禿げたか
更新日: 2011-04-27 (水) 21:12:43
>>539-542
につづけて読むと。
| 禿げたか 旅館息子×ワッシー
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| >>129さんリスペクト
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| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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オレは彼にキスをして、服を脱がせ興奮してきたがなんだか腹も立ってきた。
酒もまわってきたせいだ。
何でオレはこんなに彼に執着してるんだろう。たった一晩にしちゃあすごい代価だ。
「そうだ、シバノさんだ」なんとなく口から出た言葉で、それまで淡々とおれに
抱きしめられたり触られたりキスされたりしてた彼の体がさっと緊張した。
「そうそう、シバノさんがあんたに親父の借金売ったんだよね。
シバノさんも今度の買収にかかわってるよね。なんか因縁だね?
あれ?シバノさんとも寝た?何と引き換えたの?」
と畳み掛けると、彼は明らかに動揺した様子を見せる
「なにを言い出すんだ。シバノさんはそんな人じゃない。」
(そうかそうかそうか!)オレはピンときた。
「寝たよ。オレ、シバノさんと。」
そう言ったとたん彼の瞳孔がすっと縮んだ気がした。
「親父が死んだ後心配して色々言ってくれるからすがっちゃったんだよね」
「すごい良かったよ。(でたらめだ)」
「結構激しいんだあの人。(あのトーヘンボクがそんなことするもんか)」
「教えてあげようか、どんなだったか」
そういいながら彼の頬に手をかけるとイヤイヤをするように首を振る。
…面白くなってきたぞ…
逃げようとするのを押さえつけて無理やりのしかかるようにキスをする。
さっきまでの手馴れた様子は吹き飛んでいた。
オレは体重をかけたまま彼の下腹部に手をのばす。
いいかげん抵抗が邪魔になってきたので立場を思い知らせてやる。
「契約しただろ。今夜オレにヤラレルって。」
わざと下品に言ってやった。
「体売ったくせに、手間かけさせんなよ。」
おとなしくさせておいて体中反応を見ながら色々してみる。
しばらくは声をあげるのをこらえていたけど、それも結局は無駄だ。
オレは自分でもどうしようもないほど残酷な気分になる。
窓ガラスに両手をかけさせ後ろから抱きしめる。
ガラスに映る彼の顔とオレの顔の向こうに東京の夜景が広がる。
いつもは冷静な彼の顔が涙でぐしゃぐしゃだ。
オレはあのときの白人のように彼の首筋にキスをする。
ワイシャツの衿から見えるように位置を考えて。
紅い跡が彼の首に残るように。
終わり
□ STOP ⊂(・ω・;
これで読みやすい??
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