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this night

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     |  中尉×ドクター 
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  ドクターの独白です
 | |                | |             \
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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今夜もいつものようにアルフの香りに包まれて傍らで眠る。
アルフと出逢ったばかりの時、こんな日が来るとは思いもよらなかった。
以前から軍病院でも世話になっていたドクターウェンの代理でこの基地に赴いた。
そこで最初に出逢ったのが、2歳年下のアルフだった。
軍人の見本のようなこの若い中尉は、軍病院で会ったどの軍人とも違っていた。
誰よりも軍人としての己を律していたが、決してそれを苦にしている風ではなかった。
けれど私の目からは張りつめすぎて少し危ういように見えた、だから私がいる間くらいは少しでも息抜き出来る時間を与えたかった。
だから口実を作って他愛もない話が出来る時間を共有しようとした。
まさかその間にアルフに、そして私自身にこんな感情が芽生えるとは思いもせずに・・・。
そして今、私は彼の傍らにいる。アルフの思いを受け止め、私の思いを返す。
最初は強引且つ一方的に始まった恋のように見えたけど、決してそうではなかった。
その思いにアルフの方が早く気づいた分、悩ませ思いつめさせてしまったけど私もアルフを愛していた。

アルフに抱かれる時・・・甘い声でねだると、どこかほっとしたような嬉しいような、少し複雑な顔をして要求に応えてくれる。
そんなアルフの気持ちが嬉しくて、アルフを抱きしめたくなる。
自分と同じ、男の身体に何故こんなにも欲情してしまう?私よりも厚くて広い胸板、力強い腕・・・普段は黒い軍服に包まれている
その肉体は、実は案外着痩せして見えるのだと抱きしめられて知った。
別段、同性愛を否定する気はなかったが、自分が男に抱かれる日が来るなんて考えた事もなかった。
ましてそれを心の底から嬉しいと感じる日が来るなんて・・・。
熱に浮かされたように自分を求めてくるアルフがこんなにも愛おしい、身体の全てでアルフを感じたい。
アルフが私を好きになってくれて良かった、アルフが好きだ、アルフを誰よりも愛している、その気持ちに少しの迷いもない。

そんな事を考えているうちに、いつの間にか眠りに落ちていた。
身をよじり、無意識のうちにその温もりに惹かれるようにアルフに寄り添う。
何かが頭に優しく触れた気がする、そして優しく全身を包み込まれたような・・・。
その優しい感触に尽きる事のない安心感を感じ、再び深い眠りに落ちた。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ 以上です、お付き合いありがとう
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