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ル/ナ/テ/ィ/ッ/ク/ド/ー/ン/第/三/の/書/ 冒険者×ヴァンパイア9

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                     | ル/ナ/テ/ィ/ッ/ク/ド/ー/ン/前途シリーズ
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| より、冒険者×ヴァンパイアです
 | |                | |             \九回目です。もうチョイ続く。
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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ベッドの上で、二人は裸になった。
ロウッドの体には、古傷の上から、更に傷がついている。
ヴァンパイアを探しているときに出来た傷だと、ロウッドは笑った。
ヴァンパイアのほうには、まだ治りきっていない傷が、いくつかついていた。
「ああ、まだ治ってなかったか…かなり深く傷つけられたからな…」
「痛くないのか」
「あまり、痛くない。そろそろ傷もふさがる頃だろう」
「そうか…無理するなよ?」
「無理なんかしてない」
ヴァンパイアは言った。そしてちょっと背伸びをして、ロウッドに腕を回し、口付ける。
「六ヶ月、ずっと思っていた。ずっと…ロウッドに抱かれたかった」
 ロウッドは少し驚いたような顔をしたが、すぐに穏やかな表情になり、ヴァンパイアの胸を舐めながら言った。
「俺も、抱きたかったよ、…愛してる、レイン」
「私も…好きだ」
 ベッドに沈むと、ヴァンパイアの後孔に舌を這わせる。
同時に指でいじってやると、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てた。
「あっ…そ、んなとこ…」
「何だよ、いまさら?舐められるのがいやか?」
ヴァンパイアは少し黙ってから、首を振った。
そして小さな声で言った。
「そんなこと…無い」
ぐ、と猛りが押し当てられたとき、背中に期待が走った。
欲しかった物。自分がどれだけ指を入れても、それでも欲しかった物。
「――あ、っあ」
「一気に入れるぜ」
そして一気に猛りが押し込まれた。同時に、ヴァンパイアは背をそらし、快楽の声を上げた。
「あああっ、ロウッド…!!」
「動かすぞ」
ヴァンパイアは必死そうな顔をしながら、うなずいた。
そしてロウッドの背に腕を回した。
「あっ、あ、んあっああ、ロ、ウッド、は、げしい…もっと、はげしく、していい、よ」

ロウッドはヴァンパイアに応えるように、激しく出し入れを繰り返した。
「ふああっ、いい、すごく、いい…!ああんっ!」
同時に、立ち上がったヴァンパイアの物もすりあげてやる。
「あっ、はあっ、だ、だめ、もう、ああっ、あんっ!」
「イく?」
ロウッドは、手の中の物が大きくなっていくのを感じながら、耳元でささやいた。
「ん、もう…、あああっ!!」
「俺も…っ!」
心地よい疲労を感じながら、ロウッドはヴァンパイアの隣に横になった。
隣には荒く息をするヴァンパイア。美しい銀髪が顔に掛かって、それをのけてやる。
「はあっ…」
「俺はまだまだいけるぜ、まあ、お前が無理か」
その言葉にむっとしたのか、ヴァンパイアはのろのろと起き上がって、言った。
「む、無理じゃない!」
ヴァンパイアはロウッドの腰の辺りに、のし、と乗っかった。それを見てロウッドはにヤリと笑う。
「ほー、乗っかってくれんのか」
「え。あ、その…わ、分かった」
ロウッドのそれが、硬くなっていくのを感じた。ヴァンパイアは戸惑ったが、ロウッドに腰を抑えられているので仕方が無い。
ずぶ…と、先ほど受け入れたばかりのそこに、再度入ってくるのを感じた。
「今度はお前が動けよ」
「え…、っ…」
言われるままに、腰を動かす。だが、動かすたびに感じて、上手く動かせなかった。
「あっ、ん…ああっ…」
「下手だなあ、よっ…」
ロウッドは腰をつかんで、動かした。
途端、びくんと背をそらし、ヴァンパイアが喘いだ。
「あんっ!!」
「お、いい声出すじゃねーか、もっと腰うごかさねーとな」
「やっ、それ以上動かされたら、ああっ」
「やめてほしい?」

「やめ…」
「何?」
「やめ…ないで…っ」
がくがくと腰を揺さぶられ、ヴァンパイアはすぐに達した。
次いでロウッドも、ヴァンパイアの中で達した。
「っあ…」
「気持ちよかったよ」
ロウッドは自分の胸の上でぐったりとしているヴァンパイアの、髪に口付けた。
「あ…わ、私もだ」
慌てて起き上がって、まじまじとロウッドの顔を見る。
見つめ返されて、ちょっと赤くなったが、軽く口付けをしてそのまま眠ってしまった。

そうして一ヶ月かけてロウッドの住む街に戻ってきた。
そのころには、ヴァンパイアは新しい服を購入して、それも以前のような黒のハイネックを購入し、外に出るときはローブを羽織って生活していた。
 その間も二人は上手くやっていた。
ヴァンパイアと人間。
同性同士。
そんなことは彼らにとっては障害にならないのかもしれない。
それに、同性愛はこの世界では認められていた。結婚だってできる。
途中、血が欲しくなると、ヴァンパイアはロウッドにねだった。
ロウッドもそれに応え、貧血にならない程度に血を分けた。
「なあ、そろそろ退治や討伐にも出かけようと思うんだけど、どうかな」
穏やかな朝食のとき。
ヴァンパイアは、淹れられたコーヒーをまずそうに飲みながら、答えた。
「私もついていく。…ところで人間の飲み物はまずいものなのだな。血はあんなに甘いというのに」
ぺろ、と舌を出す。
「血は甘いのか?お前の味覚ってどうなってんだ?…まあ、冒険についてくるのはかまわんが、ヴァンパイアだとばれない程度にな。剣を使いこなせないとつらいかもな。爪で攻撃してたらばれちまう」
「剣か、使ったことがない」
「俺が教えてやるよ。古い剣があったはずだ。古いといっても、切れ味はいいぞ」
がさごそと自分の荷物をあさっている。
家には極力物を置かない主義だ。

悪人の多いこの町で、誰もいない家に物を置くのは、盗んでくださいといっているようなものである。
「あった。…シルバーナイフ。死霊系にはよく効くやつだ。どうだ?王立武具店で買ったんだが」
鞘から抜いて、ス、と、ヴァンパイアに見せる。ヴァンパイアはあからさまにいやそうな顔をして、後ずさった。
「わ、私も苦手なんだが」
「お前も死霊系の仲間なんだっけ。生きてるのにな。不思議なもんだ」
 じゃあ次は、と、またもごそごそあさって取り出したのは、精霊の槍だった。
エルブンランスが進化した精霊の槍は、どの敵にも有効だ。扱いやすいことも利点だろう。
これならどうだと精霊の槍を目の前に持っていくと、いやいやながらも受け取った。
「まあ…これなら…」
「外、出て練習するか」
ヴァンパイアはちらりとカーテンの閉まった窓を見てから、首を振った。
「光があふれている。私は嫌いだ、光は」
「ああ、そうか、でも夜はなあ…。まあいいか、ダンジョンで鍛えてるうちにうまくなってくだろう」
「だといいな。光の多いダンジョンの依頼は受けないでくれ」
 ロウッドは、言葉の代わりにおでこにキスすることで返事をした。
少し恥ずかしそうにうつむくと、ヴァンパイアは、精霊の槍をまじまじと見つめた。

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 | |                | |           ∧_∧ ア、ミジカイ・・・カモ
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )エロバッカデスミマセン
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