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ギャグマンガ日和 妹子×太子

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                     |  ギャグ漫画日和の小野妹子×聖徳太子
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  獣姦属性が微妙にあります
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 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ケモノカヨ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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【ぬるいですが獣姦臭が少しでも駄目な方はどうぞスルーして下さい】

 奇怪な髪型の舎人から『甲斐から献上されたばかり』、と説明をされたその馬は
大層いい駿馬で、馬に関して特別の知識を持たない素人の自分がみても素晴らしい
ものだった。逞しい身体に風に靡く見事な鬣。しっかりと筋肉の張った脚は力強く大地
を踏み締め、この馬ならば伝説のようにそのまま地上から天に駆け上がることも出来るのでは
ないかと思う程の見事な佇まい。
 思わず言葉もなく見蕩れる僕に、舎人は「賢い馬なんですよ」とまるで自分の息子を褒める
ような優しい口調で語りかけてきた。

 ただ一つ残念なことといえば、その賢い馬の乗り手である人間が、馬鹿の日本代表のような
男であるということだろうか。
 その男は先ほど無様に落馬してから延々壊れた玩具のように繰り返し僕の名を呼び続けている。
「妹子~、妹子~、暗いよ、ここはどこ、妹子~」
 頭から、全身の9割を地面にめり込ませるという至極器用な落馬を得意とする男が悲痛な声
で己を呼ぶ声に頭が痛くなる。地中からくぐもった声で呼ばれると鬱陶しさも不気味さもいつも
の5割り増しだ。

 そのまま残りの1割に土をかぶせて埋葬してやろうかとも思ったが、あまりにも哀れな声で呼ぶ
ので仕方なく掘り出してやる。摂政の地位を屁とも思わず傍若無人に振舞うその男、聖徳太子
は一応、自分の上司であり認めたくないが恋慕の情を唯一抱かせる存在なのでそう邪険にも
扱う事は出来ない。
「よいしょ・・・・っと、うわ 太子、土臭っ・・・・しかもそこはかとなく馬糞臭っ」
 大根のように引き抜いた上司は土にまみれ半べそをかいている。しかも、よくみれば其処彼処
に擦り剥いた痕や切り傷なんかも出来ている。僕がここに来る前から相当落馬を繰り返したらしく
お気に入りのジャージも汚れ変色してしまっている有様だった。

「なんでだろう、ちっとも私に懐いてくれないんだよ妹子。私はこんなに黒駒を愛しているのに」
 ちぇ、と不貞腐れたように足元の小石を蹴飛ばそうとした太子が、貧弱極まりないつま先を
その衝撃で骨折したらしく、悲鳴をあげながら足元で再びのた打ち回っている。
 なんで僕こんなのに惚れてしまったんだろう・・・と自問しながらも、聞き捨てならない先程の
言葉を頭の中で反復する。

『私はこんなに黒駒を愛しているのに』
 沸々と怒りにも似た感情が湧き上がり、たかが馬相手にそれを嫉妬だと認めることも悔しくて
傍らの黒い肢体を睨み付けた。
 勝手に敵意を向けられた賢い馬は、それでもブルルと鼻を鳴らし、依然として地面に
這い蹲ったままの主人に鼻先を擦り付けている。
「やめっ・・!黒駒、埋まるッ、また埋まるッ!」
 馬の鼻先に押されまたずぶずぶと土に埋まっていく太子をさめた目で見遣りながら、僕の中の
毒妹子がむくりと頭を擡げる、十七条の憲法には無いとはいえ、姦通罪は好き合う者同士に
おいて大罪なんですよ分かっているんですかアホ太子。
 それにしても硬い土に泥のように埋まるって、身体の回りにどんな奇天烈な磁場巻き起こして
るんだ、あんたは。
 むしゃくしゃとする気持ちを晴らす事の出来ないまま、愛馬に土葬されそうになっている上司を
堀り起こし、そのまま僕の名を呼ぶ太子の声には答えず不機嫌を露に肩をいからせて立ち去った。

 そしてその日の夜草木も眠る丑三つ時、朝廷の誰もがぐっすりと寝静まる時間になって僕はこっそり
太子を厩に連れ出したのだ。ぐっすりと眠っていたところを起こしたせいか機嫌は最悪、ぐずりまくりの
涎垂れ流しまくりの酷い状態だったが構わず襟首を掴んだまま目的の場所へ連行した。
「妹子、私ねむいよ、眠くてこんな状態じゃおにぎり東京ドーム4個分なんてとても無理だよ」
「そんなもの食べさせませんよ、太子、しっかりしてください・・・・ほら、つきましたよ」
 未だ夢の世界からこちらへ戻りきれていないのか、太子は幼子のように目を閉じたままウーン、ウーンと
ぐずっている。飼葉の上に座らせるとクンクンと子犬のように鼻を鳴らし、眉間に皺をよせて「・・・臭い」
と呟いた。自分の臭いと外部の異臭を嗅ぎ分けられるのかと変なところに感心しながら太子を置いて
ひとり暗い厩を手探りで奥へ進む。
「馬のにおいですよ、太子。太子と黒駒を仲良しTONIGHTにしてあげるために連れてきたんですから」
「・・・・黒駒?」
 馬の名にぴくりと反応を返し、ゆるゆると瞳を開く。余程昼間の意思疎通がまるで出来なかった
乗馬訓練が不満だったのか、彼は寝ぼけ眼を擦りながら薄暗い厩を見渡した。
「・・・どこ、ここ?」
「厩だって言ってんだろうがこの蛆虫。太子、黒駒連れてきましたよ」
 ぐい、と顔面に押し付けられた黒駒の鼻先を、不思議そうな顔で無防備に撫でまわす太子にひどく
嗜虐性を刺激される。

「妹子~、私また振り落とされるのは嫌だよ。楽して私に懐かせたいからそこんとこヨロシク」
「ええ、分かってますよ太子。僕にまかせてください」
 昼間の憤りを晴らす為、密かにたてた計画を実行に移す為。僕はこれから自分の身に何が起こるか
なんて全く知らない顔で暢気に鼻をほじる太子を有無を言わさずうつ伏せに押し倒し、ノーパン主義の
彼の、最後の砦であるジャージのズボンを無遠慮に引き摺り下ろした。
「なんだか私、下半身が急にスースーしてきたんだが、妹子これ何て病気?」
 病気なのはあんたの頭だ、いやこんなカレー臭漂うオッサンにまんまと惚れてしまった僕の方こそ
病気なのかもしれない。
 薄暗がりに艶やかに浮かび上がる細い腰と白い双丘、いつだって己を魅了してやまない其処を
これから獣に犯させるという背徳行為にごくりと唾を飲み込む。しかもその相手は上司で、日ノ本の
政治を執り行うという尊い身分の人で、そして何より自分自身心の底から愛する人で。
 身の危険など全く知る由もなく僕の言葉を信頼しきってうつ伏せのまま大人しく鼻歌を歌って
いる太子に心臓が破裂しそうな程高鳴り、嘶く黒駒の陰茎を握り擦り立てた。
 成人男性の腕ほどもあるそれと交われば普通の人間ならば死に至る事もあるだろうが多分この
人ならば大丈夫だと確信はしている。服にあわせて身体を伸び縮みさせることが出来る太子
ならば、この並ならぬ逸物にあわせて括約筋を広げるぐらいのことは朝飯前だろう。多分。

「太子、腰だけ上げて貰えますか?・・・・そう、いいですよ、じゃあ 黒駒とじっくり仲良く。
・・・沢山種付け、して貰ってくださいね」
 そう言いにっこり微笑んだ僕を太子がきょとんとした顔で振り返ったのと、黒駒が据え膳の痩身に
ずぶりと身を埋めたのは同時だったような気がする。

「ビリーズブートキャンプゥゥゥーーーーッッ!!」
 厩に響き渡る太子の悲痛な奇声を聞きながら、僕の口唇は知らず歪んだ笑みを形作っていた。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ やはり獣はいかんな
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
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