今週、妻が浮気します 同期×デスク
更新日: 2011-04-28 (木) 08:38:52
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| 今妻同期×デスクモナ。
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 萌がとまらない。
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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「話し合うだぁ?」
出来上がったばかりの明太子パスタの皿をかの人の前に置いてから、彼は横のスツールに座った。
うん、とかの人は大きく頷く。
「ちょっと待て、お前。
部屋に乗り込んだんだよな?」
頷く。
「そこに二人居たんだよな?」
ただ頷く。
「男同士の決着はいいよ、それは。
でも、関係があったってお前の奥さん、認めたんだよな?」
かの人はやはりひっかかるのか、そこだけ小さく頷く。
「逢いたかったから自分から誘ったって、奥さん言ったんだよな?」
かの人はまた小さく頷く。
彼には信じられなかった。そこまでされて、話し合う、などと言っているかの人のことが。無類のお人よしに思える。
「なんでだよっ。証拠もあるし、そこまで言われて、なんでまだ話し合う必要があるんだ
よ。離婚だろう、普通?そこまでされたら」
「子供もいるし。つい頭にきて離婚とか言ったけど、やっぱりこれまでの生活は崩せないっていうか、妻のことは人生かけて愛してきたし、仕事と家庭と両立させて立派な妻だとは今でも思ってるし・・・・・」
かの人は、うだうだと続ける。
(こいつはっ・・・)
彼はじれったかった。
仕事と家事を両立し、どんなに立派な妻だったとしても、浮気をされたのは事実なのだ。それも妻自身から誘ったときている。どこに考える余地があるのだろうか。
今もまだ、かの人の口からは、妻を愛している云々こぼれ続けている。
彼は、もう聞きたくなかった。
浮気され、そのせいで体調まで崩しているかの人の、そんな言葉を。
「・・・・・だからっ・・・・・・!?」
唇をぶつける。
驚いているのを放っておいて、かの人の唇を強引に舌でこじ開けた。
「・・・・んっ・・・ふっぅ・・・」
歯列をなぞっていると、息が苦しくなったのか、かの人は何とか息を吸おうとした。彼はそのわずかな隙間から舌を進入させると、逃げるかの人の舌を追って、強引に絡めた。
そのまま存分に、かの人の口腔を蹂躙する。
絡めとっているのはこちらの方だというのに、まるでかの人に絡め取られているような、そんな甘い心地はかの人自身によって止められた。
力一杯押し出され、彼は背後に倒れそうになるのを踏鞴を踏んでようやく凌いだ。
「・・・な、何だっていうんだよっ!?お、お前まで俺のこと馬鹿にしてんのかっ?
どうしてこんなこと・・・っ!」
「どうしてだ?」
蒸気した頬で、目に涙を貯めてそう訴えるかの人を見ていると、彼は何故か猛然と腹が立ってきた。何やら誤解をしているらしいが、そんなことで同性にこんな口付けをしかける奴がいたらぜひとも見てみたい。
「そんなこと自分で考えろっ!?この馬鹿!!」
コートをとって、足音も荒々しく彼は店を出て行った。
「・・・・・・」
後には無言で佇むかの人と、湯気を上らせるパスタだけが残されたのだった。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ キスッテムズカシーナ
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