど。
一人頭をかかえていると、背後でドアがノックされた。
「はーい?」
「あの‥‥検事。弁護士がキタキとの面会を申請いたしまして」
「そう、追い返して。まだとり調べの途中だよ」
「はっ!」
「‥‥弁護士、ご両親が?」
「いえ、キタキの恋人と思われる女性が依頼したそうです。」
「ふうん、恋人‥‥‥」
僕の中で真実への道が一本につながる。見える向こう側。
今回もやはり上手く行きそうで、僕は小さく笑んでから、震える少年の身体に上着をかけてやった。
今、そしてこれから。重なる悲劇が痛いほど似合う魅力的な泣き顔だ。
(君には悪いけれど、僕は真実を見つける。君がどれだけ必死に邪魔しようと)
『ミナミ』と言うのか、わざわざ関係者としてしゃしゃり出てきたのなら都合がいい。
手段は選んでいられない。彼の意に沿って彼を告訴する。その折、証人としてでも引きずり出してやればいい。
全て筋書き通りに事が運ぶだろう。その先に‥‥‥
彼は泣くだろうか、笑うだろうか?
そう言えば一度も笑顔を見ていないことに思い当たり。僕は彼への興味を深めた。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )オメヨゴシシツレイシマシタ
弟が本当にこんな奴だとは思っておりません。弟の方向に向かって謝罪。
このページのURL: