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フラクラ ネタバレ注意

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     | 携帯アプリRPGフ*ラ*イ*ハ*イ*ト*ク*ラ*ウ*デ*ィ*ア妄想SSモナ
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 二刀流主人公+大剣使い親友で2は未クリアらしいよ
 | |                | |             \
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ それで再会ネタとは無謀な…
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
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「□ナード!」
 心配した。本当に。
 雲の下に広がるのは死の世界。何も無い。ずっとそう思っていたから。
 一人で立ち向かうなんて馬鹿野郎。残された方の身になってみろ。何が策士だ、
聞いて呆れるぜ――。

 言いたい事は山ほどあった。
 この親友の嫌味なくらい整った澄まし面を一発殴って反省させてやるんだと決め
ていた。
 だが、大尉の階級章も眩しいダルムシュ夕ットの青い軍服姿のまま、流石貴族と
思わせるノーブルな美貌も何ら褪せぬ無事な……それでいて、確実に何かが変わっ
たのだと、そう一目でわかる姿に用意していた言葉達はすっかり行方を失ってしま
った。

 もの凄い勢いで、胸倉の青い布地を引っ掴む。ここまでは予定通り。
 しかし片手ではなく両手、抉りこむ様な右フックではなく、愕然というに相応し
い怒鳴り声が□ナードの顔面に炸裂する。

「髪は!?」
「……は?」

 仲間を案じ、いつか再び見えんと必死の努力を重ねていたのは□ナードも同じだ。
祖国クラウティアの美しい空とはあまりにも違う禍々しい赤き空に、湧き上がる孤
独感と絶望を意志の力で抑え付けて。
 そして今、ずっと会いたいと願い続けた親友が目の前にいる。その再会の感動を
堪え僅かばかり潤んですらいた切れ長の双眸が点になった。

「髪だ、髪!! あの緑の黒髪はどうしたんだ!?」
「え? あ、ええと……」
「枝毛を探すのが楽しかったのにっ!
 三つ編みして遊ぼうって皆で計画してたのに……!!」

 色々と突っ込みどころが多すぎて話にならない。
 若くして優秀な士官の誉れ高い(筈の)レイナヌ・シルバー□ードは憤怒の形相で、
同僚を締め上げるというより相手に縋り付いている。因みに、熱い抱擁を交わそうと
していた□ナードの両手は虚しく宙に浮いたままだ。

「とりあえず、落ち着け。な?」
 □ナードはぎこちない動作でその手を親友の肩に置き、この男にしては非常に珍し
い事に相手を宥めようと極力優しく話しかける。
 内心大いに困惑しているのだが、激昂して判断力を欠いたレイナヌの目には、従来
表情に乏しい親友の顔はただ不機嫌そうとしか映らない。それが火に油を注いだ。

「これが落ち着いていられるか!
 『女性をうっとりさせる外見』とかいう公式設定のくせに女難男難イベントも女装
イベントも無かったし! お前ばっか格好良くてずるいじゃないか!!
 髪型くらい俺の好きにさせろー!」
「お前言ってる事が無茶苦茶だー!!」

 □ナードはついに逆ギレした。

「久しぶりに会って言う事がそれか、いい加減に……っ」

 自分の声で目が覚めた。
 勢い良く寝台から飛び起き、常に手元に置いている愛剣の柄に手をかけ、辺りを見回
す。すぐに行動できるよう、眠る時でも軍服だ。
 何ら変哲の無い手狭な一室の気配を暫し警戒露に探った後、やっと肩の力を抜いた。

「……夢、か」
 安宿の窓からは、薄紅色の月明かりが差し込んでいる。
 枕元に纏めた僅かな荷物も、卓上の罅の入った水差しも、就寝前と全く変わらぬ位置
にある。
 それが残念だった。こちらが夢なら、どんなに良かった事か。
 汗を含んで湿り気を帯びた髪に指を差し入れる。以前ならば肌に纏わりついて鬱陶し
い事この上無かっただろう。
 涼しくなった項を撫で摩り、ふと親友を思い出す。

 お互いどちらかと言えば生真面目な方だが、相手に関ると血気盛んな一面を発露せざ
るをえない事が多々あった。
 あれはいつだったか――士官学校時代、知り合って間もない頃だったろうか。

 些細な事から取っ組み合いの喧嘩になって、相手の服の釦に髪が引っ掛かってしまっ
た事がある。それだけなら笑い話だが、顔を顰めて痛がったのは自分なのに、ひどく狼
狽したのは彼の方だった。
 引き千切るには確り一束絡まってしまっていてどうしようもなく、行動を共にする事
になった挙句、結局鋏を持ち出して髪を断とうとするのを止めた彼は、あっさりと制服
の釦の糸の方を外して見せた。
 最初からこうすれば良かったんだ、と笑いながら。

 その後、彼の制服に誰が釦を縫い付けるかで上着の取り合いになったが、それこそ笑
い話だろう。
 こんな出来事をいつまでも憶えている自らが気恥ずかしく、僅かに口端を歪める。だ
からあんな可笑しな夢を見たのかもしれない。
 下らない思い出話に興じるのも、相手がいればこそだ。

 明日、ザ一ドなる人物に会いに行く。

 雲の上クラウティアに、忠誠を誓う祖国に、大切な仲間達に――そしてたった一人の
親友に繋がる細い細い糸。
 これが駄目なら後が無い。
 クラウティアは実在する。夢の理想郷ではないのだ。争いも悲しみもある、だが自分
の居場所がある世界。

 必ず帰る。
 でないと、誰があの寝起きの悪い男を朝起こすのだ。
 萎えかける決意を新たに、胸に剣を抱いて今度こそ夢も見ない様な深い眠りに身を委
ねた。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ ……他二人が消えててもも色々変でもキニシナイデAA弄る技術無いって
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) 鉄は熱いうちに打てという事で、勢いだけで書いたってさ
 | |                | |       ◇⊂    ) __
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |
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