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飛父飛 寸×おっさん

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     |  飛父飛 寸心×おっさんだモナー。
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  この二人で肉々しいものが書きたかったカラナ…
 | |                | |             \
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 原作未読のため、映画設定のみだゴルァ!!
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) 原作好きの方は注意してください。
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
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※注意
・寸心がちょっと変態気味です。
・無理矢理セクースしかしていません。
・おっさんがショタっぽいです。
以上平気な方のみお願いします。

「いてっ痛いって!何なn何するんだよぉお!」
「わかんだろ。」
…あ?…なんだこれ。
その映像は、おっさんが居て、「俺」が居て、それを第三者の視点で見ているものだった。
あ、夢か。現実でこんな事有り得ねぇし。
にしてもなんだよ、この状況は。どんな夢見てんだよ俺。

ここはどこだろう。
古い宿屋のような和室の一室に、おっさんが座っている。
そのおっさんの両手首は太い綱で一纏めに括られ、吊り上げられている。
綱の下に紅くなった皮膚が見え隠れしているから、きつく縛られているんだろう。
いつもスーツのおっさんが着物を着ている。
いや、着ているといっていいかわからないほどすでにはだけて乱れている。
こうなる前に少し暴れたのがわかる。さすがのおっさんでも抵抗したらしい。
まぁ抵抗されたって、この程度におっさんを押さえつけるのは容易いだろう。
二人で旅館にでも来たんだろうか。…「俺」、なんて言って誘ったんだ。
おっさんは右足首にも綱が巻かれ、右側からひっぱられているようで足は大きく開かれている。
そのせいで着物の裾が広がり、内腿まで見える。…趣味悪ぃんだよ。
おっさんは目の前に居る「俺」に必死で訴える。
「ね、寸心君どうしたの?やめようよ。おかしいでしょこれ」
…嫌な夢だ。…嫌な。
「俺」が楽しそうに笑う。ある意味羨ましい根性だな。でも最低だ。
いたたまれなくなって俺はそこに居る「俺」の頭を叩こうとしたが、手は「俺」をすり抜けて触れなかった。
なんだよ…ったく。
「俺」がゆっくりおっさんに近付く。お、おい…やめとけって
おっさんの前に対面して座ると、見えている内腿をゆっくり撫で上げた。
「どっ!!ちょっとおっ!!」
「何だよ?」
ばっかじゃねぇの「俺」…なんでそんな事できるんだよ。恥ずかしい…

「触っちゃダメだよっ!!」
「何で?」
「なんでって…そ、そういうもんだ…ろ?!」
ろ、じゃねんだよ。おっさんの目尻がうっすら紅くなる。「俺」は笑っている。
いたたまれねぇ…。こんな事言われたら…俺ならもう…
なのにそこに居る「俺」は止まらない。
おっさんもっと言葉で叩きのめせ。じゃないと、そいつは…
ああもうあんたなんでこんな所まで一緒に来たんだよ
おっさんの事だからどうせくだらない言葉でホイホイついてきたんだろ。自業自得なんだよ。
人を信じすぎなんだよ。…俺を。俺は、俺はこんな夢見てんのに…

「俺」は内腿をなであげながらそのまま着物で隠れている部分へ手を忍ばせた。
際どい位置をかすめると、今度は足先に向かってゆっくり下りていく。
膝のあたりまで来ると、また内側へ向かって撫であげる。
「俺」はそれを何度か繰り返しておっさんの反応を楽しんでいる。
とても俺のやる事と思えねぇ。ふざけんな。
おっさんもそうやって馬鹿正直に反応すんじゃねぇ!
そんなんだからそうやって遊ばれんだぞ。
何度目かに登ってきた手は、着物の奥には行かず布の上から腰へ、腰から腹へとつたい、
人差し指を出してへその周りをくるくるとなぞった。
「ちょ、…くすぐったいよ」
はだけられたおっさんの胸元が一瞬にして朱に染まった。
やべぇ…早死にしそうだ。やめろ。それ以上すんな。
紅いおっさんの肌と、身を捩るような仕草、それと…アレが…ものすごく嫌だ。
そんなの見せつけんじゃねぇ。
「俺」は指でへその周りをくすぐって遊んでいると思ったらいきなり前屈みになり、
おっさんの胸元に顔をうずめた。

「あっ!駄目だって!」
こんなシチュエーションだからか、おっさんの声が耳についてしょうがない。
「すす寸心君落ち着いてっ!!」
吸いついて空気が漏れたようなチュル、という音が聞こえてきた。ふざけ…
「あぁ…駄目…」
…おっさんその声やめろ。少しは我慢しろ。こっちが落ち着かねんだよ。
さっきまではまだ怯えたような感じだけだったのに、手首に筋が浮き出ている。
身体中硬直している。そんな風になんな。やめろふざけんな。
「ふぁ……ぁん」
おいやめろっつってんだろ。何してんだよ…
左側の乳首に吸いつき、舌のザラザラした部分で全体を丁寧に舐める。
舌をすぼませ先端をチロチロとなぞる。
右側は人差し指と親指でグリグリと回すように抓り、押し潰す。
「あぁあぁやめて、やめてよ…こまったなぁ」
だから困ってる場合じゃねんだよ。困ったら困っただけかよ!
そんなだからこんな事になってんだぞ。わかってんのか?
「ぁぅ…ぁ…どうしよう駄目だって」
おっさんの足がもぞもぞ動く。…おい、そのまま蹴れ!
「やめて~…お願いだからやめて~…」
余計やめねーよ。馬鹿!
「俺」の空いている方の手が、おっさんの下腹部に着物の上から押さえるように触れた。
「あっ!!」
「俺」がニヤリと笑う。
おっさんの顔が耳まで真っ赤になった。
「ひどいよ寸心君!」
「今更だな」
そうだな。…馬鹿。

布ごしにさする。
この、変態。生々しいんだよ…
心臓が破裂しそうってのはこの事か。心臓の音がおかしいくらい体内に響く。
倒れそうだ。
形を持ち始めたそれをグニグニと握ると完全に勃ちあがってきた。
「はぁっ…はっ…も、駄目だってもおー!!」
おっさんの腕に鳥肌が立つ。乳首はピンと勃っていて、内腿の筋肉に力が入っている。
羞恥にさらされ、顔を見られまいと必死で横を向く。
そうやって無防備に全身で「俺」を誘っているのに気付かないのか
…落ち着かない。髪の毛が逆立ってるような気がする。
全身の血が沸き立つような、本能がむき出しになるようなやばい感覚だ。
「はっ…ね、ねぇ、そんなとこ触らないでよ」
「…面白い」
…変態。
布ごしに弄っていた手を着物の中に滑らせる。
「やめっ」
手全体で包みこみゆるゆると扱くと、おっさんの背中が弓なりになった。
「俺」は片手でおっさんの股間を弄りながら横を向いていたおっさんのアゴを掴み、自分の方を向かせる。
おっさんの苦しそうな顔なんか何度も見てんだろうが…毎日毎日、見てたはずなのに。
特訓の時と同じ顔じゃねぇか。なのに、ちょっとシチュエーションが違うだけで。…こんな事になるのか。
笑うなよ「俺」変態じゃねぇか。あれじゃ完璧に変態だろ。
なんなんだよ。こんなの俺じゃない。
アゴを掴んでいた手がまた嫌な手つきで喉へと降りていく。五本指全部をなぞらせながら胸へと滑らせた。
どこで覚えた。なんでそんな事できんだよ、おっさんに。
もうダメだ。どうすんだよ。この状況でおっさんに何言われても文句言えねぇぞ。
ボロボロになりてぇのか。そいつはな、止まらないんだよ。だからおっさんが止めてくれよ。
もっと心の底から抵抗しろ。俺を傷付けるくらい。俺がこれ以上おっさんを傷付けなくてすむように。

「ハァ…ハァッ……ぁ」
おっさんはもう何も喋らなくなった。
ただ荒い息遣いと淫靡な声だけを漏らしている。
泣いてるみたいな声だ。
気付いたらボウっと見ていた。
足が時折ビクッと痙攣する。内腿の筋肉が引きつっている。
左足がなんとか閉じようとするが「俺」の片手で簡単にまた開かされる。
「…っ…あ…あ…ア」
扱く速度が速くなる。
ふと、「俺」の目がとろんとしているのに気付いた。
…なんだ、その目は…。
おっさんにバレるだろうが…そんな顔したら。そんな目で見たら。
おっさんの目から羞恥の涙が溢れる。
泣かせた………
おっさんの涙を見た途端、「俺」の目が見開き、手が止まる。
「おっさん」
「す、寸心君…」
突然呼ばれておっさんがビクつく。…その上目遣いはおっさんのクセかよ。こんな時までそんな顔すんじゃねぇ。
「俺」の目が薄く閉じる。眩しいものでも見るみたいに。
あぁ…こうやって第三者の目で見てたら俺ってモロなんだな…ちくしょ…
「俺」はゆっくりと顔をおっさんに傾けた。

キス、しやがった。
ちょっと離して、また軽く口付ける。そしてまた離して、口付ける。
荒々しいものではなく、啄むような、まるで気持ちを伝えるかのような優しいキス。
馬鹿野郎…おっさんにバレるっつってんだろうが。
何度目かのキスで、深く重なった。

今度はすべてを飲み込むような、深い深い口付けだった。
…おっさんは怯えているのかただされるままにキスを受けていた。
深い口付けはだんだん舌をねじ込み激しく貪るようなものに変わった。
「俺」、興奮すんじゃねぇ。
そして止まっていた手はまたおっさんの股間を刺激しはじめた。
「…ンふっ」
いきなりの刺激に、口内を犯されながらおっさんはまた眉が下がり、情けない顔をした。
そして観念したのか、きつく目を閉じた。
閉じた時にまた涙がこぼれ落ちる。…泣くなよおっさん…
「んんんんんっんんっ」
おっさんが顔を左右に揺らす。「俺」にしっかりアゴを掴まれているからあまり抵抗になっていない。
射精を促すように、捻り込みながら早い速度で股間を扱く。
右足が引きつり、痙攣を繰り返す。
「んんっんんん!!っ」
喉をのけぞらせたと思ったら、白濁した液体が着物に当たり、隙間から勢いよく飛び散った。

ようやく唇を開放されたおっさんが、ぐったりと頭を垂れながら荒く深呼吸を繰り返す。
「俺」は手についたおっさんの精液をジッと見ていた。
…嫌な予感がする。
「俺」がチラリとおっさんを見上げる。
やめろ。
やめろ馬鹿。
やめろ。
願いは届かない。「俺」はぐったりしていたおっさんの左膝の裏に手を入れて、腿をグッと持ち上げた。
「はっえっ?!」
着物をまくり上げる。ばっ…

そのまま、手についたおっさんの精液をおっさんの肛門に塗り始めた。
「あのっすごく恥ずかしいんだけど!!何すんの?!何すんの?!」
やめろ!
俺は慌てて「俺」を掴んで引き離そうとしたが、すり抜けてしまうからどうにもならない。
やめてくれ。おっさん死ぬぞ。
指を一本、こそこそと周りをなぞりながら捻るようにゆっくり挿入しはじめた。
おっさんが短く息を吐く。
「…痛いか?」
「…ハッ……そこまで痛くは無いけど…抜いて、」
「どこがいいとか…」
「どこもよくないから、抜いて」
「思ったより入るんだな」
「ぬい…」
悪夢だ。
今はっきりとそうわかった。これは悪夢だ。
早く目覚めないとおっさんが大変な事になる。
グリグリと中を広げるように動かす。見てるだけで痛そうだ。
「俺」、入れる事しか考えてねぇ。入るかどうかしか考えてねぇ。
指がもう一本入らないか隙間からグリグリしている。
「無理っもう無理っ!!やめてお願い!!」
窮屈なそこを広げるべく、中で指を探るように動かす。
「無理だってばぁ!」
「ちょっと黙れ」
おっさんごめん。おっさん、ごめん。おっさん、
「あっ……あんっ!!」
いや、…言うか普通…
おっさんの反応に二本目の指をねじ込もうとしていた「俺」の動きが変わった。

してやったりという顔で「俺」の指が執拗におっさんの中を追う。
どこかに当たるとおっさんの身体が揺れる。
そんな簡単に…夢見てんじゃねぇよ。
そこを見つけたらしい「俺」が、おっさんの顔を凝視しながら指を小刻みに動かす。
「っあああああああ」
おっさんがのけぞる。嘘だ。
都合のいい夢見やがってばっかじゃねぇの?
「おっさんのここに入りたい。」
「やっっやだああ」
おっさんが首を左右にブンブン振る。全力で否定してんじゃねぇか。
なのに。
指をゆっくり抜く。おっさんが安堵の溜息を漏らした。のに。
「俺」は立ち上がるとズボンをおろし、思いっ切りいきり勃ってるそれをおっさんに見せつけた。
…こんなの俺じゃない。
おっさんは目を見開き、恐怖に肩を震わせた。
その瞬間に「俺」はおっさんに覆い被さった。
膝の裏を抱えあげ、左右に大きく足を開かせると、おっさんの肛門に「俺」の股間をぴったりくっつけた。
すでに乾いてきて粘力が失われつつある付着した精液に「俺」の先走りが混ざる。
そしてギリ、と力を加え固く閉じられたそこに無理矢理ねじ込みはじめる。
「絶対無理だって!痛いっ痛いっ!」
おっさんも拒んで力が入っているのか、少し入ったものの一向に前に進まない。
「ちっ」
「俺」は一度自身を抜くと、手に自分の唾を吐き出しはじめた。
そして吐き出してはヌルヌルと自身にぬりたくる。
おっさんの腿の間でなんて事してんだ。破裂しそうな「俺」のと対照的に、
すぐ手前にあるおっさんのモノは恐怖に縮んでいた。
ああ…悪夢だ。

これはなんだ、教訓か。こんな事をしてはいけません何故ならこうなるから。って俺の理性が見せてんのか。
止まっていたおっさんの涙がまた溢れ出す。そのまましゃくりあげるように泣き出した。
…それすら、そこに居る「俺」にはもう興奮の材料になっているらしい。
まるで獣だ。理性を無くした猿だ。
充分濡らした自身を、再びおっさんにあてがう。
ゆっくり、ゆっくり、捻るように腰を動かしながら少しづつ先に進める。
壁に当たっても力を加えて行けばなんとか進んだ。
おっさんは痛みと闘いながら、息を吐いてなんとか力を抜いて少しでも痛みをやわらげようとしている。
「痛いっ」
ちょっとでも無理に力を加えると身体全体がビクッと揺れる。
必死に息を吐くおっさんを見ながら、「俺」の手はおっさんの髪に触れた。
一度止まって、汗ばんでしっとりとしているおっさんの髪を梳く。
額には玉のような汗が浮かんでいる。相当、痛いのだろう。
…おっさん、無理すんな。受け入れなくていい。その腕に噛み付け。
何度か息を吐くと、少し力が抜けた。
それを見て再び「俺」が腰を進める。…どうしようもねぇな。
「ぐっ」
おっさんはギュッと目を閉じ、唇を噛み締めた。
「…入った」
動かさなければ痛みはそこまで無いらしい。おっさんは大きく溜息をつき、身体からぐったりと力が抜けた。
「俺」はそんなおっさんを見つめていた。そしてまた眩しそうな目をして、おっさんの身体に抱きついた。
背中に手を回し、肩に顔を埋め、ギュウギュウと抱きつく。
「おっさん」
おっさんがぐったりしたまま少し身じろぐ。
「おっさん、好きだ」
…言いやがった
「好きだ」
おっさんはその言葉の意味が理解できないらしく、瞬きを繰り返した。

「俺」、なんでそんな根性あるんだよ…。俺にはできない。とてもできない。
その先に幸せな答えが待ってるとは思えないから。
ただただ早くこの感情が消えて無くなるように、祈る事しかできないんだ。
「す」
「答えなくていい。わかってるから。」
…。
ばーか。
「俺」はおっさんの肩に顔をうずめながら、ゆっくりと腰を引いた。
おっさんの眉間にしわが寄る。
そのままもう一度挿入する。おっさんの痛みに堪える苦しそうな声が漏れる。
そんなにしがみついてたらおっさんが苦しいだろ。焦ってんじゃねぇよ。だせぇ…
おっさんの身体が「俺」の動きと一緒に揺れる。その時、今まで吊り上げられていた手首の綱が緩んだ。
支えを失ったおっさんの身体が後ろに倒れる。「俺」は追いかけるようにその上にのしかかった。
それをきっかけに、「俺」の腰の動きが早まる。
おっさんを組み敷き、足を抱えて激しく腰を打ちつける様は本当にただの獣だ。
「おっさん…おっさん…」
「俺」の目は鋭く光り、上からおっさんを凝視し、うわごとのようにおっさんを呼ぶ。
「やぁ…や、や…」
何度目かの涙がおっさんのこめかみに落ちていく。…綺麗だ。
いつも喋っている声は、少し低めなのに。どうしてそんな全然違う声が出るんだよ。ずりぃんだよそういうの。
「そこばっかり…やだぁ…!」
だからそういう事言うな。余計めちゃくちゃに、したくなる。なんでだ…
目の前に居るのは、まぎれもなく…俺なのか。
グチャグチャという音が生々しく響く。
速度をあげて腰を振っていた「俺」が突然止まる。
そして腰を打ちつけるように勢いをつけて挿入し始めた。限界が近いらしい。
何度目か大きく打ちつけた後、ブルブルと震え、達した。

欲望を出し切った「俺」は大きく息を吐くと、おっさんの上に倒れ込んだ。…勝手だな。子どもめ…
ていうか中に出しただろ。考えろ馬鹿。その辺の身勝手さは絶対俺じゃねぇ
目を閉じて大きく息をしているおっさんの上で、「俺」がまたおっさんの背中に手を回す。
ギュッとしがみついて、胸にグリグリと頭を押しつけている。子どもめ…
…早く抜けよ。
しばらくその状態が続き、落ち着きを取り戻したおっさんが目を開く。
おっさんの手が胸元に乗っている「俺」の頭に触れる。手首についた綱の後が痛々しい。
そんな事したの「俺」なのに。それなのになんで、そんな優しく頭撫でるんだよ。子ども扱いしやがって。
「俺」は何も言わず、抱きしめる腕に力をこめた。
「…す……………………

時計の音が大きく聞こえる。
あたりはまだ真っ暗で、見える景色は薄暗い天井だった。
目が、覚めたらしい。嘘だろ。ここでかよ。
目を瞑る。もう一度続きが見たい。頼む。頼む。
おっさん、何言おうとした?なんだ?なんだよ。なぁ!!
「…ざっけんな!」

…夢の内容でこんだけキレる俺はやっぱりまだ子どもなんだな、と自己嫌悪した。

その日、気分を紛らわす為に走りに行った公園で、俺はその時一番逢いたくなかったおっさんに逢ってしまった。

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 | |                | |
 | | □ STOP.       | |                 長くなってすいません。
 | |                | |           ∧_∧   どうもありがとうございました。
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )   夢落ち提供してくれた本スレの姐さんありがとうございました。
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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