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禿高 芝←和紙前提西×和紙

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     |  >>161さんの純愛に禿つつもちと暗いです
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  1話冒頭シーン捏造ネタ
 | |                | |             \
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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 朝っぱらからアタッシュケースを手にプール際に突っ立っているなんて今の状況は間抜けの一言に尽きるだろう。
 3m先に銃を持った男がいないなら、だが。

 なぜこんなことになっているのか筋道を立てて説明することは難しい。
 知り合いを家に泊めた翌朝、朝食でもと思っていたらその男に銃を向けられた。
 現在わかっている事実はこれだけだ。

 男は軽く銃を上下させるとアタッシュケースを置くよう指示した。
「開けてみて」
 言われるままに鍵も掛かっていないそれを開けると、一万円札がびっちりと詰められていた。
 この量なら1億といったところだろうか。いよいよ意図がわからない。
「驚かないんだ?」
「驚く理由がない」
 男は面白がっているようだが不愉快極まりない。
 ルールも知らされないゲームなど一方的にこちらが不利だ。
「大金に慣れてる人の言うことは違うね」
「本題はなんだ」
 湿度が上がり始めた。気の早い蝉が鳴き始めている。ああ、まったく夏は嫌いだ。
 なぜこんな茶番を演じているのだろう。
 危機的な状況であるにもかかわらず気を逸らしていると、男は存外真面目な声で言った。

「ねえ、いくら積んだら俺のものになってくれんの」

 伊達のくせにとここへ来るなり早々に取り上げられた眼鏡にはそれでもいくらか度が入っていて、
酔狂な要求を告げた男の境界線は曖昧だ。
 いっそのこと笑い出してやったほうがこの場には相応しいのではないかとさえ思う。
「もちろんそんな端金で足りるとは思ってないけどさ」
「こんなことをしてまで手に入れる価値が俺にあるとでも?」
 だが、口から出てくるのは普段と大して代わり映えしない言葉ばかりで、実際馬鹿馬鹿しくてならない。
 居間で砕け散っている花瓶は、男の手にしている銃が本物であることを証明するためだけに壊された。
 無意味だ。見合うリターンがあるとは到底思えない。
「時間稼ぎのつもり?あんたにしては陳腐な台詞だね」
「生憎とこういったことは専門外だ。君も同類だと思っていたが見誤ったらしい」
「そりゃそうだよ。あんたみたいにデスクワークだけしてたわけじゃないし」
 過去をネタに揺さぶってくるのはこの男の常で、しかし慣れたとは、忌々しいがとても言えない。
 げっそりとやつれた身体に皺の寄ったスーツを着て階段を下りていった、彼の父親を見送ったのは今時分だった。
 金に振り回されたあげく帰らぬ人となったその人を死へと追いやったのは自分たちだと、
言外に彼は言いたいのかもしれないが、だからといって子供のわがままにいつまでも付き合えるほど暇ではない。
 そしてこの子供もまた忙しい身である。

「いいだろう。要求を飲んでやる。だが金はいらない。腐るほどあるんでね」
 引き際と認識したのだろう。銃口が少し下がる。
「ああそう。で?」
「条件を一つだけ」
「なに?」
「…あの人が一度でも俺を見てくれたら」
 その時の男の表情は、裸眼ではよくわからなかった。

 朝の空気を裂く轟音。そして腹に衝撃と、熱さ。
 もつれる足が何かにぶつかり、一瞬の浮遊感のあと全身に訪れた冷たい水の感触。

「契約成立」
 水の上から男は嬉しそうに言った。激痛が撃たれたことを教える。
「約束だからね。忘れないでよ、鷲津さん」

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ 原作未読なまま突っ走った。
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