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野球 劇場王×死神様

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  某スポーツ板のネタスレより、劇場王 → 死神様だよ
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|   完っ全に需要無視で申し訳ないっす
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 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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邪魔するぜ、と慣れた感じに足を踏み入れた大して広くないその部屋は、
いつもと違って、不思議なほどにガランとしていた。
一人は机に伏したまま微動だにせず、もう一人の小さな見習い会員は、
机にちょこんと顔を乗せて、ぼんやりとテレビを眺めていたが、
こちらの足音に気づいたらしく、真ん丸な瞳をこちらに向けると、
慌てたように、こんにちは、と頭を下げた。
お茶でも入れてきます、と言って見習い会員はせわしなく立ち上がり、
テレビの電源を落とすと、俺の横をすり抜けて、そそくさと部屋を出ていった。
ぷつん、と画面の切れる音に続いて、ぱたん、と扉の閉まる乾いた音。
残されたのは、古い時計の秒針が刻む、無機質で規則的なつまらない音だけで。
何が起こるか分からない緊張感を楽しむことを信条としている自分にとって、
静寂が支配するこの空間は、耐え難いものだった。

ふ、と残されたもう一人の男を見る。
自分の対極となるような存在であり、巷では、死神、と呼ばれている彼。
身体の前に重ねた腕に顔をうずめ、丸めた背中は一定のリズムで小刻みに揺れていた。
微かに聞こえる吐息の音。どうやら眠っているらしかった。
傍から見ると暑苦しいことこの上無いような、黒い装束は相変わらずだが、
普段は彼の纏う独特の冷たい空気が、それを全く感じさせない。

しかし、今日は違う。少し生温いような、柔らかいような、ヒトの温度。
それが部屋全体に伝わっているような、そんな気配。
何となく、自分がここに居てはいけない様な、そんな気がして、
手持ち無沙汰にゆらゆらと視線を彷徨わせる。
時計、テレビ、白い壁―― 淡色な部屋の面白みのない景色が頭の中をぐるぐると回る。
最終的に止まったのは、彼の姿、そして誰もいない机の周り。
近くもなく、離れすぎてもいない、彼の斜め前の位置に静かに腰を下ろした。

自分らしくないな、と思う。
別に彼をこのままそっとしておこうと思っていたわけではない。
今日もいつもと同じ様に、彼と言葉を交わすためだけにここに来たのだから。
自分とは正反対の彼。相容れる事もないだろうし、そのつもりもない。
でも、気になって仕様が無い。仕様が無いから、ここに来る。
こちらはひたすら軽口を叩き、むこうは冷たくそれをあしらう。
大して意味もない会話の繰り返し。たったそれだけのことなのに、
そんな日常を、どうしようもなく気に入っている自分がいる。

おかしな気分を振り払う様に、無意識に掌が机を叩いた。
目の前に置かれたリモコンが大きく跳ねて音を立てる。
彼の頭が揺れ、項垂れ、そしてゆっくり持ち上がる。

「ひとちゃん、おはよ」

咄嗟に浮かべた余裕の笑み、投げかけた軽口は、
かなり動揺していたせいか、少し裏返っていた。
彼は少し眠たげな切れ長の目を、緩慢な様子でこちらに向けて、小さく溜息をついた。
白い肌と黒い服、はっきりしすぎるコントラストはちかりと眼を焼く様で、
幾度も瞬きを繰り返す。

「またお前か」

呆れた様に、疲れた様に、呟く彼の声。
冷たくも美しいその音が妙に心地よくて、俺は声を上げて笑った。

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 | | □ STOP.       | |
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本スレが最近荒れがちでむしゃくしゃして書いた。
反省はしていない。


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