飛父飛 寸×おさん
更新日: 2011-04-28 (木) 08:36:43
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 飛父飛 寸心×おっさんだモナー。
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| >>139-146の続き、後編だカラナ
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 原作未読のため、映画設定のみだゴルァ!!
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) 原作好きの方は注意してください。
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こんな時間にツインルームに泊まるおっさんと高校生はフロントにどう思われただろう。
そんな事すらどうでもよくなるくらい俺の心臓はおかしい動きになっていた。
なんて事したんだろう。何やってんだ、俺は。ていうか、なんでこんなに動揺してんだ。
ドアの前から動けない俺をベッドに座ったおっさんが笑顔で招く。あの人わかってんのかこの状況…。
来る前にコンビニに寄った。そこでおっさんは何かを買っていたが、
袋から取りだしたそれは、二つ入りのショートケーキだった。
「誕生日おめでとう、寸心君。」
おっさんは満面の笑みを俺に向ける。絶対に目を逸らすな、なんて言っていた俺が、まともに顔も見れない。
「ロウソクもね、買ったんだ~非常用の一本だけだけど許してね。」
おっさんはケーキに刺すようにできていない太いロウソクを無理矢理埋めこんで、
ややぐちゃっとなったケーキに少し困ったような顔を見せた。でも、すぐまた笑顔になり
テーブルに置いてあったホテルのマッチでロウソクに火をつけた。
「ちょっと待ってね!」
ベッドサイドにある照明のスイッチを消すと、部屋はロウソクの明かりだけになった。
おっさんがベタにハッピーバースデーを歌い出す。
ほんと、おっさんはおっさん丸出しだ。なのに俺の心はどんどんいっぱいになっていく。溢れそうだ。
溢れ出した気持ちが口から出て来ないように必死で押さえる。
おっさん、俺はやっぱりどうしてもあんたが好きだ。
もう嘘はつけない。我慢もできない。
俺はいつからこんなに我が儘になったんだ。甘い考えを持つようになったんだ。
強くいなきゃならない、弱音なんか吐いちゃいけない、人に頼ってはいけない、ずっとずっと、そうやって来た。
信じる事の儚さと、夢は夢でしか無いと知ったあの日から。
望んだものを手に入れる事なんて諦めた方が楽だった。期待すればするほど、傷付くだけだったから。
それでも何かを手にしたくて、あの大きな、平和な空に手を伸ばして、もっと、もっと高く…
なのになんで、なんであんたはそうなんだ。
俺の世界に突然現れて俺の考えなんか真っ向から崩してきやがる。
「ハッピバースデーディア寸心くーん ハーーッピーバースデートゥーユ~♪はいっ消してー」
ケーキを両手で持つおっさんの顔にロウソクの明かりが影になって揺れていた。
そのゆらゆらした光りはまるで高い空の空気の層のようで。
俺はそれに吸い込まれるようにゆっくりと顔を近付ける。
ロウソクの火を消すと、真っ暗になった部屋の中で、ロウソクの向こうのおっさんの口唇に口付けていた。
ケーキが、落ちたかもしれない。
せっかくおっさんが俺のために買ってくれたケーキが。
「ごめんな、おっさん。」
「えっちょ…」
暗闇の中、俺はおっさんを押し倒した。
「あ、あれっ?!待っ…す、お、お、落ち着こうとりあえず落ち着こうっ」
おっさんが必死で喋っている。落ち着けるか。落ち着くわけがない。
押し返してくれたら俺だってまだ止まれる気がするのに、押し返してもくれないんだな。
おっさんのネクタイもジャケットもそのままに、手探りでシャツのボタンを外す。
下に着ていたシャツをまくり上げ、手を滑り込ませた。
「あ、あ、どうしよ…」
「そんな悠長な事言ってる場合かよ!」
俺がやっているのに俺が逆ギレした。なんでこう、このおっさんはこうなんだ。
そんなに優しかったら守るものも守れない気がするのに。
「いや、だって突然すぎて…」
突然だから、なんだ。なんで抵抗しない?俺に悪いから抵抗できないのか?冗談じゃない。
肌に手を這わせ、探り当てたおっさんの乳首を指で押し潰す。
「あぁぁっ…ちょっと待ってっ!」
「待たない。嫌なら抵抗しろ。」
そのままグリグリと動かすと、おっさんが裏返って俯せになった。その上から覆い被さって刺激を続ける。
「うぅ…あっ…あ…ぁ待ってっ!」
首筋に軽く噛み付いて吸い上げる。跡は残さないように。
こんな事されるなんて思っても居なかっただろうに、乳首が敏感に形を現すのが指の感覚でわかる。
おっさんの身体がビクッと動く度に、愛しさが込み上げる。もっと、もっと。
「ねぇ…ね…寸心君!っす、寸心君っ」
「なんだよ」
「ど、どうしてこんな事するんだい?」
顔が紅くなった。どうしてじゃねぇよおっさん。
そんな初歩的な事聞かれたって答えられねぇんだよ。
「…あっ!…あの、ちょっとだけ指動かすのやめてくれるかな」
「…。」
「ね、ねぇ、なんか言って…」
無理。もう無理だおっさん。
「僕は大人だから…本当は止めないとって、思ってるんだけど…」
「んじゃ止めろよ!じゃなきゃ止まんねーんだよ!!」
「怒るなよ…ぅ」
「怒ってねーよ!!」
わかんねーよおっさん。それじゃわかんねぇ。大人だから何?思ってるけどなんだ?
俺はそんなに焦ってんのか?情けないか?同情か?なあ。
俯せのおっさんの腰を持ち上げ、四つん這いにさせる。
手探りでおっさんのズボンのチャックを降ろす。まだあまり反応していないソレを無理矢理引っぱり出して扱く。
「うわ…ぁっごめん、お願いだからちょっと待って!」
「待 た な い 。」
前のめりに倒れようとする腰を逃がさないように片手で掴む。
滑りが悪い。焦っているから無理矢理こすりあげる。
「何度も言ってんだろ、やめて欲しかったら…」
「寸心君っじゃあ脱ぐ…脱ぐから!」
…そんな止め方あるか?だが確かに俺は、止まってしまった。
……て、なんでそうなるんだ?
どうしたんだよ。何がどうなってんだよこの人。
おっさんは俺の様子を確認すると一息つき、「…よしっ」と気合いを入れた。
そしてベルトに手を掛ける。
おっさんは俺が止まっているにもかかわらず、本当に自らズボンを脱ぎはじめたようだ。
そんなおっさんの突然の行動に俺はどうしていいかわからず、
でもとにかく逃げられたくないと思って、一緒に手を取りおっさんのズボンを降ろしていた。
「暗くて良かった…」
ズボンを腿のあたりまで降ろした時おっさんが小さい声で呟く。
それは俺にとってひどく扇情的なセリフだった。
膝立ちしていたおっさんを後ろから抱え込み自分の前に座らせる。
「ぅひゃ」
握り込むと気の抜けるような変な声をあげた。
「おい、わかってんのか…おっさん」
「……はい。…」
こんな時に、まるで怒られている子どもみたいな返事をしやがった。
…もう、知らないからな。
ゆるゆると扱きはじめるとおっさんは足をつっぱらせ、その足が時々ビクビクと痙攣する。
おっさんの身体がだんだんぐったりしてきて俺に重みがかかる。
俺にされるがまま、おっさんは1つも抵抗しない。
一体何がどうなってしまったのか。もうそんな事も考えられないほど俺は夢中になっていった。
真っ暗な部屋には泣き声のようなおっさんの声と、擦りあげる卑猥な音が響く。
同時に乳首を攻めるとおっさんの吐く息が短くなった。
完全に勃ちあがったおっさんのソレの先端から時折液が溢れて、ビクリと痙攣する。
痙攣の感覚が短くなってきたのを見計らって扱く速度を上げる。
「うぁあ…ご、めん…もう無理…」
おっさんがハァハァ言いながら背中を反らせる。俺の足をギュッと掴んできた。
「ねぇ…ぁぁあっ…寸心君…」
「…いけよ。」
「ん…っごめ」
おっさんの身体が揺れると、握り込んでいたソレもビクビクと何度も痙攣した。
同時に手に熱いものがつたう。人の体温ってこんなに熱いものかと驚いた。
「ハァ…ハァ…ハァ……どうしよう、」
「まだそんな事言ってんのか」
「だって…だってさ…」
「おっさん。」
「え…?」
おっさんの手を握り、俺の元に引っ張った。
かなりギリギリな状態の俺を触ったおっさんの身体がビクッと揺れた。
「すん…」
「俺もしてほしい…。」
「えっ?!」
「口で。」
「…口でっ?!いきなり…だね、君は…わ、わかったよ、でも、その、やったことないから…その…」
「…なんでもいい。おっさんなら。」
「…う、うん」
おっさんはかなり混乱しているようだった。
そうだよな、混乱するよな。突然別世界に突き落とされたようなもんだ。
俺だって相当おかしくなってんだろうな。もうそんな事もわからないくらい。
自分が何してるかもわからないくらい。
ズボンと下着を脱いでベッドに腰掛ける。その前におっさんを座らせ、足を開く。
「あの、じゃあ…」
おっさんの手が辿々しく俺のモノを握る。それだけで反応しそうになるのをグッと堪えた。
微かに感じる生暖かい感覚。どうしてここは手とかほかの肌より感覚が鈍いのかな。
それでいて別の感覚はものすごく敏感で。不思議だ。
最初はペロペロと周りを舐めていたようだが、1つ息を吐くと俺のソレは生暖かい壁に包まれた。
やばい。いきそう。
もう全然やばい。口に入れただけなのに。
あまりにもやばかったからおっさんの髪を軽く掴んだ。
「あっごめん…歯とか当たった?」
「…いや、なんでもない。」
なんか…。
なんかかわいい。
おっさんがすげぇかわいい…。なんでだろう。
愛しくて愛しくて、俺の手は自然に掴んだおっさんの髪を優しく梳いていた。
会話も無く、ただただおっさんの髪を撫で続ける。
少ししたら、おっさんが俺の腰にしがみついてきた。
「どうした…」
「だって、寸心君…」
おっさんはそれ以上何も言わなかったけど、なんだかよくわからないけど、
なんだかよくわからないものが伝わってきた気がしたから、俺もそれ以上何も言わなかった。
おっさんの頭を抱きしめ返す。
おっさん、好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。言ってしまいたい。出来ることなら大声で。
この腕から伝わればいいのに。ちゃんと全部伝わればいいのに。こんなに好きな気持ちが、全部全部。
好きだ。好きだ。好きだ。好きだ、おっさん。
しばらくそうしていると、おっさんが俺を抱きしめる力を少し強めてきたから
もしかしてちょっとでも伝わってんのかな、伝わってるといい。ほんのちょっとでも、見えないほどでも、いいから…。
抱きしめあいながら、俺のモノにまた生暖かい感触があった。
おっさんが舌を伸ばして俺の先端を舐めているようだった。
あー…もう…なんなんだよこの人。アッホだなー…あー。もう、本当にこの人が、どうしようもなく…好きだ。
「…もっと。」
腕を放すと、おっさんは素直に俺のモノを口に含んだ。
おっさんが一生懸命頭を上下する度ジュブジュブと卑猥な音が響く。全身に鳥肌が立つのを感じる。
「おっさん…っ…」
少し間を置いた所ですでに限界に近付いて張りつめていたソレはどうしようもなく、
おっさんの口の中の唾液が産み出す奇妙な水流は俺が初めて体験する快感で、
そのリズムに翻弄され、俺は情けなくもあっけなく解き放たれた。
「んん゛っ!?…んぐ…ゲホッ熱っ!あぁ」
あまりの快感に溺れ、そのまま流れに身を任せていたらおっさんの口に出してしまった。
おっさんはいきなり口内に飛び散った液体をちょっと飲んでむせて口を離した途端顔射を食らったようだ。
悪い事をしたと思いながらなんだかおかしくて笑っちまった。
「ごめん、ごめんなおっさん」
「…ものすごくまずい…」
俺はおっさんが愛しくて愛しくてそのまま腰のあたりを抱きしめて引っぱりあげた。
そして俺の腿の上に対面させて座らせる。
おっさんは中途半端に引き上げたズボンのせいで変な体勢になり俺にしがみついた。
「…このままおっさんの中に入りたい」
「えぇえっごめんそれは無理!恐い恐い!」
おっさんが思いっ切り俺から離れようとしたから腰を掴んで引き留めた。
なんだ、断れるんじゃねぇか。
「…えーじゃねぇよ。わぁかったよ。しねぇよ。」
「う、うん。」
「ちゃんと断れるんじゃねぇか。」
「ん…うん………」
腰を掴んでいた手を背中に回し抱きしめる。それに応えるようにおっさんも肩から腕を回す。
「なのに…なんで止めなかった?」
「…………………………ん…」
「…。」
「………ごめん…」
小さな、おっさんのその小さな呟くような声に、息を飲んだ。
おっさんもそうならいいのに。
そんな風に思ってしまう。おっさんもそうならいいのに。俺と、同じならいいのに。
俺は止まれるんだろうか。
このまま止まれんのかな。
なんだって俺はこんなに弱くなったんだ。
人を好きになるって、こういう事か?おっさんのためならいくらでも強くなれそうな気がするのに。
「おっさん、大人なら、止まらなくなる前に止めてくれよな…。」
「寸心君…」
俺は脱いで放ってあったズボンのポケットに手を伸ばし、中にしまってあった小石を取りだした。
そしておっさんの手に小石を握らせ、俺も上からおっさんの手を握った。
「寸心君、これ…」
部屋は真っ暗だから、これがなんなのかは見えない。でも、おっさんは気が付いたようだった。
おっさん、俺は相当あんたが好きになっちまったんだぜ。わかるか。なぁ、わかるか。
突然おっさんの顔が俺の頬にぶつかる。
そのままズルズルと顔中に口唇が当たる。違う、そっちじゃない。俺の口唇は、ここだ。
おっさんの口唇に軽く噛み付く。すると離れたくないとでもいうようにチュと吸いついてきた。
そしておっさんは「う…」と、なんだか泣き声のような声を出し、そのまま深く、深く口付けてきた。
しばらくの間、俺達は深い深い口付けをした。
____________
| __________ | 後編はすでに書き終えての前半投下でしたが
| | | | 二次創作冥利に尽きる嬉しい感想を頂けて、
| | □ STOP. | | あまりにも嬉しく何度も書き直しておりました。
| | | | ∧_∧ こんな物でも読んでいただけたら幸せです。
| | | | ピッ (・∀・ ) 本当にありがとうございました。
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 萌えた!切ない〜 -- 2011-02-12 (土) 02:26:00
このページのURL: