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トッキュー!! 副隊長×現隊長

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                     |  本ヌレの>603,607からネタをお借りしました
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  様子見なのでエロは控え目に
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 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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※雑誌(英訳)連載中の特級。副隊長×現隊長(元×現隊長前提)です

 午後は真田と待ち合わせだ。嶋本は緩む頬を押さえながら掃除に精を出していた。
何を着ていこうか。どこに行こう。ひさしぶりに二人で会えるから楽しみで仕方が無い。
汚れた雑巾を洗おうとしたとき、机の上に放り出したままの携帯が鳴った。
日頃の癖ですぐに飛びついて通話ボタンを押す。
「あーシマ?今日暇だろ?15分で来いよぉ」
「ちょ……!」
 電話の相手は用件だけ告げるとすぐに電話を切った。あとは虚しい電子音が響くのみ。
何故、相手を確かめずに電話を取ってしまったのだろうか。後悔してもすでに遅い。
嶋本は心底嫌そうな表情をしながら額に巻いたタオルを取り去った。
掃除の後片付けもしないままで携帯と鍵だけ持って家を出る。

 一ノ宮の家までは歩いて10分ほどだ。
本当は行きたくないが、遅くなるとそれだけひどい目に合わされるから仕方なく走った。
 きっかけなんてすでに忘れた。覚えていても意味は無い。
気づいたらそうなっていたのだ。真田と付き合っているのに一ノ宮にも身体の関係を強要されている。
ばらす気は恐らく無いだろうが、もし真田に知られたらと思うとぞっとする。
待ち合わせは1400。今は1030。
3時間で終わらせて、家に戻ってシャワーを浴びて……。かなりぎりぎりだ。間に合うだろうか。
 階段を駆け上ってチャイムを鳴らす。入れ、と中から聞こえてきて扉を開けた。
プライベートでは見たくも無いハゲ頭が見えて舌打ちしたい気持ちになる。
「カミさんが実家帰っててなー、欲求不満なんだよねぇ」
「どうせやるんやろ、とっととせぇ」
 吐き捨てるように言って、部屋に上がりながらTシャツに手をかけた。
脱ぎ捨ててベッドルームへ向かう。ベッドへ勢いよく乗り上げて下着ごとジャージを脱いだ。
雰囲気が無いよなぁ、なんてぼやきながら圧し掛かってくる。
首筋をねろりと舐め上げられて不快感にきつく目を瞑った。

「ぐ………っ!」
 いくら抑えていても挿入の瞬間はどうしても声が漏れた。
腰を掴まれ後ろから揺らされてシーツに顔を埋める。早く終わって欲しい。早く、早く。
 真田との待ち合わせを知ってか知らずか、いつもよりねちっこく責められた。
何度もいかされ、腰から下が痺れたようになっていてすでに力が入らない。
足を大きく広げて腰を高くあげたこの体勢を、恥ずかしがる理性なんてとうに消えた。
一ノ宮がいけば終わるだろうと、締めつけようとしてもどうにも上手くいかない。
 声を抑えているのが気に入らないのだろう。一ノ宮が嶋本の両腕をとって上半身を起こす。
膝立ちのような姿勢になりより深く抉られて、とうとう喘ぎ声を漏らした。
「目ぇ開けてみろよぉ」
 吐息とともに耳元で吹き込まれた声に、うっすらと瞼を開くと目の前には鏡があった。
だらしなく蕩けた自分の顔と目が合う。立ち上がってぬらぬら濡れた性器がひどく醜悪に見えた。
目をきつく瞑って首を振る。

「い、いやや……!」
「何が嫌なんだよ、嫌だ嫌だつってもいっつも最後はすごい声出しながらいくじゃねぇか」
 ずるり、と性器が身体の内から出て行く。
ゆるやかに動かされ、親指で乳首を擦られて全身が総毛だった。
口を塞ぎたくても腕ごと抱え込むように抱かれていてどうにもならない。
「いやや……」
 荒い息の中、それだけを絞り出した。

 結局解放されたのはそれから数十分経った後だった。
ぐったりとシーツに沈み込んだままどうにか息を整える。
中に出された物がとろとろと流れ出て気持ち悪い。早く帰らないと。
壁にかかっている時計を見ると、約束の時間まで15分前。
急いで帰っても約束に間に合いそうにない。
 嶋本はだるい身体を叱咤して立ち上がった。
ベッドの下に放ってあった服を拾って着替え始める。
一ノ宮は手を貸す素振りも見せず、ペットボトルを傾けながらその様子をにやにやと眺めるのみだった。
ふらつきながら玄関に向かうのを止めようとはしない。

「帰る」
「おう」
 またな、と続けられた言葉が嶋本の心を暗くさせた。
またいつか、こんな事があるのかと思うだけで憂鬱だ。
電話なんて無視すればいいのだろうが、一ノ宮の瞳の奥にどこか底知れない恐ろしさを感じてどうしても逆らえないのだ。
 玄関を出てから嶋本はすぐに携帯電話を手にした。
シャワーを浴びずに真田に会うことなんて出来ない。
家に帰るとどうしても約束には遅れてしまう。せめて電話を。
 短縮の0番。呼び出し音が2回鳴って、すぐに真田の声が聞こえてきた。
「もしもし」
「真田さん?俺です。すみません今日の約束なんですけど……」
 母から電話がかかってきて長話に付き合わされた、と苦しい嘘をついて約束の時間を変更してもらった。
快く応じてくれる真田の優しさが辛い。
声の温かみが疲弊しきった心に沁みて泣きそうになって、慌てて電話を切った。
 携帯電話を閉じた途端、嶋本の目から涙が零れ落ちた。
真田が何も知らないのがせめてもの救いだった。辛い思いをするのは自分ひとりでいい。
失望されたくない、嫌われたくない。愛しているのだ。そう思うのは当然の事だろう。
 早く真田の顔が見たい。何にもなかった風に笑って、それから、それから。

 嶋本の声が疲れているのを感じた真田は、通話を終えてすぐ一ノ宮に電話をかけた。
「もしもし」
「おう」
「シマを呼び出したな」
「あー、うん。お前と約束があるんだっけな、今日。早く終わらせようとやっきになって面白かったぞぉ」
「そうか。あまり無茶はしないように」
「お前のおもちゃだもんな。わかってるって」
 短い会話を終えて電話を切る。その顔には微かに愉悦の表情が浮かんでいた。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ お粗末さまでした
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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