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芸人

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガオオクリシマス 某ゲイニソさんです、すいません

「んー…」
ふと目が覚めた。
しかしそれは一瞬のことで、すぐに瞼が重くなる。
もう一眠りしよう。そう思って目を閉じた。
「寝んの?」
突如、上から声が降ってきた。隣で寝ていた人の声。
「…起きてたの?」
寝起きだからだろう、自分の声はくぐもっていた。
「バカ、今何時だと思ってんだよ」
笑いを含んだ声で隣の人は言った。
「何時…?」
「11時」
「嘘…」
今日は一日休みだ、しかし、朝寝坊は良くない。
起きようかと思ったが、余りにも眠かった。
「ほら、起きろ」
「眠い…今日は寝る」
「起きろって」
隣の人は俺の身体をぐらぐらと揺さぶる。
「起きろー」
「起きない…」
「仕方無いな、一瞬だけ目開けてろ」
にやり、と笑うと隣の人はふっと俺の上に覆い被さる。
そして、言ったとおり一瞬だけ、キス。
「ちょ、わ、…ん」
「目、覚めたろ?」
「…覚めた」
「よし、何かメシ作ってやるよ」
俺は、台所ヘ向かう彼の後姿を見つめた。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ…失礼しました。


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