Top/22-505

聖な/る黒/夜 アソー×レン

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     |  某一般小説の元刑事探偵×男妾あがりの企業893
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 原作がネ申なだけに申し訳ない
 | |                | |             \
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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背中に突きつけられた重い圧迫感。
その圧迫感の正体は見るまでもない、かつて懐に忍ばせていたものだ。
後ろを振り向けば、・・・いや身動き一つしたところでこの背中は撃ち抜かれるだろう。

なぜだろう、心はやけに落ち着いている。
この日が来ることをわかっていた。
恐れることもなく冷静に受け止めていた。

むしろ待ち望んでいたのかもしれない。

カチリ、と響く音。

そして沈黙・・・


「ねぇ、起きてよ」

はっと目を開けるとそこには見慣れた天井が広がっていた。
横に目をやるとレンがふくれ面をしていた。

「今日はもうだめだ」

そうすると今度は脇腹に衝撃が落とされた。
手加減しているといってもボクシングを週に数回やっているとかいないとかのレンの拳は重く、鋭い。

「徹夜続きで疲れてるんだ。ちょっとくらい寝させてくれよ。」

「こっちはそうやってお預けくらわされてたまってるんだ」

「俺はお前の性欲処理じゃない」

レンの頭をどけ、気だるい体を起こしてベッドに腰掛けると、山内も半身を起こし隣に腰掛けた。
そっぽを向いた表情は、子供のように幼くもあり、艶めいた女性のような色気も見え隠れする。
長い睫毛が薄暗いベッドライトに照らされ影を落とす。

レンは、美しい。

横に座っているこんなに幼くて、美しい表情を浮かべるレンという男は、鬼畜な悪魔として新宿の裏世界で名の知らないものはいない。

・・・レンをそうさせたのは自分だ。
神でも仏でもなんでもない、レンをここまで貶めたのは紛れもない自分自身である。

レンと奇妙な関係を続けて数ヶ月。
疲れて眠り、目が覚める際にあんな夢を見るようになった。
刑事時代から培ってきたカンが警鐘を鳴らしているのか、これからの未来を暗示しているのか、それとも・・・

「ねえ、あんたさ、ヤリたくないなら鍵かければいいじゃん」

「合鍵勝手つくって持ってるじゃないか」

「チェーン、かければ」

「そんなことしたらお前ドア蹴破るだろ」

レンは答えず、ただ声を出さずにクックッと笑うと俺の下腹部に片手を伸ばした。

「前に言ったよね恋愛はギブアンドテイクだってさ。」

山内は片手で器用に自分のワイシャツのボタンをはずしはじめた。もう片方の手は相変わらず俺の下腹部を握り続けている。三つ目のボタンをはずしたあたりで山内の胸に透明な羽をした蝶の刺青が現れた。
彼の故郷で舞う蝶は、彼の左胸の突起に今にも消え入りそうに儚くとまっている。

「あんたはそういうとこ鈍いよね、出向くのもヤるのも俺からだ」

「お前だって猫みたいに勝手に出て行くだろう」

下腹部の刺激が限界に近づき、激しく握り続けているレンの腕を掴む。
蝶の羽に口づけをするとレンはすぐったそうに身をよじり、アソウの唇を捜し出し、舌を絡ませた。

片手で自分のワイシャツのボタンをはずしつつ、片手をレンの髪に差し込めると子供のように柔らかな髪はするすると俺の右手をすり抜けた。
このままではいけない、と自分でも思っている。
儚く消え入りそうな、簡単に腕から抜け落ちていく男をこのままにしていては。

「じゃあ、ずっとここに居座っちまうぜ」

いつの間にか床に座り込み、アソウの足の間に体を滑り込ませていた。
冗談のつもりで言ったのだろうか。

「いればいい」

緩急をつけてせわしく動かしていた手を止め、レンはこちらを見上げる。

「ずっと、ここに」

消え入る前に、すり抜けてしまう前に、強く抱きしめていればいいのだ。
そうすれば彼の長い長い夜が明けるのかもしれない。
その夜明けがいつになるかわからない。
二人で迎えられるのかすら、不確定だ。

レンは薄く笑みを浮かべ、ゆっくりと立ち上がりアソウを押し倒す形でベッドに倒れこんだ。
首筋からほのかに甘い白檀が香る。

「ねぇ、ベッド買おうよ。クイーンサイズのさ、俺いいブランド知ってる」

「この部屋に入りきらないだろう、当分はこれでいい」

このサイズならずっと抱きしめていられるから、とは言わなかった。
そんな臭い台詞を言う年でも柄でもない。

夜明けが来なくても、このままこの悪魔と天使の二つの顔をもった彼を抱きしめて一緒に堕ちていってもかまわないと思う。
これが愛なのか、彼への償いなのか、過ちの代償なのか。

頭に浮かんだ思いを打ち消すように、もう一度透明な羽の蝶に、今度は強く口づけた。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ メチャクチャな話でスマソ
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) 時期的には原作のちょいアトってことで
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