27-151
アベレージ 刈→安←飯 †
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| アベレージのカリーヤ→アベ←イイノ
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 張本人出てこない上に暗いですん
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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「―刈谷さん、先輩に告白するつもり、ないんですか?」
「あぁ、今のところはね」
「奥さんと子供がいるから?」
飯野の問いに刈谷は暫くの間黙り込み、そして口を開いた。
「…彼がお人好しなのは、君もよく知ってるだろう?」
「えぇ、それは先輩のいいところでもあるけど…悪いところでもあるッス」
「そう。もし彼に僕の気持ちを伝えたりしたら、悩んで…傷つくと思うんだ。…これは、言い訳なのかもしれないけどね」
「先輩が他の誰かに、例えば僕にとられそうになっても?」
「………」
刈谷はふと俯き思考した後
「…そのときは、僕の理性次第だねぇ」
と少しおどけた風に言った。
「それって」
「あぁ分かってはいるよ。そんなのズルい、ってね。
…でも正直、自分でもどうしたらいいのか、解らなくなる時があるんだ」
切なそうな目をして語る刈谷を見て、飯野は何かやりきれないような気持ちになってきていた。
「…大丈夫ですよ」
「何がだい?」
「もし刈谷さんが理性を抑えきれなくなったときは、僕が全力で阻止しに行きます。
先輩を傷つけるのだけは…絶対に許しませんから」
「…それは頼もしいなぁ」
苦笑いをしつつもどこか安心したような表情を浮かべる刈谷に、飯野は溜め息をひとつつき
「やっぱり刈谷さんって、先輩に似てますね」
と呆れたように言った。
それを聞いた刈谷はいつものように笑いだした。
「一体君は何を言っているんだい。そもそもどこが」
「お人好しなところが、ですよ」
飯野が釘を刺すように言うと刈谷は笑うのを止め、興味深そうな表情をした。
「…へぇ、僕がお人好しだって?」
「はい。自分じゃ気づいてないかもしれませんけど」
「あーっはっはっはっはっ、やだなぁ飯野くぅん。安部くんと僕を一緒にしないでくれよ~」
「それ、きっと先輩も言うと思うッス」
「そうかな?」
「えぇ、間違いなく」
「…そう、かぁ……」
刈谷はどこか遠くを見つめながらそう呟くと、溜め息交じりに笑った。
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| | □ STOP. | |
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