Top/27-324

序序・一巡後の彼ら

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     |  あらき801スレの雑談から妄想しました。一巡後の彼らです
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  勝手にネタ使って申し訳ない
 | |                | |             \
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |

「……」
 ホールは人々のざわめきで溢れかえっていた。
 某タイタニックも真っ青な豪華客船を貸し切っての婚約披露宴なんて、流石スピードワゴン財団である。
 今回のパーティーの主役である徐倫とアナスイは、積もる話もあるのだろう、友人たちとお喋りをしていた。
 それを複雑な表情で見つめるのは、新婦の父親である承太郎だ。
 カクテルグラスを片手にパリッとスーツを着て決めてはいるが、帽子を外さないのは彼ならでは。
 その帽子を深く被り主役たちを遠くから見守るようにして壁に寄りかかっていた。
「承太郎」
 淡い青色をしたカクテルに口付けたとき、突然目の前に影が現れた。癖のある前髪、緑色の服……花京院だった。
「なんの用だ?」
「いや、偶然にもいじけているお父さんを発見してね。つい声をかけてしまったよ」
「……」
 花京院は手に持っていたカクテルグラスを見つめる。彼の好物であるチェリーがこれでもかと乗っている。
 そのチェリーをひとつつまみ、承太郎の口元へと持っていく。
「……何の真似だ?」
「僕の大事なチェリーをあげるから、そんな寂しそうな顔をしないでくれよ承太郎」
「いらねえ」
 差し出された花京院の手は軽くぺしと叩かれた。
 花京院は承太郎を横目で見ながらそのチェリーを自分の口の中へ放り、レロレロと舌でなぶりだした。
 相変わらずだな、と承太郎は苦笑の混じったため息を吐く。気分が和らいだのだろう、口元が少し上がっている。

 徐倫たちのいる場所の反対側では、ご馳走を凄い勢いで食べている仗助と億泰の姿があった。
 彼らの傍には康一や由花子など彼らの友人たちもいた。露伴なんて船内の騒ぎをスケッチしている始末だ。
 億泰が喉を詰まらせたのか、胸を叩いている。それを見て億泰の兄である形兆が、呆れたような表情で水の入ったコップを手渡す。
 そんな仲のいい兄弟を、トニオが厨房から見つめているのは気のせいだろうか。
 いきなりこの場に呼ばれた彼らだが、皆それなりにパーティーを楽しんでいるようだ。

 杜王町の面々が騒いでいる頃、承太郎は旅の仲間とともに昔話に花を咲かせていた。
 既に何杯飲んだだろうか。アルコールには自信があるはずの承太郎だが、段々と酔いが回ってきたようだ。
「承太郎、あまり無理をするなよ」
 花京院はぽんと承太郎の肩をに手を置き、心配そうに承太郎の顔を覗き込む。
 そんな花京院に「なんでもねえよ」と答えながら、また杯を空ける。
「……徐倫ちゃん、お嫁に行くときがとうとう来ちゃったね」
 ピクリとグラスを持つ承太郎の手が動く。
 花京院は承太郎の様子に気づいたか気づかないのか、話を先へと進める。
「ついこの間までこんなに小さかったのに。今じゃあ立派にウェディングドレスが似合うようになって」
「……」
「父親としては、やっぱり寂しいでしょう?」
 指先でグラスの縁をなぞりながら承太郎に語りかける。承太郎は依然無言のままだ。
 フフッ、と楽しそうな声をあげ、花京院は承太郎から目を逸らし、ぽつりと呟いた。
「大丈夫、君は僕が嫁にもらいますから」
「……なにがだ」
「ただのひとりごとだよ」
 カタリと立ち上がる花京院。それを承太郎は怪訝な表情で見つめる。
 花京院はグイと承太郎の腕を挽き、無理矢理立ち上がらせた。
「お、おい、花京院……」
「そろそろ限界だろう? 顔が赤くなっているよ」
 承太郎は己の頬に手をやってみる。そんなに飲んだだろうか。そう言われてみるとクラリと視界が揺れる気がした。
 花京院は承太郎の背に手を回し、バランスを崩さないよう支える。
「あんなところで酔いつぶれるのは迷惑だからね。寝るのは部屋で」
「寝ねーよ」
「はいはい。あとで水を持ってきてあげるから、とりあえず今は休みなよ」
 この参加者数だ、ひとりやふたりいなくなっても誰も気づかないだろう。
 花京院はいそいそと承太郎を連れて、パーティールームを後にした。

 ____________
 | __________  |
 | |                | |
 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ お後が宜しいようで
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) 拙い文章で申し訳ない
 | |                | |       ◇⊂    ) __
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |

  • Sbr -- 2011-04-11 (月) 01:23:43
  • ちょっ その後!その後! -- 2012-11-21 (水) 18:39:59
  • 一時間後が知りたいのですが!!(切実) -- 2012-11-23 (金) 12:58:02

このページを共有:
  • このページをはてなブックマークに追加 このページを含むはてなブックマーク
  • このページをlivedoor クリップに追加 このページを含むlivedoor クリップ
  • このページをYahoo!ブックマークに追加
  • このページを@niftyクリップに追加
  • このページをdel.icio.usに追加
  • このページをGoogleブックマークに追加

このページのURL:

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP