アベレージ 刈×安
更新日: 2011-04-27 (水) 17:36:21
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| アベレージのカリヤ×アベ
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・・・―君は本当に冗談だって、そう思ってる?
会社帰りにいつものコンビニに寄り、自動ドアをくぐる。
店内に足を踏み入れると、聞き覚えのある笑い声が聞こえてきた。
「はっ、そのやたらテンプルにカチンとくる笑い声は・・・」
「あーっはっはっはっはっはっ!安部くぅん!安部礼司きゅうぅん!!」
「刈谷勇!」
その男はコンビニの店内なのにも関わらず大声で笑い声をあげ
トレンチコートの裾をなびかせながら颯爽と安部の元へと歩み寄ってきた。
「相変わらずだねぇ、安部くんはぁーっはっはっはっはっはっ!!」
「もーうるさいなぁ。ここコンビニなんだからちょっとは静かにしろよお」
「ヤダぴょーん!だって、これが僕だから。
ぎょめんねぇ。勝ち組で、ぎょめんねぇ。 ところで、何買いにきたの?」
「んっ?あぁ、ちょっとボールペン切らしてたからさあ。それと、カップ麺」
「あーっはっはっはっはっはっ!」
「なんで笑うんだよ」
少しムッとした表情になった安部を、心底面白そうに見つめながら刈谷は
「いやぁ、君があまりにもフツーなことを言うからさぁ。
うぃ~ねぇ、そのなんとも平均的な答え。決して、嫌いじゃないよ」
と言ってまた笑った。
「ていうかさ、なんでお前いっつもこのコンビニにいるわけ?」
すると刈谷は急に真顔になり、声のトーンを落とした。
「・・・聞きたい?」
「あぁ聞くよ。聞いてやるから早く言えよ」
「それはねぇ・・・」
すでに呆れ気味な安部の耳元に唇を寄せ、刈谷は囁く。
「・・・君に会いたいからだよ」
「はあ、何言ってんの?気持ち悪い冗談はやめろよお」
「本当に?」
「え?・・っんう・・・っ!」
隙をついて刈谷はいきなり安部を店内の壁に押しつけると、深く口付けた。
「・・・っん・・・ちょっ、やめ・・・っんふぅ・・・ん・・・・・・っはぁっ・・・」
やっとのことで解放された安部は目尻に涙を浮かべ顔を紅潮させつつも、刈谷をキッと睨んだ。
「・・・っ・・・何す
「本当にそう思ってる?」
「んえ?」
「これでもまだ、冗談だって、思ってる?」
いつになく真剣な様子の刈谷に見つめられ、安部はその瞳から視線を外せずにいた。
「ねぇ、安部くん・・・」
「・・・ッ!」
再び耳元で熱い吐息を囁かれ自然と身体が反応してしまう。
「お、俺は・・・・・・っ」
「なーんてね」
唐突に刈谷は安部の両腕を拘束していた手をパッと放した。
「冗談だよーん☆」
「っは、冗・・・談・・・?」
「分からなかった?」
「・・・そ、そっか・・・ははっ、冗談だよな・・・うん・・・」
半ば自身喪失状態の安部に刈谷はやれやれと両手を上げ肩をすくめた。
「こんなことも判らないだなんて、
安部くんは本当にニブチン大王だねぇ~あっはっはっはっはっはっ!」
「うっ、うるせぇよ刈谷!俺、もう帰るからなっ」
そう言って安部は未だ顔を赤くしながら店を出ていった。
店内に1人残された刈谷は、静かに溜め息を吐くと
「・・・・・・冗談なんかじゃないに決まってるじゃないか・・・」
と呟きそして、寂しそうに笑った。
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- 流石刈谷。コンビニでも熱いキッスが出来るとは!萌えました。 -- 2010-04-23 (金) 15:53:34
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