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吸血鬼バルド3

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     |  バルド×クラウド
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|        今回クラウスしかでてませんorz
 | |                | |             \
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

出会ったあの日から変わらない想いがある。

あの最後の晩、途絶えると思われた「想い」は
消失す事なく、ありのまま胸に息衝いていた。

遠く、届かない光を、見つめ、追いかけ、

指をのばす。

黄昏の空を木々が覆い隠し、森は薄暗く
ひんやりと冷たい空気が漂っている。
山道を抜けて道なき道を駈ける。
途中、何度も、水分を含んだ枯葉や枝、木の根に足をとられ、
転びそうになりながらも、クラウスは地を蹴った。
何度も通った「道」。
諦めを悟ったふりをして歩いたあの朝以来、
クラウスがここを通る事はなかった。
今、微かな希望が、焦燥を伴いクラウスを駆り立てる。
倒れた巨木を乗り越え、小川を超えると視界が開けて、
周りを木々に囲まれ聳え建つ城が現れた。
石のアーチをくぐり、両開きの重厚な扉を抜ける。
暖炉の奥、地下室へ通ずる暗い隠し階段を、
手にしたランプで仄かに照らしながら、足音を響かせて駆け下り、
勢いそのままに飛び込んだ空間でランプを持った右手を持ち上げる。
掲げたオレンジの灯りに、四方を石壁で囲まれた殺風景な部屋が浮かび上がった。

何もない部屋に反響した自分の荒い息だけが絶え間なく耳に届く。
「‥ほら、やっぱり」
クラウスが右手をゆっくり下ろし、揺らめく光源が低くなった。
「わか‥‥‥っていたじゃん、こんなの」
自嘲めいた笑いと共に漏れる声は、硬く震えていた。

バルドは去ったのだ。

何度も受け止めようとして出来なかった事実が目の前にある。
失意に傷ついた胸が、痛い。
何も‥、あの日から、何も変わらない。
「ダメ‥だ‥‥俺‥」
胸の奥に何かが込上げる。
目頭が熱い。
たまらなくなって、膝をついた。
カタンッ、と床に着くランプの音が響く。
『時間がたてば傷も癒えるさ』
巷で語られる陳腐な台詞は何の役にも立たない。
日増しに想いは強くなる。
忘れられたら楽になるのかもしれない。
でも忘れられない。
忘れたくないのだ。
あの輝かしい日々を。
あの優しい吸血鬼を。

捕われているーーー。

ああ‥‥‥、
煌々たる、玲瓏たる、光輝たる、
黄金色を、
あの瞳が見たいーーー。

ナニモ、カワラナイ。

「どう、すればいい?」
俺は、俺だけが、あの日々から抜け出せない。
「バルド‥‥‥」
もはや耐える事が出来ず、クラウスの目尻から
透明な雫が一筋零れ、頬を伝う。
呪縛にも似た想いに翻弄され、荒れ狂う感情に混乱する。
もう、何も考えたくなかった。
「‥‥っ」
思考を閉ざしたくて、目を閉じ、耳を塞ぐ。
それでも瞼一杯にあの金糸が、あの深い瞳が広がった。
「助けて」
救済を求める掠れ声は小さく、闇に溶けた。

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 | |                | |
 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ ツヅキマス クラウスノヒトリヨガリニナッテシマタヨorz
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
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