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芸人 殿堂入りエロス×低い声の後輩

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
鯨任ナマモノ注意!
殿堂入りヱロス×低い声の後輩
規則的な振動音で目が覚めた。

枕元に目をやる。ちかちかと点滅しながら静かに振える携帯。
まどろむ思考の中それに手を伸ばす。
まだ隣りで寝ている恋人を起こさない様に静かな手つきで。
随分と長く振動していたと思ったら、どうやら電話がかかって来ていたらしい。
発信元はマネージャー。

緊急の話ならば早く出なければ。

「もしもし、」
『あぁ良かった、やっと出てくれた。
実はね、急の仕事が入っちゃいまして、』
やはり仕事の話か。
電話に気付いて良かったと、かすかな安堵。
側で寝息を立てている人物の事も忘れ、少しの間話し込んだ。
明日の予定の変更のこと。それと新しく入った来週の仕事のこと、それから、
「…あき、」
ふいに名前を呼ばれた。
一旦電話口を塞ぎ、声のした方に顔を向ける。
薄暗闇でこちらを見つめる端整な顔。
「あ、すんません。起こしてしまって……わっ」
ゆっくりと近付いて来た彼に後ろから抱き締められた。
「仕事の話やろ?ええよ、話してて」
「…あ、ありがとうございます」

そうは言うものの、抱き締める腕を緩めてはくれない様だ。まぁ良いというのなら電話を続けるとしよう。そう思い、マネージャーとの話を再開した。
「もしもし、あぁ、ごめんもっかいゆうて………、っ!」
突然得居さんの手が俺の服の中を探り出した。慌てて注意しようと振り返る。

「俺の事は気にせんでええから、電話続け?
ほら、大事な話なんやろ?」
にやにやといやらしい笑顔を浮かべ、電話を続けるよう促す。
電話口から洩れるもしもし、という焦った声。ここで電話を切る訳にはいかない。何より得居さんがそれを許してはくれないだろう。
俺は再び電話を耳にあてた。
「ごめ、眠くてぼーっとしてたわ。何やったっけ、」
ですからね、と若干苛ついた様に仕事の話を始めるマネージャー。
その話を聞いている間にも彼の手は身体を這っていく。
その指が徐々に胸の方へ伸びていき、尖端に触れた。
細長い指にそこを押しつぶされたりつままれたりを繰り返され、俺の意識は電話から離れ彼の指を追っていってしまう。
「…っ…!」

電話の向こうに感づかれない様に声を堪えていると、今度はもう一本の手がズボンの中に侵入してきた。
下着の上からゆっくりと自身をなぞられる。
「…っ、…ん…」
声を出してはいけない。
そうは思っていても、胸と自身に同時に与えられる刺激に理性が飛びそうになる。
「日月、かわい…」
耳元で低く囁かれ、身体が震えた。
下着の中に伸ばされた手が徐々に高ぶり始めたそれを慣れた手つきで扱く。
「…っ…!んっ…、ぁ…!!」
下半身に広がる甘い痺れ。
意識は完全に彼の指の動きひとつひとつに奪われ、携帯を握る手にも力がこもる。

身体がびくり、と跳ね
白色の欲を吐き出した。

「…っは、ぁ…、…ん、」

「早…人に聞かれてる思たら興奮したん?ほんまやらしいなぁ…」

畜生、誰のせいだ。
吐精後の倦怠感の中、心の中で毒づく。

「あ、」

電話。
すっかり忘れていたその存在を思いだし、きつく握りしめていた右手を開く。
しかしすでに通話は途切れていた。

「最悪や…!」
「あーあ、お前がちゃんと電話に集中せんから向こうが怒って切ったんとちゃう?」
あはは、と脳天気に笑う男前、の頬を思いきりつねってやる。
「ったたた!何すんの大事な商売道具に」
「むしろそっちこそ何してくれはるんですか!
あぁも、ほんま最悪や!服、取り換えな…」
「あ、折角やし一緒に風呂入ろか」
つねる指先に力を込める。
「ぃでで!ちょ、ほんま痛いって!悪かった!すまん、謝るから離してーっ」
「…」
必死な様子がおかしくて、素直に指の力を抜いてやった。「…ふろ、」
「え?」
「入りますけど、…どうしますか?」
「どうって…?」
「…やっぱりなんでも無いです。風呂入って来ます」
「入る入る!一緒に入るよ!」
こんな事で小さな子どもみたいに喜んで。

馬鹿だなぁ。

お互い様だけど。

「風呂ん中で変な気ぃ起こしたら刺しますよ」
「…」
先、入ってますから。そう言い残して風呂場に向かう。
きちんとさっきの事を謝って来たら、優しくしてあげようか。
結局の所、彼に甘過ぎる自分に呆れながらもそんな事を思ったのだった。

|>STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )

甘エロスを目指したらギャグになったよ!

orz


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